ハイスクール!奇面組
| ハイスクール!奇面組 | |
|---|---|
2026年版のテレビアニメのロゴ | |
| ジャンル | 学園、コメディ、ギャグ |
| 漫画:3年奇面組 | |
| 作者 | 新沢基栄 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| レーベル | ジャンプ・コミックス |
| 発表号 | 1980年41号 - 1982年17号 |
| 発表期間 | 1980年9月 - 1982年3月 |
| 巻数 | 全6巻 |
| 漫画 | |
| 作者 | 新沢基栄 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| レーベル | ジャンプ・コミックス |
| 発表号 | 1982年18号 - 1987年30号 |
| 発表期間 | 1982年4月 - 1987年6月 |
| 巻数 | 全20巻 |
| 漫画:帰ってきたハイスクール!奇面組 | |
| 作者 | 新沢基栄 |
| 出版社 | マガジンハウス |
| 掲載誌 | POPEYE増刊 2000年12月1日号 |
| レーベル | ジャンプ・コミックス デラックス(集英社) |
| 巻数 | 全1巻 |
| 漫画:フラッシュ!奇面組 | |
| 作者 | 新沢基栄 |
| 出版社 | スクウェア・エニックス |
| 掲載誌 | 月刊少年ガンガン |
| レーベル | ガンガンコミックス |
| 発表号 | 2001年10月号 - 2005年6月号 |
| 巻数 | 全3巻 |
| その他 | 現在中断 |
| アニメ:ハイスクール!奇面組(1985年版) | |
| 原作 | 新沢基栄 |
| 監督 | 福富博 |
| キャラクターデザイン | 金沢比呂司 |
| 音楽 | 菊池俊輔 |
| アニメーション制作 | 土田プロダクション(第1話 - 第7話) スタジオコメット(第9話以降) スタジオぎゃろっぷ(第8話 - 第26話の一部回) |
| 製作 | フジテレビ、NAS |
| 放送局 | フジテレビ系列ほか |
| 放送期間 | 1985年10月12日 - 1987年9月26日 |
| 話数 | 全86話 |
| 映画:ハイスクール!奇面組 | |
| 原作 | 新沢基栄 |
| 監督 | 福富博 |
| 脚本 | 小山高生 |
| キャラクターデザイン | 金沢比呂司 |
| 音楽 | 菊池俊輔 |
| 制作 | スタジオコメット |
| 製作 | 日本アドシステムズ |
| 封切日 | 1986年7月12日 |
| 上映時間 | 51分 |
| 舞台:舞台 ハイスクール!奇面組(第1作) 舞台 ハイスクール!奇面組2 〜嵐を呼ぶ変態ライバル対決〜(第2作) 舞台 ハイスクール!奇面組3 〜危機一髪!修学旅行編〜(第3作) | |
| 原作 | 新沢基栄 |
| 脚本 | 田中大祐 |
| 演出 | なるせゆうせい |
| 上演劇場 | 第1作:全労済ホール/スペース・ゼロ 第2作以降:草月ホール |
| 上演期間 | 第1作:2017年6月1日 - 6月4日 第2作:2018年8月2日 - 8月10日 第3作:2020年11月18日 - 11月23日 |
| アニメ:ハイスクール!奇面組(2026年版) | |
| 原作 | 新沢基栄 |
| 監督 | 関和亮 |
| シリーズ構成 | 村越繁 |
| キャラクターデザイン | 阿部由佳 |
| 音楽 | 岩﨑琢 |
| アニメーション制作 | アニメーションスタジオ・セブン |
| 製作 | 奇面組製作委員会 |
| 放送局 | フジテレビ系列ほか |
| 放送期間 | 2026年1月9日 - 3月27日 |
| 話数 | 全12話 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画・アニメ・ゲーム |
| ポータル | 漫画・アニメ・ゲーム・舞台芸術 |
『ハイスクール!奇面組』(ハイスクール きめんぐみ)は、新沢基栄による日本の漫画[1]、およびそれを原作としたテレビアニメ、劇場版アニメなどのメディアミックス作品。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)において、『3年奇面組』は1980年10月13日41号から1982年4月12日17号まで、『ハイスクール!奇面組』は『3年奇面組』が終了した翌週の1982年4月19日18号から1987年7月6日30号まで連載された。累計発行部数は1000万部を記録している[2]。
新沢の漫画家デビュー作である『3年奇面組』(さんねん きめんぐみ)において中学生だった主人公の高校進学に伴い、『ハイスクール!奇面組』にタイトル変更したものが本作である(アニメでは中学生編を含め『ハイスクール!奇面組』として制作された)。
ここでは『3年』から『ハイスクール!』を通して解説するほか、スクウェア・エニックス『月刊少年ガンガン』にて連載された『フラッシュ!奇面組』についても取り扱うこととする。
概要
架空の学園である「一応高校」を舞台にして、一堂零・冷越豪・出瀬潔・大間仁・物星大から成る5人組「奇面組」と、河川唯・宇留千絵などの個性的なキャラクターたちが活躍するドタバタギャグ・コメディ作品。
奇面組はその名の通り、変な顔の5人組であるが、「他人に笑われようとも自分の個性を堂々とさらけ出し、世の中を味付けする調味料になろう」をモットーに、日夜“変態”(後述「「変態」について」を参照)な珍事を繰り広げる。奇面組のほかにも、「色男組」「腕組」「番組」「御女組」といった五人組も登場する(奇面組同様、中学時は「3年○○組」として登場している)。
本作の「変態」の定義について
本作品内における「変態」の定義とは、主に奇人・変人または異常な行動状況を指すものであり、転じて「人知を超越した存在」という位置づけになっている(手足が伸びる、壁を歩いて登る、突然動物に変身するなどの超人的な行動もこれに含まれる)。ただし、まれにギャグとして(一般的に広く認知されている)「変態性欲」の意味で使われるケースもある[3]。
作品の特徴
- 主に奇面組の5人が、動きの激しいギャグシーンなどで通常の頭身(主に6頭身)から胴体を縮めた2頭身(デフォルメ)の姿に変わることが多々ある。特に奇面組リーダーの一堂は2頭身になる頻度が高い。新沢は「コマに収めるために、だんだんと頭身が縮んでいった結果なのですが、『ハイスクール!』からは少し意識して描いていたかもしれませんね」とコメントしている[4]。
- 一話完結の話が中心。そのほか、前・後編に分かれているエピソードや、いわゆる「帰宅部」の奇面組がクラブ(部活動)の助っ人としてライバルとスポーツなどで対決する「クラブ挑戦シリーズ」といった長編シリーズもある。
- 「ボケ役」に対する「ツッコミ」の表現がかなり激しく、殴り倒す、蹴り飛ばすなどのほかに、ギャグ漫画定番の巨大ハンマーやハリセンといった武器も登場する。いずれにしてもギャグ的表現なので、ダメージは一切残らない。新沢は「『シティーハンター』の100tハンマーは、ボクの真似ですよ(笑)」と語っており、同記事では画期的な発明と紹介されている[4]。
- 下ネタはほとんど見受けられず、スケベキャラの出瀬潔が女生徒のスカートめくりをする際でも、スカートの中は見せないほどである[注 1]。
登場人物関係
- 立ち位置
- 奇面組の5人 - 零をセンター位置として、画面に向かって左から「大・豪・零・潔・仁」となっている(バリエーションとして、前列に豪・零・潔、後列に大・仁というパターンもある)。なお、奇面組以外の組についても立ち位置が決まっている。
- ヒロインの2人 - 基本的に、画面に向かって左から「千絵・唯」となっている。なお、零を中央に加えて「千絵・零・唯」、または「唯・零・千絵」と並ぶ場合もある。
- 登場人物が歳をとる。ただし、卒業の時期を迎えた中期に連載上の都合により「作者がタイムワープ(後述)して過去のエピソードを描く」という設定が出てくるため、最終回直前まで高校3年生のまま同じ年度が繰り返された。なお、アニメ版ではこのタイムワープ設定は存在しないが、卓 球魔や音成久子といった原作でタイムワープが発生したあとの新キャラクターも登場する。
その他
- 一応高校の校舎は上空から見るとHIGH SCHOOL(=高等学校)の「HIGH」の文字になっており、先頭の「H」「I」が本校舎、「G」は体育館、そして4文字目の「H」は部室棟に該当する。
- コミックスに収録する際、キャラクターの表情や背景などが細かく加筆・修正されている。さらにジャンプコミックスセレクション版(および文庫版)へ再収録される際は、次のような改訂が行われている。
- 長編シリーズ「校内異種格闘技戦の巻」がジャンプ・コミックス14巻と15巻に分かれることを避ける都合で、14巻「きみの手料理が…の巻」の後の2話は「校内異種格闘技戦の巻(その1、その2)」から豪の実父のエピソードである「帰ってきた男の巻」「約束の男の巻」に入れ替えられている。
あらすじ
【3年奇面組】
一応中学校二年生の女子生徒河川唯と宇留千絵は普通で退屈な学園生活を送っていた。そんなとき、一学年上にいる悪名高き名物集団奇面組と遭遇する。一堂零、冷越豪、出瀬潔、大間仁、物星大の5人の奇面組メンバーは個性豊かという表現を通り越したハチャメチャな連中だった。彼らをすっかり気に入ってしまった唯となし崩しに付き合わされた千絵は奇面組と行動を共にするようになる。一方、奇面組の担任である伊狩増代や体育教師の石砂拓真は零たちにすっかりかき回されていた。
だが、零の同級生たちには他にも個性的な名物集団がいた。スポーツ万能な雲童塊率いる腕組、不良グループのリーダー似蛭田妖率いる番組、女子に人気の切出翔率いる色男組、ガリ勉骨岸無造率いる骨組。彼らは問題集団として教師たちを悩ませていた。さらに「番組」と対立するスケ番天野邪子率いる御女組も登場する。
やがて春になり、進学した「骨組」を除く他の名物集団は揃って留年。唯、千絵と名物集団たちは同級生となり、さらに別の名物集団も登場し校内行事ごとに馬鹿騒ぎを繰り返した。そして一目惚れした唯を追って転校してきた自称万能少年で苦学生真実一郎は唯を巡り零を一方的にライバル視する。
受験シーズンを迎えて進路の異なる零たちと唯たちは「一先高校」と「応生高校」とに別れて進学することになり、応生高校への転任が決まっていた伊狩は零たちの卒業にホッと胸を撫で下ろしていたが、一先高校の廃校に伴い姉妹校の応生高校との合併が決まり、一応高校が誕生する。思わぬ展開に唯たちは大喜びするが、伊狩は暴れるほどのショックを受けた。
【ハイスクール!奇面組】
やっと進学した零たちは引き続き他の名物集団や唯、千絵、真実らと共に「一応高校」に通うことになる。零たち10組には新たな顔ぶれとして二階胴面一、物月珠美、織田魔利がクラスメイトに加わり、担任には伊狩の後輩である若人蘭が務めることになる。また、「教育実習生」として10組に来た熱血教師事代作吾は若人に一目惚れ。後日、一応高校に赴任して10組の副担任となる。一方、伊狩と石砂は結婚して正式に夫婦となる[注 4]。
唯と千絵は塊の双子の姉雲童命が主将を務めるバレーボール部に入部し、「奇面組」は各部活を入部して回る。また当初からお互い気があるが上手く振る舞えない零と唯、腐れ縁のせいで互いに意識しあうようになった豪と千絵の恋愛模様も描かれるようになる。さらにキャラクター性を確立した各登場人物の家族たちも登場。また、零の幼馴染みで宿命のライバル春曲鈍と「一堂家」とは犬猿の仲である「音成家」の一人娘で掟破りの成人女子高生音成久子も加わる。
連載の長期化に伴い、新沢が「タイムマシンでループする」を繰り返していたが、腰痛の悪化などにより連載終了が決定した。
それぞれの進路が決まる中、零が交通事故に遭い入院してしまう。零の父・啄石と医師の会話を偶然聞いてしまった唯は零が深刻な病気を抱え、それを察した零が書いた「遺書」と受け取れるノートを読んでしまい、寝ている零にキスをする。だがそれが全くの誤解とわかり、豪と千絵が夫婦になるなどさらに数年後の未来を描いた。最後は、ふと気づいた唯が中学の教室で千絵と話している場面に切り替わり、「奇面組」と初めて遭遇した廊下に向かう場面で終了した。
【帰ってきたハイスクール!奇面組】
『ハイスクール!奇面組』を補完するエピソードで、本編との重複をしないことを意識して描かれた新作エピソード。平成という時代を意識し、細部を微妙に変化させている。既出のキャラクターのエピソードに限定され、新キャラクターはいないが前作では遺影のみだった零の母親・一堂直利が生前の姿で登場している。
【フラッシュ!奇面組】
『3年奇面組』、『ハイスクール!奇面組』の基本的設定を踏襲した新作。時代背景を「昭和」から「平成」に変えたことで細部をリニューアルした上で連載開始。
登場人物
登場人物の名前は、ほとんどが一堂零(=「一同、礼!」)などといったダジャレが利いた語呂合わせになっている[注 5]。
連載の経緯
3年奇面組(中学時代)
新沢が漫画家デビューを目指してフレッシュジャンプ賞に応募した漫画作品『3年奇面組参上』(ジャンプ・コミックス 3年奇面組 第1巻に収録)に登場するキャラクターおよび世界観をベースに、奇面組の中学3年から卒業までを描いた作品。第1話は、ヒロインで当時「一応中学校」2年の河川唯と宇留千絵が校内で上級生の奇面組と出会うところから始まる(アニメ版では、唯が転入した時点ですでに奇面組と千絵が同級生となっている)。
新沢は従来漫画やアニメでは定番である「マンガの登場人物は年をとらない」という手法を「しらじらしくなってしまいそう」という理由から避け[5]、『3年奇面組』のキャラクターに毎年きちんと年をとらせることとした。また中盤では、奇面組の後輩である唯や千絵と同じ教室でストーリーを展開させるために、奇面組を落第・留年させることで同学年になるように調整された[注 6]。その際、骨組を除く[注 7]各集団も留年させている。
奇面組が作中2回目の受験をした際には、何とかつじつまを合わせて奇面組と唯・千絵を同じ一応高校[注 8]に通わせることに成功、晴れて『ハイスクール!奇面組』として続けてゆくことになった。その際、主要な教師陣も一応高校の教師として異動している。
新沢はのちに「(読者からは)『3年奇面組』は“ギャグ”で『ハイスクール!奇面組』は“コメディ”という意見もあって、確かにそういう見方もできる。『3年奇面組』の頃はまだ漫画のノウハウも全然知らず、ノリとテンションのみでだけで頭に思い浮かんだキャラクター、ネタ、イメージを動かしていたんですよ」と語っている[6]。
ハイスクール!奇面組(高校進学後)
奇面組の高校時代を描いた作品。便宜上『3年奇面組』の続編に位置する。登場キャラクターの入れ替えや制服の変更などが行われたほか、これまで集団で動いていたキャラクターを独立させて描いたり、奇面組が各クラブに挑戦するエピソードが多く描かれるようになった。新沢も「『ハイスクール!奇面組』になってからは読者にわかりやすくすることを心がけ、(つまらない話を平気で描いてしまわないように)一話ごとに自分で描いていて何かひとつだけでも満足できるようにチャレンジするようになったんです」と語っている[6]。
タイムワープ設定
当初『ハイスクール!奇面組』は、時間の経過どおりに描いて1985年3月の高校卒業で完結させる予定であった。しかし、「This is 卓球boy!の巻」[7]の冒頭で唐突にタイムワープによって1年前(1984年)の春にストーリー時間が巻き戻される。これは、新沢が終了したい意向を担当に伝えたものの話を上層部に通してもらえず、「人気と余力があるうちは続けてほしい」と言われて連載継続を余儀なくされたためである。
もともと、奇面組たちの高校卒業後を描くつもりがなかった新沢は、苦肉の策として「作者がタイムマシン『集英号』に乗って1年前に戻り、再び3年生の頃の話を描く」という手法で切り抜けることとなった[6][8]。あくまで同じ年の違った出来事を拾い出すという体裁のため、重複した事件や行事の話などはないが[9]、後付けの形で多くの新しいキャラクターが登場した。
アニメ化後、最終回に至るまで
最初の連載継続を決定してからほどなくして、新沢のもとへ3度目のアニメ化のオファーが舞い込んだ(それまでは断っていた。後述の「テレビアニメ(1985年版)」の項を参照)。これを承諾したことで必然的に翌年も続けざるを得なくなり[8]、タイムワープを繰り返す中で連載は終わりどころを失ってしまう。新沢は当時の迷走期について、のちに「何度も(ストーリーの)同じ年度を繰り返すことになって、正直つらかった」と語る[6]。
持病の腰痛が悪化する一方で[1]だんだん締め切りに遅れるようになり、さらに1987年5月中旬にはアシスタントを担当していた佐藤正が『燃える!お兄さん』でメジャーデビューして独立した[10]。このためアシスタント不足にも悩まされ、『週刊少年ジャンプ』1987年18号からの巻末コメントはほとんどが編集担当の長谷川によるアシスタント募集のアナウンスだったほどである[11]
やがて新沢の腰痛が極限に達し[1]、ついに『週刊少年ジャンプ』1987年5月25日24号、6月1日25号と2週にわたり原稿を落とせざるを得なくなった[8]。それをきっかけに集英社の上層部との話し合いの場が設けられ、休養をはさんだあとに単行本穴埋め用の2話と奇面組の卒業後の話を描いたラスト3話の計5回を描いて連載終了という話に落ち着いた[6]。ラスト3話はタイムワープ設定を持ち出す前からすでに新沢が大まかに用意していたものだったが[8]、引越しのごたごたでネーム(コンテ)を丸々紛失してしまい、実際には思い出しながら描いていたという。
最終回の「夢オチ」騒動
1987年7月6日発売の『週刊少年ジャンプ』30号掲載分「さらば奇面組の巻」をもって、『3年奇面組』以来7年近く続いた『ハイスクール!奇面組』の連載は終了した[11]。
この最終回のラストシーンは、社会人になった唯が出勤途中で偶然(?)通りかかった零の自転車に乗せてもらっているところで、いつの間にか一応中時代に戻っていた[注 9]、というものであった。そして唯の「『奇面組』は自分の空想だったのかもしれないが、彼らはきっといると信じたい」という旨のモノローグが添えられつつ、千絵と校舎の廊下を歩いているカットでストーリーが終わっている。
新沢はムック本『帰ってきたハイスクール!奇面組』のインタビュー記事にて[6]「最後は(空想なのか、正夢なのか)どっちとも取れるように描いたつもりだったんですが、悪いふうにしか取られなかった。愛蔵版の単行本では、描かないとわかりにくいかなと思って走ってくる零くんの影を描き足した」とも語っており[1][6]、平成になってから発売された愛蔵版および文庫版の最終回では、ラストのコマに『3年奇面組』第1話の冒頭と同様にトンカツをくわえて廊下を駆けてくる一堂零のシルエットが加筆されている[12]。
後に新沢はインタビューで「正直、(あの最終回を)夢オチと言われるのは心外なんです」と述べた[13]。また「話が終わっても、みんなの中でイメージが生き続けて欲しいという思いを込めて、第1話目にループする形にした」とも語っている[1][13][14]。
なお、テレビアニメについては連載終了後の同年9月26日まで放送された。
リバイバル版
80年代マンガリバイバルブームが始まると、新沢基栄は依頼され[15]、「奇面組なら描けるかなぁ」と考えながら協力する形で[15]「80年代を象徴するギャグマンガ」として以下の作品を12年ぶりの新作として発表した。
- 『ハイスクール!奇面組 世紀末編』ラッシーウィーンの巻(1999年、ワールドフォトプレス『コミック★フィギュア王』掲載[15][16]、以下「コミックフィギュア王」)
- 『帰ってきたハイスクール!奇面組』はじめての番台の巻(2000年、マガジンハウス『POPEYE』599号(11月27日号)掲載、以下「POPEYE本誌」)
- 『POPEYE増刊 帰ってきたハイスクール!奇面組』[17](2000年、マガジンハウス[17]、以下「ムック本」)
これらは『ハイスクール!奇面組』の外伝に位置づけられ[21]、同じ時間軸(非パラレルワールド)ではあるが従来のエピソードと重複した話はない。
また「POPEYE本誌」や「ムック本」においては、欄外に「新沢先生の作品が読めるのはマガジンハウスだけ!?」とメッセージが書かれた[17]。
そして「コミックフィギュア王」と、「ムック本」に転載された記事と追加された記事も含めて、以下の企画が両誌に特集記事として掲載され、現在では「奇面組シリーズ」の貴重な資料となっている[17][22]。
- ぼくたちも好きだった「ハイスクール!奇面組」[23] - 「奇面組」と新沢への著名人からのコメント集
- 新沢基栄ロング・インタビュー[24][25][6]
- 「奇面組」名場面集[26]
- 「奇面組」シリーズ作品リスト[27][28]
- 『ハイスクール!奇面組』の『週刊少年ジャンプ』掲載号の新沢基栄の巻末コメントがまとめられている。
- 対戦型「奇面組」キャラクターカード[29]
- カードには各キャラクターの身長、体重、通称と、血液型の情報が記載されている。
- 新沢基栄が所有していた『奇面組』グッズカタログ[30][31]
- 新沢基栄と佐藤正の対談記事[19][20]
- 1985年アニメ版 河川唯役・高橋美紀と宇留千絵役・松井菜桜子のインタビュー記事[32]
- リバイバル版「ハイスクール!奇面組」新沢基栄による解説[33]
後に、一連のリバイバル作品となった『帰ってきたハイスクール!奇面組』は後述のトラブルを経て、特集記事を除いたマンガの箇所のみ、2004年に集英社から改めて単行本として刊行されており、現在でも電子書籍で購入可能となっている。
原稿紛失問題
一方で、上記の『帰ってきたハイスクール!奇面組』の際に使用された原稿が丸々紛失されるというトラブルが発生し、それに対する編集者の態度に激怒した新沢は、2003年に原稿料と慰謝料合わせて610万円の損害賠償を求めて係争を起こした。
なお後に、その紛失したといわれる原稿については掲載された各誌発行の際の印刷時に保存されていたデータから復元し、集英社から単行本として一括掲載されている(後述)。
フラッシュ!奇面組
2001年9月から、エニックス(後のスクウェア・エニックス)『月刊少年ガンガン』にて『フラッシュ!奇面組』が連載開始された[15]。
『フラッシュ!』の連載が始まったのは、新沢基栄によれば、依頼をされて前述の『コミックフィギュア王』や『帰ってきたハイスクール!奇面組』のリバイバル版を協力する形で執筆発表していたら、いつの間にか「『奇面組』が復活した」ことになっていた。そうしたらしばらくして『ガンガン』の方から『奇面組』の新作連載の話が来たという[15]。新沢は「『奇面組』を知っている読者に向けてだけ描けばいいというものじゃない」と考え、受けるかどうかを悩んだという。描きたいという欲求よりも、昔『奇面組』の連載をしていたテンションに戻れるかどうかという不安の方が大きかった[15]。それでも「月刊での連載ならなんとかなるか」と思い直して『フラッシュ!』の連載開始を決めた[15]。
留年直後の中学3年生から再度描き直されているが、服装や一部のキャラクターの髪型などが当時の平成の現代風にアレンジされるほか、ストーリーなどにおける設定変更が行われている。
また、高校進学後の流れは現実より遅くなっている。新沢は「週刊の時には無かったペース配分が難しかった」。また月刊では何か月も前から執筆しているため、季節感が捉えにくかった。週刊連載の時は思い浮かんだネタをすぐに連載に反映させることができたが、月刊では数ヶ月後には忘れられるようネタはマンガの中では使えないデメリットがある、と考えるようになった[15]。時間軸に関して新沢は当初、季節にあわせて3年間で進行する予定だったが、月刊ベースで早すぎるために無視することにしたという。時代についても新沢は「微妙(笑)」であるとし、「今のネタ入れてもいいやって思うし、作りにくくしてもしょうがないし…。以前やったような『3年奇面組』から始まって『ハイスクール!奇面組』というのは、実際にやってみないとわからないってところまではきてますね」と答えている[34]。
しかし新沢の健康状態から休載が多く、2005年6月号を最後に連載は途絶えた。単行本もガンガンコミックスとして3巻まで刊行されたが、2005年6月号掲載の「秋はやっぱり○○の秋!?の巻」は単行本未収録となっている。
番外編
本編と直接関わりのない番外編も存在する。特に『ハイスクール!』の「ワラトルマン」が主人公の「ウルトラ編」はシリーズ化され不定期に何度か登場した。また『ヤングジャンプ増刊 シゴト魂』(2005年11月5日増刊号)にもワラトルマンの読切「ワラトルマン〜やっつけ隊のお仕事〜」が掲載された。
主な作品
下記に掲げるほか、いくつか単行本収録のショートストーリー作品がある。
- 『3年奇面組』
- ちょっとSFシリーズ「チトタリン王国SOS」(連載1周年記念)
- 「ひまわり・ちゅ〜りっぷ」
- 『ハイスクール!奇面組』
- 刑事編「7人の刑事くん太陽にハングマン」(連載100回記念)
- 「荒野のガンマン暁に野獣死すべし!」
- 「怪傑豪くんマン」
- 冷越豪が主役の「ご町内の正義の味方(と見せかけた変人迷惑譚)」ショートストーリー。
- 本作単行本のほか、短編集「古代さん家の恐竜くん」にも収録。短編集には読み切り作品も収録。
- 「千絵ちゃん仮面」
- 宇留千絵が主役のショートストーリー。
- 「豪くんマン」と同じ世界観であり、両者がすれ違う一編がある。
ウルトラ編
連載200回記念として始まった『ウルトラマン』のパロディーシリーズ。
怪獣退治を任務とする「宇宙科学防衛警備 一応秘密武装怪奇とにかく怪獣やっつけ隊」、通称「やっつけ隊」。
隊長は事代作吾。参謀兼科学者の陸奥五郎は多くの武器や戦闘用マシンを開発するが、怪獣相手には所詮通用しないものばかり(途中から少しはましになる)の役立たず集団で、一般市民からも物笑いの種にされることも珍しくない。隊員は奇面組と河川唯、宇留千絵。
その中でもダメ隊員としてお荷物扱いされている一堂零は、いざとなると特殊乾電池(太陽電池)を使用し「ワラトルマン」に変身、怪獣と対決する。
このシリーズ限定で登場するキャラクターおよび怪獣に関しては、ワラトルマンとやっつけ隊編の登場キャラ・怪獣を参照。
キャラレル・ワールド
『3年奇面組』第6巻に収録された前後編[35]。正しくは番外編ではないのだが、本編の筋とは外れた物語となるため、番外編扱いとして記載する。
ある日の朝、遅刻しそうになった零と唯は近道をしようとして壁に開いていた穴の中を通ったところ[36]、「パラレルワールド」に足を踏み入れてしまった[37]。この「パラレルワールド」では御女組がぶりっ子集団[38]。番組は生徒会集団[39]。色男組(本編内での名称は不明)は美少女集団[39]。宇留千絵は「千絵三郎」という名の不良少年となり[40]、そして腕組は変態集団となっており[41]、登場人物は皆、「本来の世界とは性格や立場がめちゃくちゃ」になっていた[42]。
やがて「パラレルワールド」での、不良少女となっていた「スケバンお唯」と、生真面目な生徒集団となっていた「奇面組」のリーダーである天才少年・一堂零との一気打ちが始まった[43]。
この「キャラレル・ワールド」回は、「奇面組シリーズ」の解説本となる『奇面組解体全書』にも掲載されていない[44]『3年奇面組』での一編に過ぎなかったが[35]、2026年版テレビアニメの第11話で、この「キャラレル・ワールド」回が取り上げられた[45]。また「パラレルワールドの一堂零役」として、1985年版テレビアニメでの一堂零役であった千葉繁がキャスティングされた[45]。
書誌情報
単行本
- 新沢基栄 『3年奇面組』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全6巻
- 「奇面組登場 HOW MANYへんな顔!?の巻」1981年8月10日発売[46]、ISBN 4-08-851341-X
- 「校内バスケット大会の巻」1981年11月10日発売[47]、ISBN 4-08-851342-8
- 「レッツゴー!修学旅行の巻」1982年3月10日発売[48]、ISBN 4-08-851343-6
- 「必殺!水泳大会の巻」1982年7月9日発売[49]、ISBN 4-08-851344-4
- 「一応中学校体育祭の巻」1982年10月8日発売[50]、ISBN 4-08-851345-2
- 「さらば一応中の巻」1983年1月8日発売[51]、ISBN 4-08-851346-0
- 新沢基栄 『ハイスクール!奇面組』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全20巻
- 「新学期・必殺自己紹介の巻」1983年4月8日発売[52]、ISBN 4-08-851347-9
- 「暮らすメイトキャンプの巻」1983年7月8日発売[53]、ISBN 4-08-851348-7
- 「ちょっとおよバレーしますの巻」1983年10月7日発売[54]、ISBN 4-08-851349-5
- 「ハジのかき初めの巻」1983年12月8日発売[55]、ISBN 4-08-851350-9
- 「宿敵・春曲 鈍接近!の巻」1984年2月10日発売[56]、ISBN 4-08-851351-7
- 「海は変態の巻」1984年4月10日発売[57]、ISBN 4-08-851352-5
- 「いでよ必殺技!の巻」1984年7月10日発売[58]、ISBN 4-08-851353-3
- 「変態こじき王子の巻」1984年12月7日発売[59]、ISBN 4-08-851354-1
- 「怒りの五重の塔の巻」1985年3月8日発売[60]、ISBN 4-08-851355-X
- 「エンジョイ教師来る!の巻」1985年6月10日発売[61]、ISBN 4-08-851356-8
- 「悪夢のいち夜の巻」1985年9月10日発売[62]、ISBN 4-08-851357-6
- 「5人の悪魔の巻」1986年2月10日発売[63]、ISBN 4-08-851358-4
- 「音成家の人びとの巻」1986年5月9日発売[64]、ISBN 4-08-851359-2
- 「きみの手料理が…の巻」1986年8月8日発売[65]、ISBN 4-08-851360-6
- 「校内異種格闘技戦の巻」1986年12月5日発売[66]、ISBN 4-08-851365-7
- 「新学期 好き好き零さま!?の巻」1987年2月10日発売[67]、ISBN 4-08-851366-5
- 「野望の地下室の巻」1987年4月10日発売[68]、ISBN 4-08-851367-3
- 「ラッシーはシンデレラ!?の巻」1987年8月10日発売[69]、ISBN 4-08-851368-1
- 「ねらわれた一堂家の巻」1987年12月4日発売[70]、ISBN 4-08-851369-X
- 「さらば奇面組の巻」1988年2月10日発売[71]、ISBN 4-08-851370-3
- 新沢基栄 『帰ってきたハイスクール!奇面組』 集英社〈ジャンプ・コミックス デラックス〉、2004年2月4日発売[72]、ISBN 4-08-859419-3
- 前述のマガジンハウスムック本からの再録。新沢はカバー見返しの著者コメントにて原稿紛失のトラブルについて触れ、本作は「帰ってきた『帰ってきたハイスクール!奇面組』」であると皮肉っている[73]。
- 新沢基栄 『フラッシュ!奇面組』 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックス〉、全3巻
- 2002年8月22日発行、ISBN 4-7575-0735-6
- 2003年8月22日発行、ISBN 4-7575-0981-2
- 2005年8月22日発行、ISBN 4-7575-1475-1
ジャンプコミックスセレクション版
- 新沢基栄 『3年奇面組』 ホーム社〈ジャンプコミックスセレクション〉、全4巻
- 「奇面組登場how manyへんな顔!?の巻」1995年1月24日発行、ISBN 4-8342-1421-4
- 「レッツゴー!修学旅行の巻」1995年2月22日発行、ISBN 4-8342-1422-2
- 「一応中学校体育祭の巻」1995年3月22日発行、ISBN 4-8342-1423-0
- 「さらば一応中の巻」1995年4月24日発行、ISBN 4-8342-1424-9
- 新沢基栄 『ハイスクール!奇面組』 ホーム社〈ジャンプコミックスセレクション〉、全13巻
- 「新学期・必殺自己紹介の巻」1995年5月発行、ISBN 4-8342-1425-7
- 「ちょっとおよバレーしますの巻」1995年6月発行、ISBN 4-8342-1426-5
- 「宿敵・春曲鈍接近!の巻」1995年7月発行、ISBN 4-8342-1427-3
- 「海は変態の巻」1995年8月発行、ISBN 4-8342-1428-1
- 「いでよ必殺技!の巻」1995年9月発行、ISBN 4-8342-1429-X
- 「怒りの五重の塔の巻」1995年10月発行、ISBN 4-8342-1430-3
- 「悪夢のいち夜の巻」1995年11月発行、ISBN 4-8342-1431-1
- 「5人の悪魔の巻」1995年12月発行、ISBN 4-8342-1432-X
- 「音成家の人びとの巻」1996年1月発行、ISBN 4-8342-1433-8
- 「校内異種格闘技戦の巻」1996年2月発行、ISBN 4-8342-1434-6
- 「新学期好き好き零さま!?の巻」1996年3月発行、ISBN 4-8342-1435-4
- 「ねらわれた一堂家の巻」1996年4月発行、ISBN 4-8342-1436-2
- 「さらば奇面組の巻」1996年5月発行、ISBN 4-8342-1437-0
文庫版
- 新沢基栄 『3年奇面組』 集英社〈集英社文庫〉、全4巻
- 2001年9月発行、ISBN 4-08-617741-2
- 2001年9月発行、ISBN 4-08-617742-0
- 2001年11月発行、ISBN 4-08-617743-9
- 2001年11月発行、ISBN 4-08-617744-7
- 新沢基栄 『ハイスクール!奇面組』 集英社〈集英社文庫〉、全13巻
- 2001年12月12日発売[74]、ISBN 4-08-617745-5
- 2001年12月12日発売[75]、ISBN 4-08-617746-3
- 2002年1月18日発売[76]、ISBN 4-08-617747-1
- 2002年1月18日発売[77]、ISBN 4-08-617748-X
- 2002年2月15日発売[78]、ISBN 4-08-617749-8
- 2002年2月15日発売[79]、ISBN 4-08-617750-1
- 2002年3月15日発売[80]、ISBN 4-08-617751-X
- 2002年3月15日発売[81]、ISBN 4-08-617752-8
- 2002年4月18日発売[82]、ISBN 4-08-617753-6
- 2002年4月18日発売[83]、ISBN 4-08-617754-4
- 2002年5月17日発売[84]、ISBN 4-08-617755-2
- 2002年5月17日発売[85]、ISBN 4-08-617756-0
- 2002年5月17日発売[86]、ISBN 4-08-617757-9
廉価版
集英社
- 新沢基栄 『ハイスクール!奇面組+』 集英社〈集英社ジャンプリミックス〉、全7巻
- 「俺達は普通のミカンじゃない!! 奇面組高校入学の巻」、ISBN 978-4-08-113172-3
- 「太陽にハングマン!? 刑事奇面組の巻」、ISBN 978-4-08-113177-8
- 「飛び出せ変態!? 熱血教師事代作吾の巻」、ISBN 978-4-08-113181-5
- 「遊ぶ星からの変態! 奇面組の巻」、ISBN 978-4-08-113186-0
- 「花嫁衣装を増代着る!? 結婚式大騒動の巻」、ISBN 978-4-08-113190-7
- 「お前はもう笑っている!! 決戦!五重の塔の巻」、ISBN 978-4-08-113195-2
- 「エンジョイvs熱血! すくーるうぉ〜ずの巻」、ISBN 978-4-08-113199-0
宙出版
- 新沢基栄 『ハイスクール!奇面組』 宙出版〈ミッシィコミックス〉、全9巻
- 「自転車通学仮免!?の巻」2018年2月23日発売、ISBN 978-4-7767-4644-7
- 「ハジのかき初めの巻」2018年2月23日発売、ISBN 978-4-7767-4658-4
- 「変態は超能力の巻」2018年3月23日発売、ISBN 978-4-7767-4664-5
- 「図書室はてんやわんや!の巻」2018年3月23日発売、ISBN 978-4-7767-4665-2
- 「やっつけ隊出動せよ!の巻」2018年4月23日発売、ISBN 978-4-7767-4685-0
- 「奇面組入門希望者の巻」2018年4月23日発売、ISBN 978-4-7767-4686-7
- 「きみの手料理が…の巻」2018年5月23日発売、ISBN 978-4-7767-4705-5
- 「漫画家訪問の巻」2018年5月23日発売、ISBN 978-4-7767-4707-9
- 「春!桜の木の下で…の巻」2018年6月23日発売、ISBN 978-4-7767-4726-0
関連書籍
- 『奇面組解体全書』2002年4月24日発行[87]、ISBN 4-8342-1683-7
電子書籍
上記のうち、『3年』『ハイスクール!』全巻(いずれもJC版)および『フラッシュ!』全巻がマンガ図書館Zより電子書籍として配信されていたが、2017年3月12日をもって取り下げとなった[88]。
また2014年からは、TORICOが運営する「漫画全巻ドットコム」よりアプリ版が「奇面組シリーズ」として配信されている(JC版全巻および『フラッシュ!』全巻のほか、ムック本『帰ってきた』を加えた全30巻)。
現在、他社で刊行された「フラッシュ!」を含めた全シリーズとも『ジャンプコミックス・デジタル』として電子書籍化されており、電子書籍サイトで入手可能。
出身地・新潟県での展開
当作品の原作者・新沢は新潟県の柏崎市の出身である。新潟県での本作に対する取り組みは以下のとおりである。
新潟日報でのコラボレーション
2012年11月3日(文化の日)、地元新聞『新潟日報』第752号別刷として、「創刊70周年特集 漫画家が描くふるさと新潟 新潟マンガ王国」[89][90]が折り込まれた。
広告タイアップ紙面では、トーヨータイヤの広告が本作とのコラボレーションとして掲載され、奇面組の5人と唯・千絵が登場した(零と唯が前面に、豪たちと千絵がバックに描かれている)。
新潟市としての取り組み
新潟市は2012年3月に「マンガ・アニメを活用したまちづくり構想」を策定し、振興事業として「マンガ・アニメのまち にいがた」を推進している。当作品としての取り組みは以下のとおりである。
新潟市マンガの家
2013年2月23日、同市中央区に「新潟市マンガの家」が開館した。
館内には「ギャグマンガゾーン」が設けられ、新沢の作品に関する展示が以下の形で行われている。
- キャラクター等身大フィギュア - 奇面組の5人をあしらったフィギュアが展示
- 作品・作者紹介コーナー - 新沢のプロフィールおよび作品を紹介
電子ペーパー搭載中づり広告
この「マンガ・アニメのまち にいがた」と連携し、電子ペーパー搭載の「次世代型中づり広告」の実証実験が同年6月5日から7月4日まで、JR東日本企画と大日本印刷[91]の合同企画として行われた。
この広告は、JR東日本新潟支社エリア管内の路線(信越線、白新線、越後線、羽越線)を走行するE127系の車内にて掲示され(一編成のみ)、その中で、新潟ゆかりの漫画家の作品として新沢の『ハイスクール!奇面組』全13話(JC第1巻)が使用された。
アニメ
本作品は2度にわたりテレビアニメ化された。本記事では、1985年から放送された最初のアニメ化作品を「1985年版」、2026年から放送された2度目のアニメ化作品を「2026年版」と表記する。
テレビアニメ(1985年版)

1985年10月から[92][93]1987年9月まで、フジテレビ系列ほかにて放送された[92][93]。
アニメ放送開始前にコミックスにてアニメ化の告知が掲載され、新沢は「反対派の意見もあるだろうが、自分なりによく考えた結果だ」とコメントしている[94]。また、原作終了後に近況報告をコミックスに掲載した際、「アニメ化は3度目のオファーでOKしたが、それ以前は諸事情により断った」とも語っている[8]。一方で放送開始前に新沢は「3年奇面組を描いていたころからアニメになって、キャラクターたちがうごいてくのを見たいとずっと思っていました」とのコメントを寄せている[95]。
最初の頃のアニメ版のキャッチフレーズは「学園スポーツギャグロマン」というものであった[93][注 10]。しかし、新沢はそれに違和感を感じ「もしかして原作を読んだことが無いのでは」とも考えた。また最初の頃は絵柄自体がかなり変更されてもいた[97]。その後、制作スタッフと打ち合わせをしていくうちに「奇面組」の内容を理解をしてもらうようになった。それならどうせだったらいろいろと注文をさせてもらおうと、当時、新沢のアシスタントを務めており、新沢よりもアニメにも詳しかった[20]佐藤正からいろいろと意見を聞きながら[98][99]、スタッフに対する指示[注 1]を兼ねて自ら改めて設定資料を描き下ろした[1][25][93][100]。設定資料はスタッフ側から依頼された際、アニメに必要な設定がどの程度なのかわからず、主要キャラクターごとの全身、後ろ姿、顔の正面・斜め・横(表情に至っては喜怒哀楽など7 - 8パターン[101])の各アングルや[102]、役どころや性格などの詳細を記したプロフィール[100]、キャラクター同士の立ち位置に関する注意、そして佐藤と共に考えながらカメラを動かしながら首を動かして表情を変えながら頭の角度を変える様など[103]、約百数十枚もの数を描いて渡したところ[1][97][99]、スタッフから「こんなに細かい指定をされたのは初めてです」と驚かれた[93][103]。また採用はされなかったものの、佐藤正が考え描き起こした「象さんのすきゃんてぃ」アニメOPの絵コンテも残されている[97][104]。後に新沢は「いろいろと口を出してしまってすみません、という感じでした」と述べている[97][99]。
当初は『3年奇面組』には触れずに『ハイスクール!奇面組』のエピソードから始まる予定だったが[93]、いきなり高校編から始めるとキャラクターの関係がわからなくなるため[93]、新沢からの要望により[92]、最初の5回は『3年奇面組』を原作とした「中学校編」のエピソードとなった[92]。その際、新沢が『3年奇面組』とうまく繋がるように簡単な脚本的なものを書き下ろした[15][93]。後に新沢はこのような形で1985年アニメ版の第1話に関わったことで[15]「こういう出だしなら終わりもまたループしてここにつながるなぁ」と、原作における最終回の構想のヒントになったことを明かしている[15][93][98]。
『アニメディア 1985年11月号』で発表された「秋の新番組期待度アンケート」では原作人気の強さを発揮して、30,000人による投票の内12,035票を獲得し1位を獲得。数多くの個性豊かなキャラクターや、河川唯と宇留千絵の三枚目ヒロイン、そしてパフォーマンスで学園生活を彩る新感覚なギャグが期待されていた[105]。また同誌には一堂零役の千葉繁と河川唯役の高橋美紀のインタビュー記事も掲載され、千葉はこの時既に、アフレコの際には壁際にマイクをセッティングしていること、そして自身の脳血管が切れることを心配し、演技をするのは命賭けであること、また高橋は唯のキャラクターを生かせるのは自分しかいないと思えるほど唯にそっくりだ、とそれぞれ述べていた[106]。新沢も第1回目のアフレコを見学し、声優たちが予想以上に声が合っていて安心したこと。そして声優たちの声の大きさや音域の広さに驚き、見た目の雰囲気まで「奇面組となっていた」ことに感動した[107]。
放送開始2日前となる同年10月10日に、東京都内にてアニメの第1話試写会が行われた[108]。
『バレーボールワールドカップ』[注 11]の中継で約1か月の中断を経て本編に突入した[注 12]。なお、その後もプロ野球中継(主に明治神宮野球場のヤクルト戦)や『ひょうきんスペシャル』[注 13]で休止することがあった。
開始当初にアニメ制作を担当していた土田プロダクションが経営危機に陥ったため(後に倒産[110])、同社に所属していたスタッフにより立ち上げられたスタジオコメットが実制作を引き継いだ。この際にスタジオぎゃろっぷがその応援として、第8話から第26話までの一部の話を制作した。また、スタジオライブも第13話以降の一部の回に制作参加しており、同社社長の芦田豊雄も参加したことがある。
放送時間の制約および後続の番組編成上の関係もあり、他作品のように独立した次回予告コーナーではなく、EDラストにて予告テロップを表示するという形式だった。なお、初代ED「女学生の決意」の場合は、後半に「今日のハイライト…」が2コーラスをバックに映し出され、その最後に予告表示という流れだった。
放送前は原作人気もあり期待が高かったが、放送初期は「原作ほど笑うことが出来なかった」という辛い評価もされていた[111]。
放送回の時点での季節に合わせたエピソードが放送され、学校だけではなく、各メインキャラクターの家庭を物語の舞台としていたため、当時NHKで放送されていた学校生活を主題としていたドラマ『中学生日記』との共通がある、と評されたこともある[112]。
サウンドトラック盤『ハイスクール!奇面組』(キャニオン C25G-0411)はオリコンLPチャートで最高4位[113]を記録した。
最終回は、事故で頭を強打し変貌した一堂零が「生徒会長に立候補し、奇面組を改めて生真面目組を結成する」と宣言して周囲を困惑させるというオリジナルストーリーであった。
最高視聴率は24.3%、平均視聴率は全86回で19.2%を記録。この枠は1980年3月に『欽ちゃんのドンとやってみよう!』が終了した後、どの番組も視聴率低迷のため半年以内で打ち切られている鬼門枠と化していたが、本作でようやく低迷期に終止符を打つことができた[要出典]。
スタッフ(1985年版)
- 企画 - 土屋登喜蔵
- 原作 - 新沢基栄[92]
- チーフディレクター - 福富博[92]
- キャラクターデザイン・作画監督 - 金沢比呂司[92](スタジオぎゃろっぷ担当回のメイン作画監督は辻初樹)
- 美術監督 - 古谷彰[114](スタジオぎゃろっぷ担当回は小林七郎)
- 編集 - 岡安肇
- 音楽 - 菊池俊輔
- 音響監督 - 斯波重治[92]
- プロデューサー - 片岡義朗[92]、原田一男[92]、茂垣弘道[92][115](スタジオぎゃろっぷ担当回は酒井澄)
- 撮影監督 - 福田岳志、金子仁(スタジオぎゃろっぷ担当回は枝光弘明)
- 制作協力 - 土田プロダクション( - 第7話)、スタジオコメット(第9・10・13・15・17・19・21・22・24話、第27話 - )、スタジオぎゃろっぷ(第8・11・12・14・16・18・20・23・25・26話、第85話[注 14])
- 制作 - フジテレビ、NAS(日本アドシステムズ)
また、キャスティングの協力を青二プロダクションが務めている。
主題歌(1985年版)
テーマソングのためのタイアップとして、当時の人気アイドルグループ「おニャン子クラブ」に所属していた高井麻巳子と岩井由紀子(ゆうゆ)の2人で結成された“うしろゆびさされ組”を抜擢。秋元康と後藤次利のゴールデンコンビ提供の曲(一部を除く)ということもあり、次々とヒットを飛ばした。
1987年3月限りで高井麻巳子がおニャン子クラブを卒業するのに伴い“うしろゆびさされ組”は解散となるが、その直前に放送されたアニメ第63話Bパート「うしろゆびさされ組の卒業式ジャック」に本人キャラクターが登場し、ライブを行う。また原作では、パロディキャラクターの「うしろまわし蹴り炸裂組」が登場している。
うしろゆび解散後は、同じくおニャン子クラブ所属の工藤静香・生稲晃子・斉藤満喜子による“うしろ髪ひかれ隊”が最終回までの曲を歌った。
原作者である新沢基栄は後に、おニャン子クラブと絡めて主題歌を頻繁に変えたりしてお金を掛けてるなぁ、と思ったと述べている[15]。
オープニングテーマ
「主題歌」クレジットでは、いずれも「おニャン子クラブ」の名が冠されている。
- 「うしろゆびさされ組」[116](第1話 - 第23話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲 - 後藤次利 / 編曲 - 佐藤準 / 歌 - うしろゆびさされ組
- 第63話Bパート「うしろゆびさされ組の卒業式ジャック」ではライブとして披露。
- 「象さんのすきゃんてぃ」(第24話 - 第36話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろゆびさされ組
- 「渚の『・・・・・』[112](なぎさのかぎかっこ)」(第37話 - 第49話)
- 作詞 - 秋元康[112] / 作曲・編曲 - 後藤次利[112] / 歌 - うしろゆびさされ組[112]
- この時点より、『ハイスクール!奇面組』のタイトルロゴが小型タイプになっている。
- 「技ありっ!」(第50話 - 第59話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろゆびさされ組
- 「かしこ」(第60話 - 第65話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろゆびさされ組
- この時点より、『ハイスクール!奇面組』のタイトルロゴが枠で囲まれたものになっている。
- 「時の河を越えて」(第66話 - 第78話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろ髪ひかれ隊
- 「あなたを知りたい」(第79話 - 第86話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろ髪ひかれ隊
エンディングテーマ
- 「女学生の決意」[117](第1話 - 第8話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲 - 西崎憲 / 編曲 - 山川恵津子 / 歌 - うしろゆびさされ組
- 第38話前半パート「お慕いします事代先生」でも挿入歌として使用。
- 「バナナの涙」(第9話 - 第23話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろゆびさされ組
- なお、同EDで使用されているのは2番歌詞である。
- 「猫舌ごころも恋のうち」(第24話 - 第36話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろゆびさされ組
- なお同曲は、本作劇場版と同時期に公開された『子猫物語』のキャンペーンソングにもなっている。
- 「のっとおんりぃ★ばっとおるそう」[112](第37話 - 第49話)
- 作詞 - 秋元康[112] / 作曲・編曲 - 後藤次利[112] / 歌 - うしろゆびさされ組[112]
- 「ちょっと辛いあいつ」(第50話 - 第59話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲 - 長畠ぜんじ / 編曲 - 矢島賢 / 歌 - 息っ子クラブ
- 奇面組主題歌の中では唯一の男性曲である。なお、2010年に後藤邑子がアルバム『ごとそん』でこの曲をカバーしている。
- またこの時点より、クレジットフォントが変更されているほか、OP時の「主題歌」クレジットとは別に「エンディングテーマ」クレジットが追加されている。
- 「ピタゴラスをぶっとばせ」(第60話 - 第65話)
- 作詞 - 沢ちひろ / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろゆびさされ組
- 「うしろ髪ひかれたい」(第66話 - 第78話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろ髪ひかれ隊
- 「立つ鳥跡を濁さず」(第79話 - 第86話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - うしろ髪ひかれ隊
挿入歌
- 「あぶないサ・カ・ナ」
- 作詞 - 沢ちひろ / 作曲・編曲 - 芹澤廣明 / 歌 - うしろゆびさされ組
- 第33話「全員出席せよ・水着も光る夏の臨海学校」にて使用。
- 「泣く子も笑う奇面組」
- 作詞 - 小山高男 / 作曲・編曲 - 山本正之 / 歌 - 奇面組ファイブ(一堂零役:千葉繁、冷越豪役:玄田哲章、出瀬潔役:二又一成、大間仁役:龍田直樹、物星大役:塩沢兼人)
- 劇中で曲の一部がテレビ音声という形で流れた。
- 「ちょっと言わせて」
- 作詞 - 伊藤アキラ / 作曲・編曲 - 佐藤健 / 歌 - 松井菜桜子
- 第45話「おいでやす!京都・奈良への修学旅行」にて使用(千絵がバス車内で歌うという設定)。
- 「恋はコットン」
- 作詞 - 伊藤アキラ / 作曲・編曲 - 佐藤健 / 歌 - 高橋美紀
- 劇場版第2パート「臨海学校・永遠なる遠泳」にて使用。
各話リスト(1985年版)
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1985年 10月12日 | 1 | へんな顔だーいスキ でた!奇面フラッシュ[114] |
小山高男[114] | 福富博[114] | 金沢比呂司[114] | |
| 10月19日 | 2 | 白土武 | 三沢伸[114] | |||
| 10月26日 | 3 | めざせ甲子園!?超人変態ベースボール[114] | 寺田憲史[114] | 山寺昭夫 | 高林久弥 | |
| 11月2日 | 4 | 冬休み前の試練[114] | 柳川茂[114] | 森脇真琴 | 三沢伸[114] | |
| 寒中お見舞い申しあげます[114] | 三沢伸[114] | |||||
| 11月9日 | 5 | 高校一直線! もう落第はごめんだ[114] |
小山高男[114] | 松島明子 | 高林久弥[114] | 一川孝久 |
| 12月7日 | 6 | ピッカピカ!! 生徒も教師も一年生[109] |
棚橋一徳 | 三沢伸[109] | 金沢比呂司 | |
| あまのじゃくな女の午後[109] | ||||||
| 12月14日 | 7 | ああ!!低レベル 校内バスケット大会 |
柳川茂 | 松島明子 | 藤川茂 | 一川孝久 |
| 12月21日 | 8 | 恐怖の自転車チキンレース | 小山高男 | 森脇真琴 | 渡部高志 | 辻初樹 |
| マネしちゃいけない イタズラ電話 |
高林久弥 | |||||
| 1986年 1月4日 | 9 | ハジのかき初め! 新春カルタ大会 |
寺田憲史 | 松島明子 | 三沢伸 | 金沢比呂司 |
| よろしく!迷犬ラッシー!? | 三沢伸 | |||||
| 1月11日 | 10 | 満月に吠えろ! オオカミ少年のジョー!! |
柳川茂 | 高林久弥 | ||
| 1月18日 | 11 | 親切心のギャグ効果 | 島田満 | 池田成 | 辻初樹 | |
| 身も凍る!雪上大決戦 | 棚橋一徳 | 渡部高志 | ||||
| 1月25日 | 12 | 世紀の校内マラソン必勝法!! | 小山高男 | 森脇真琴 | ||
| 2月1日 | 13 | ラブコメしてますか? 唯ちゃん恋人募集中 |
島田満 | 三沢伸 | 近永健一 | |
| 全員銭湯配置につけ! | 寺田憲史 | |||||
| 2月8日 | 14 | 男はつらいよ!? 迷犬ラッシーのマドンナ争奪戦!! |
小山高男 | 福富博 | 渡部高志 | 辻初樹 |
| かってにバレンタイン | 島田満 | 水谷貴哉 | ||||
| 2月15日 | 15 | ときめき千絵ちゃん早春恋愛記 | 寺田憲史 | 藤川茂 | 金沢比呂司 | |
| ライバル!春曲鈍接近 | ||||||
| 2月22日 | 16 | 変態サッカー!? 逆転秘技シャトルループ |
小山高男 | 渡部高志 | 辻初樹 | |
| 3月1日 | 17 | 春一番!? 純情・熱血先生がやって来た!! |
柳川茂 | 高林久弥 | 近永健一 | |
| 3月8日 | 18 | 人さわがせな転入生 | 寺田憲史 | 池田成 | 高本宣弘 | 辻初樹 |
| 奇面組スパイ大作戦 | 小山高男 | 渡部高志 | ||||
| 3月15日 | 19 | さらば豪くん | 寺田憲史 | 三沢伸 | 金沢比呂司 | |
| 春の定期ヘンタイ度検査 | 小山高男 | |||||
| 3月22日 | 20 | お見合いゲキメツ作戦 | 柳川茂 | 木上益治 | 池田成 | 辻初樹 |
| 春休み鈍ちゃん ドンチャンさわぎ! |
渡部高志 | |||||
| 3月29日 | 21 | 迷犬ラッシー人命救助 | 小山高男 | 藤川茂 | 金沢比呂司 | |
| 零クンはおじゃま虫!? | ||||||
| 4月12日 | 22 | 忠犬ラッシー物語 | 柳川茂 | 高林久弥 | ||
| 物星大、春なのにオカマですか? | 石崎すすむ | 山崎友正 | ||||
| 4月19日 | 23 | レッツ豪!席取り合戦 通学電車は今日も行く |
寺田憲史 | 早川啓二 | 渡部高志 | 辻初樹 |
| 迷犬ラッシーのドキドキ一年生 | ||||||
| 5月3日 | 24 | 大間仁おいしんぼ万才 | 小山高男 | 三沢伸 | 近永健一 | |
| 図書室はてんやわんや | 山田隆司 | |||||
| 5月10日 | 25 | 唯ちゃん恋しや転校生 | 小山高男 | 池田成 | 福富博 | 辻初樹 |
| 正義のスケベ出瀬潔 | 山田隆司 | 高本宣弘 | ||||
| 5月17日 | 26 | 6月の花嫁 伊狩せんせのハッピー結婚式 |
寺田憲史 | 渡部高志 | ||
| 5月24日 | 27 | 霧ちゃんは優等生 | 小山高男 | 松島明子 | 藤川茂 | 金沢比呂司 |
| 事代せんせ熱血伝 | 福富博 | |||||
| 5月31日 | 28 | ケーキなんか大キライだ | 森脇真琴 | 奈須川充 | ||
| 悲惨な盲腸炎 | 三沢伸 | 金沢比呂司 | ||||
| 6月14日 | 29 | 根性ラーメン食べるマッチ | 山田隆司 | 高林久弥 | ||
| モデルは金髪美人 | 中村隆太郎 | 山崎友正 | ||||
| 6月28日 | 30 | つっぱり子猫物語 | 寺田憲史 | 三沢伸 | 近永健一 | |
| 零くん熱烈ラブコール!? | 松島明子 | 三沢伸 | ||||
| 7月5日 | 31 | クラス対抗 ピチピチチャップン水泳大会 |
小山高男 | 藤川茂 | 一川孝久 | |
| 7月12日 | 32 | 事代先生なわぬけの術 | 山田隆司 | 福富博 | 高林久弥 | 渡辺浩 |
| 初恋!それとも…? モジモジ豪くん |
高林久弥 | 松下浩美 | ||||
| 7月19日 | 33 | 全員出席せよ 水着も光る夏の臨海学校 |
寺田憲史 | 三沢伸 | 近永健一 | |
| 8月2日 | 34 | 夏休みズボラ日記 | 小山高男 | 舞刀満 | 藤川茂 | 金沢比呂司 |
| 納涼ヘンタイ花火大会 | 山田隆司 | 藤川茂 | 佐々木敏子 | |||
| 8月9日 | 35 | 夏休みいなか体験旅行 | 高林久弥 | 一川孝久 | ||
| お祭り好きたちの夜 | 小山高男 | 舞刀満 | 山崎友正 | |||
| 8月23日 | 36 | キャンプでドッキリ!! 夏の思い出づくり |
山田隆司 | 藤川茂 | 佐々木敏子 | |
| 8月30日 | 37 | 落とし物! 拾う勇気に届ける勇気 |
高林久弥 | 一川孝久 | ||
| ロケ隊がやって来た! | 前園文夫 | 奈須川充 | ||||
| 9月6日 | 38 | お慕いします事代先生 | 寺田憲史 | 森脇真琴 | ||
| 恒例!?秋の防災訓練 | 藤川茂 | 一川孝久 | ||||
| 9月13日 | 39 | 魔女VS魔男 決死のバレー大会 | 小山高男 | 高林久弥 | 近永健一 | |
| 9月20日 | 40 | 学園祭変態バザール | 寺田憲史 | 三沢伸 | 金沢比呂司 | |
| ラッシーは野球犬 | 山崎友正 | |||||
| 9月27日 | 41 | 奇面組入門テスト | 山田隆司 | 中原誠 | 藤川茂 | 佐々木敏子 |
| 災難レストラン | 舞刀満 | 金沢比呂司 | ||||
| 10月11日 | 42 | うれし!はずかし! 秋のビックリ運動会 |
小山高男 | 高林久弥 | 一川孝久 | |
| 10月18日 | 43 | 伝説の | 中原誠 | 三沢伸 | 金沢比呂司 | |
| 世紀の対決!釣り師VS巨大魚 | 湖山禎崇 | 前園文夫 | 奈須川充 | |||
| 10月25日 | 44 | 哀愁の潔くん | 山田隆司 | 舞刀満 | 藤川茂 | 金沢比呂司 |
| 青春という名のピンナップ | ||||||
| 11月1日 | 45 | おいでやす! 京都・奈良への修学旅行 |
寺田憲史 | 三沢伸 | 只野和子 | |
| 11月8日 | 46 | 怒りの赤バット | 山田隆司 | 森脇真琴 | 高林久弥 | 金沢比呂司 |
| 毎度おさわがせ身体検査 | 舞刀満 | |||||
| 11月15日 | 47 | 過去との遭遇 今よみがえる幻の… |
小山高男 | 山崎友正 | ||
| みんな一緒に七五三 | 森脇真琴 | 奈須川充 | ||||
| 11月22日 | 48 | 悲しき窓辺の少女 | 山田隆司 | 三沢伸 | 佐々木敏子 | |
| 一発勝負のヤミ鍋大会 | 舞刀満 | 三沢伸 | 金沢比呂司 | |||
| 11月29日 | 49 | だまし、だまされ |
小山高男 | 湖山禎崇 | 高林久弥 | |
| 人のクセみて七クセなおせ | 舞刀満 | |||||
| 12月6日 | 50 | 犬に小判 | 山田隆司 | 藤川茂 | 近永健一 | |
| 唯ちゃんのビックリ誕生日 | 湖山禎崇 | 藤川茂 | ||||
| 12月13日 | 51 | オネショは誰だ | 神崎貢一 | 山崎友正 | 金沢比呂司 | |
| 当たれ福引きハワイ旅行 | 三沢伸 | 一川孝久 | ||||
| 12月20日 | 52 | 不運な勧誘員 | 小山高男 | 湖山禎崇 | 高林久弥 | 奈須川充 |
| きよしこの夜 メルヘンサンタがやって来た |
藤川茂 | 佐々木敏子 | ||||
| 1987年 1月3日 | 53 | 技ありっ! 新年とんだタコあげ大会 |
池田成 | 金沢比呂司 | ||
| お手がら三人組 | 山田隆司 | 山崎友正 | ||||
| 1月10日 | 54 | 新春がまん大会 | 小山高男 | 神崎貢一 | 三沢伸 | |
| 意地の張り合い外食デー | 山田隆司 | 湖山禎崇 | 奈須川充 | |||
| 1月17日 | 55 | ゲレンデ・シュプール 白い雪スキー合宿特訓 |
池田成 | 高林久弥 | 小林早苗 | |
| 1月24日 | 56 | イヤイヤ家庭訪問 | 小山高男 | 神崎貢一 | 藤川茂 | 佐々木敏子 |
| スケート場大パニック | 池田成 | 金沢比呂司 | ||||
| 1月31日 | 57 | おねむり仁くん | 山崎友正 | |||
| 激突ヘンタイ・ボーリング | 三沢伸 | |||||
| 2月7日 | 58 | 潔くんのくどき方教室 | 山田隆司 | 湖山禎崇 | 高林久弥 | 奈須川充 |
| トラガリ豪くん | 高林久弥 | 金沢比呂司 | ||||
| 2月14日 | 59 | お予知になって大くん | 小山高男 | 池田成 | ||
| はた迷惑で商売繁昌 | 湖山禎崇 | 藤川茂 | 佐々木敏子 | |||
| 2月21日 | 60 | 名犬ラッシーの シンデレラ物語 |
山田隆司 | 遠藤克己 | 三沢伸 | 近永健一 |
| 2月28日 | 61 | 零くんのルス番日記 | 小山高男 | 高林久弥 | 金沢比呂司 | |
| 霧ちゃんのひなまつり | 佐々木裕之 | 高林久弥 | ||||
| 3月7日 | 62 | がんばれ!ロボットくん | 柳川茂 | 山崎友正 | ||
| 3月14日 | 63 | 遅刻ワースト記録を阻止せよ! | 山田隆司 | 池田成 | 奈須川充 | |
| うしろゆびさされ組の卒業式ジャック | 三沢伸 | |||||
| 3月21日 | 64 | 柔道入門 強い相手に 必ず勝つ方法!? |
柳川茂 | 遠藤克己 | 藤川茂 | 近永健一 |
| 3月28日 | 65 | お花見でお見合い 一日一善の初恋談義 |
小山高男 | 阿宮正和 | 三沢伸 | 佐々木敏子 一川孝久 |
| 4月11日 | 66 | 春らんまん・新入生歓迎会は大パニック! | 山田隆司 | 岩田六 | 山崎友正 | 金沢比呂司 |
| 4月18日 | 67 | あきれた風紀委員団 | 湖山禎崇 | 高林久弥 | ||
| 度胸だめしで男の証明 | 柳川茂 | 池田成 | ||||
| 4月25日 | 68 | 汗と涙のチャリティーバザー | 池田成 | 奈須川充 | ||
| 悲惨な給料日 | 湖山禎崇 | 池田成 | ||||
| 5月2日 | 69 | サーブで勝負!ピンポンボーイ | 遠藤克己 | 藤川茂 | 近永健一 | |
| 子供の日・一平クンと背くらべ | 山田隆司 | |||||
| 5月16日 | 70 | 大変身!!迫力唯ちゃん | 横山広行 | 山崎友正 | 金沢比呂司 | |
| スケバンあまのじゃく | ||||||
| 5月23日 | 71 | 唯ちゃんの細腕繁昌記 | 柳川茂 | 湖山禎崇 | 三沢伸 | 佐々木敏子 |
| ラッシーの愛情測定 | 阿宮正和 | 金沢比呂司 | ||||
| 5月30日 | 72 | あわれ!ハイスクールジャック | 山田隆司 | 湖山禎崇 | 高林久弥 | |
| 奇面組ニューリーダーは誰だ! | 高林久弥 | |||||
| 6月6日 | 73 | 恐怖のカビ怪人 | 柳川茂 | 横山広行 | 山崎友正 | |
| 唯ちゃんのときめきテニス | 荒川稔久 | 山崎友正 | ||||
| 6月13日 | 74 | 悲しき!?少年剣士 | 山田隆司 | 池田成 | 奈須川充 | |
| 珍記録スポーツテスト | ||||||
| 6月20日 | 75 | 鈍組スカウト大作戦 | 柳川茂 | 藤川茂 | 近永健一 | |
| 父の日の | 遠藤克己 | 藤川茂 | ||||
| 6月27日 | 76 | なんてったって千絵ちゃん | 胡山禎崇 | 三沢伸 | 金沢比呂司 | |
| お使いラッシー | 三沢伸 | |||||
| 7月4日 | 77 | 野性の少女 エルザが街にやってきた | 高林久弥 | 佐々木敏子 | ||
| 7月11日 | 78 | 悩みバクハツ 父になったラッシー |
山田隆司 | 横山広行 | 山崎友正 | 金沢比呂司 |
| 7月25日 | 79 | 事代先生の宝クジ騒動 | 千葉克彦 小山高男 | 藤川茂 | ||
| 人気教師ベストテン | 柳川茂 | 阿宮正和 | 藤川茂 | |||
| 8月1日 | 80 | スイカがこわい | 金井克巳 小山高男 | 湖山禎崇 | 高林久弥 | 近永健一 |
| ラッシーの恋愛騒動記 | 荒川稔久 小山高男 | 遠藤克己 | ||||
| 8月15日 | 81 | オバケでびっくり! どろぼーもドッキリ! |
山田隆司 | 三沢伸 | 一川孝久 | |
| 8月22日 | 82 | 霧ちゃんのすて猫物語 | 小山高男 | 山崎友正 | ||
| ばあやさんの家出 | 柳川茂 | 横山広行 | 山崎友正 | 佐々木敏子 | ||
| 8月29日 | 83 | 唯ちゃんの麦わら帽子 | 山田隆司 | 佐々木裕之 | 藤川茂 | |
| 大くんを男らしく | ||||||
| 9月12日 | 84 | 決闘!三重の塔・珍拳勝負 | 小山高男 | 福富博 | 金沢比呂司 | |
| 9月19日 | 85 | 緊急指令!全員集合せよ!![注 15] | 小山高男(構成) 寺田憲史 島田満 柳川茂 | 三沢伸 | 一川孝久 | |
| 9月26日 | 86 | 一応高の人気もの ひょうきん奇面組解散 | わたなべゆうこ 小山高男 | 池田成 | 奈須川充 | |
実在芸能人等の作中への出演
第50話前半パート「犬に小判」では、当時フジテレビアナウンサーだった露木茂がニュースを読むアナウンサー役で声のみ出演している。
第63話後半パート「うしろゆびさされ組の卒業式ジャック」では、うしろゆびさされ組自身が本人役でゲスト出演し、デビュー曲「うしろゆびさされ組」を豪たちによるバック演奏つき(パートについては初代OPに準ずる)という形で披露した。これは、開始当初から主題歌を担当していた同ユニットが解散するのに伴う設定であり、「うしろゆびさされ組が一応高の卒業式にサプライズ出演する」という内容だった。なお、声による出演はトーク部分のみであり、歌唱シーンはサントラ音源を使用している。また放送の際、原作者の新沢が2人のキャラクターデザインなど参考カットを新規に起こしてスタッフに渡している[118]。このほかうしろゆびの2人は、JC第15巻にも表紙で登場している。
放送局(1985年版)
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [119] | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1985年10月12日 - 1987年9月26日 | 土曜 19:30 - 20:00 | フジテレビ | 関東広域圏 | 制作局 / [120][121] |
| 北海道文化放送 | 北海道 | [122][123] | ||
| 仙台放送 | 宮城県 | |||
| 秋田テレビ | 秋田県 | |||
| 山形テレビ | 山形県 | |||
| 福島テレビ | 福島県 | |||
| 新潟総合テレビ | 新潟県 | |||
| 富山テレビ | 富山県 | |||
| 石川テレビ | 石川県 | |||
| 福井テレビ | 福井県 | |||
| 長野放送 | 長野県 | |||
| テレビ静岡 | 静岡県 | |||
| 東海テレビ | 中京広域圏 | [124][125] | ||
| 関西テレビ | 近畿広域圏 | [126][127] | ||
| 山陰中央テレビ | 島根県・鳥取県 | |||
| 岡山放送 | 岡山県・香川県 | |||
| テレビ新広島 | 広島県 | |||
| 愛媛放送 | 愛媛県 | |||
| テレビ西日本 | 福岡県 | [128][129] | ||
| サガテレビ | 佐賀県 | |||
| テレビ長崎 | 長崎県 | |||
| テレビ熊本 | 熊本県 | |||
| テレビ宮崎 | 宮崎県 | |||
| 沖縄テレビ | 沖縄県 | |||
| 1986年4月10日 - 1987年3月19日 | 木曜 17:00 - 17:30 | テレビ山口 | 山口県 | 途中で打ち切り。 / [130][131] |
| (遅れネット) | 青森放送 | 青森県 | ||
| 金曜 16:30 - 17:00 | 岩手放送 | 岩手県 | ||
| 月曜 16:25 - 16:55 | テレビ山梨 | 山梨県 | ||
| 火曜 17:30 - 18:00 | 四国放送 | 徳島県 | [132] | |
| 木曜 16:55 - 17:25 | 高知放送 | 高知県 | ||
| 放送時間は、同時ネット局は原作が終了した1987年7月時点[133]、遅れネットは個別に出典が提示されているものを除き1986年10月中旬 - 11月上旬時点[134]。 | ||||
海外での放送
アジアやヨーロッパをはじめとする諸外国でも放映された。フランスでは、『Le Collège fou, fou, fou』という現地名に改名されて放映された。しかし、一部キャラクターの声や第12回の翻訳ではミスがあった。また、第84話(劇場版からの再録)と第85話(総集編)は翻訳されず、未放送となった。
| フジテレビ系列 土曜 19:30 - 19:54 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
ザ・対決!
(1985年4月13日 - 1985年9月28日)
|
ハイスクール!奇面組(1985年版)
(1985年10月12日 - 1987年9月26日)
|
ついでにとんちんかん
(1987年10月17日 - 1988年10月1日)
|
| フジテレビ 土曜 19:54 - 20:00 | ||
ドタンバのマナー
(1984年10月13日 - 1985年9月28日)
|
ハイスクール!奇面組(1985年版)
(1985年10月12日 - 1987年9月26日)
|
ついでにとんちんかん
(1987年10月17日 - 1988年10月1日)
|
劇場版
1986年7月12日に『東映まんがまつり』の一作として3部構成で公開された[135][136]。タイトルは通常と同じく『ハイスクール!奇面組』[135]。のちに東映ビデオより商品化された。
テレビでは、1988年1月1日(金)7時30分 - 8時24分にフジテレビ元日特番『新春アニメ劇場』で放送された[137]。放送時間の都合上、一部シーンがカットされた(劇中歌「恋はコットン」が途中カットされるなど)。
内容について
OPやEDの映像は、TVサイズの比率4:3で制作されたものを横合わせで映画用の16:9に調整しているため、通常のTV版の映像よりも縦方向が25%ほどカットされている。また、サブタイトル画面の背景がそれぞれ通常の赤ベースとは異なったものになっている。
- 「荒磯に波」(「東映」のタイトル)
- OP「うしろゆびさされ組」(『ハイスクール!奇面組』のタイトルとともに「映倫」マークの表示)
- 歌詞テロップなし。またクレジットフォントが通常と異なるほか、最後が「制作 NAS」となっている。
- 第1パート「やめてお願い!夏休み補習授業」[135][138](ピンクベース)
- 臨海学校前の奇面組に対する補習のエピソードであるが、原作とは異なる展開になっている[138]。
- 冒頭で主要キャラクター8名が順次表記される。
- (河川唯・宇留千絵・一堂零・冷越豪・大間仁・出瀬潔・物星大・事代作吾)
- 「バナナの涙」 - ノンテロップ版。ただし歌詞は出る。
- 第2パート「臨海学校・永遠なる遠泳」[135][139]
(青ベース)
- 遠泳大会。第33話「全員出席せよ・水着も光る夏の臨海学校」では省略されたエピソード[139]。
- 「象さんのすきゃんてぃ」 - ノンテロップ版。ただし、『ハイスクール!奇面組』のタイトルと歌詞は出る。
- 第3パート「決闘!三重の塔・珍拳勝負!!」[135][140](緑ベース)
- ED「猫舌ごころも恋のうち」
- クレジットはスクロール式(歌詞テロップなし)、最後はブルーバックで「おわり」と表示。
また当時の東映ビデオ商品では、本編の最後に「作品紹介」のコーナーがあった。本作の場合は『東映まんがまつり』の宣伝となっていた(奇面組のほか、後述の同時上映作品の宣伝)。
スタッフ(劇場版)
- 原作 - 新沢基栄[135][136][141][142]
- 製作 - 関谷猪三男[136]
- 企画 - 土屋登喜蔵[136][142]
- 脚本 - 小山高生[135][141][136][142]
- 絵コンテ・演出 - 森脇真琴[136](Iパート)、三沢伸[136](IIパート)、福富博[136][142](IIIパート)
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 金沢比呂司[136][142]
- 作画監督 - 奈須川充[136]
- 美術監督 - 古谷彰[135][136]
- 撮影監督 - 金子仁[135][136]、菊地英明[135][136]
- 編集 - 岡安肇[135][136]
- 音響監督 - 斯波重治[136]
- 音楽 - 菊池俊輔[135][136][142]
- プロデューサー - 片岡義朗[141][136][142]、原田一男[141][136][142]、茂垣弘道[136]
- 監督 - 福富博[135][141]
- 制作協力 - スタジオコメット[142]
- 制作 - NAS[142]
- 主題歌 - 「うしろゆびさされ組 (曲)」うしろゆびさされ組[135]
同時上映
VHS・DVD・Blu-ray
- ハイスクール!奇面組オリジナル劇場版VHS(東映ビデオ)
- 1986年に『東映まんがまつり』の一作として3本立て構成で公開された作品として、東映ビデオからリリースされたが、現在は廃盤となっている。
- ハイスクール!奇面組 DVD-BOX(マーベラスエンターテイメント・パイオニアLDC[15])
- 2001年にテレビシリーズ全話収録のDVD-BOXが3巻に分けて発売された[15]。BOXやDVDジャケットイラストは原作者・新沢基栄による描き下ろし[15]。
- 第1話EDおよび息っ子クラブ「ちょっと辛いあいつ」は未収録[注 17]。OPおよびEDテーマを歌った「うしろゆび」「うしろ髪」がキャニオンレコード(後のポニーキャニオン)[注 18]所属だったのに対し、「息っ子」はEPICソニー(後のエピックレコードジャパン)所属だったため、「ちょっと辛いあいつ」分のEDがまるごと未収録となっている。
- ハイスクール!奇面組 COMPLETE DVD-BOX(スーパー・ビジョン)
- 新たに発掘された映像も収録の「完全収録版」。
- BOX1は2007年12月21日に発売。ディスク8枚組、第1話 - 第47話を収録。第1話EDも初収録。セル版では、先述の作者描き下ろしのアニメスタッフ向け設定資料などを収録したブックレットが付属。
- BOX2は2008年2月22日に発売。ディスク7枚組、第48話 - 第86話および劇場版を収録[注 19]。ED「ちょっと辛いあいつ」もDVD初収録。セル版では、奇面組の5人の携帯ストラップが付属。
- セル版のほか、レンタル版も設定されている(ジャケットおよびDVD本体に「レンタル専用」の表記がある)。
- ジャンプスーパーHEROES スペシャルコレクションDVD vol.5(集英社、2012年12月21日)
- 懐かしのジャンプアニメの第1話を収録。vol.5は「痛快!!コメディ★ヒーローズ」と称し、本作を含めた下記6作品を収録(カッコ内は原作者)。
- ハイスクール!奇面組(新沢基栄)
- きまぐれオレンジ☆ロード(まつもと泉)
- 燃える!お兄さん(佐藤正)
- まじかる☆タルるートくん(江川達也)
- とっても!ラッキーマン(ガモウひろし)
- みどりのマキバオー(つの丸)
- ハイスクール!奇面組 Blu-ray BOX 上巻・下巻(ポニーキャニオン)
- パラ消し、ノイズ除去、色補正を施したHDリマスターによる初のBlu-ray作品として、2017年11月2日に発売。上巻は1話 - 44話を収録。下巻は45話 - 86話(最終話)と劇場版を収録。
サウンドトラック
テレビアニメのBGMと主題歌を収録したサントラ盤がポニーキャニオン(旧・キャニオンレコード)[注 18]よりリリースされた。
- ハイスクール!奇面組 音楽組(1986年2月21日)
- ハイスクール!奇面組 音楽組2(1986年7月21日)
- ハイスクール!奇面組 オリジナルテーマ・ソング組(1987年10月21日)
- CDの帯には「完全」と記載されているが、「ちょっと辛いあいつ」は収録されていない(「テーマソング組+」には収録されている)。
- ハイスクール!奇面組 テーマソング組+(プラス)(1999年3月17日)
- Myこれ!チョイス 40 ハイスクール!奇面組 TVアニメ主題歌・挿入歌集(2008年7月16日)
- 全曲デジタルリマスタリング。「ちょっと辛いあいつ」と「わたしは知恵の輪」は未収録。声優が歌った挿入歌が収録されている。
- 決定盤 ハイスクール!奇面組 アニメ主題歌&キャラクター主題歌カバー集(2017年7月19日)[144][145]
- アニメOP・EDおよび挿入歌、ならびに高橋美紀(河川唯役)・松井菜桜子(宇留千絵役)によるカバー曲を収録。なお、「ちょっと辛いあいつ」および「わたしは知恵の輪」は未収録。2枚組。
テレビアニメ(2026年版)
2026年1月から3月まで、フジテレビ系列『ノイタミナ』枠ほかにて放送された[146][147]。
「令和の時代感に沿った奇面組」が描かれるとされている再アニメ化作品では[148]、スタッフとキャストを1985年版テレビアニメから一新。『かくかくしかじか』『ベートーヴェン捏造』などの映画や多くのアーティストのミュージック・ビデオを手掛けた関和亮が監督を務める[148]。関は本作品がアニメーション作品初監督となる[148]。アニメーション制作はアニメーションスタジオ・セブンが担当[148]。
製作
2025年10月17日に再アニメ化が発表された[148]。
原作者の新沢基栄によると、再アニメ化の企画は2021年から2022年までに、アニメの企画会社から集英社側に打診されたという[149]。フジテレビは企画について、「“奇面”というネガティブにも捉えられがちな側面を、個性としてプラスに変えてポジティブに行動する5人は、多様性が叫ばれる令和にこそ輝く姿と考え企画した」としている[149]。新沢は再アニメ化について、新潟日報の取材にて「40年前のファンだけでなく、見ていない人たちにも楽しんでもらいたい」「(再アニメ化されることで)一つの作品として認められたと感じる」と語っている[149]。
新沢基栄本人も納得させるべく昔の音楽のNPも採用された「幻のPV」も作られた〈ref>“第2回:未知のシェフが起こす化学反応──旧作へのリスペクトと「チャレンジ」という企業方針”. スロウカーブ (2026年10月28日). 2026年10月31日閲覧。</ref>。
なお、制作陣に対し細部まで指示をしていた1985年版とは異なり、今回は「(制作陣に)完全におまかせのスタイルにした」という[1]。
アニメーションディレクターの西川鷹司は、制作決定の発表に際し、「活気があった80年代ギャグマンガの代表的作品が、“現代アニメ業界の健康食品的ポジションで復活”。それを念頭に置いて、制作を頑張りたいです」とコメント[150]。また『アニメージュ 2026年2月号』のインタビューでは[151]「個性的かつ変態」とされていた奇面組のキャラクターたちを「多様性の肯定」とポジティブに捉え直し、一方で現在のコンプライアンスを受け、例えば出瀬潔の個性であるスケベなどを「変換させた表現」でアレンジさせた表現を行った[151]。またキャラクターたちの恋愛模様を「恋愛以前の互いに気になる」程度の感情と解釈した[151]。そして河川唯を「視聴者の代表」として捉え、唯の視点から観ながら奇面組の暴れぶりを一緒に笑って見ていられるのではないか、と解釈した[151]。そして「今の人たち」に『奇面組』を観てもらえるよう「令和である今」を舞台とし、現代のスタッフが制作しているため「今っぽさ」はどうしても出てしまう。それでもスマホやSNSを使っていても「人と人との距離感を近く描ける」大ベテランの影山楙倫や、『奇面組』の大ファンである阿部由佳をキャラクターデザインとして起用し、現代的にさせ過ぎないよう「原作の持つ昔の良さ」を損なわないように務めた[151]。
反響・評価
アニメ情報サイト・アニメハックが首都圏の地上デジタル放送の録画予約状況をもとに独自で作成している2026年冬アニメ録画ランキングでは、第1話(2026年1月第3週・1月14日計測)にて2位を獲得し[152]、翌週以降もランキング上位を維持している(2026年3月25日時点)。
2026年1月9日にフジテレビ系列にて放送された第1話「奇面組登場!」では、中学3年生の1年間を「落下と同時に卒業式がやって来る」という「卒業式彗星」などのオリジナル要素を混ぜながら1話で終了させた展開に対し、Xにて3万5000件以上のポストが投稿され、本作品がトレンド上位に入るなど大きな反響が巻き起こった[153][154]。
1話の反響では、その内容は好意的なものから1985年版テレビアニメとの違いに違和感を感じるものまで多岐にわたり、特にテンポの面では賛否が割れる様子となった[155]。
また「変態」要素などが政治的に正しくないとしてアップデートが必要とする主張もあった一方[155]、むしろ現代のほうが同調圧力が強い時代で、あの頃の喧噪をそのまま再現しづらいとする主張もあった[156]。
2026年2月17日発売の光文社「FLASH」3月3・10日号に、原作者・新沢基栄のインタビューが掲載された[1]。その中で新沢は、第2話については「中途半端なギャグの失敗みたいなものは困るなあとは思っています」「もっと思い切りやってほしいですね」「声優さんはよくやってくれてますよ」と評したが、3話、4話と視聴するなかで「ストーリーが分かりやすくなってきて、回を重ねることによくなってきましたね。ギャグが活きてます。今後も楽しみにしていますよ」と手ごたえを感じた[1]。
スタッフ(2026年版)
- 原作 - 新沢基栄[148]
- 監督 - 関和亮[148]
- アニメーションディレクター - 西川鷹司[148][151]
- シリーズ構成 - 村越繁[148]
- キャラクターデザイン - 阿部由佳[148][151]
- プロップデザイン - 水谷剛徳
- 色彩設計 - キム・ミンソク[157]
- 美術監督・美術設定 - AUSAN[157]
- 撮影監督 - 堀川和人[157]
- 編集 - 大野悟[157]、堀川和人[157]、西川鷹司
- 音響監督 - 神保直史[157]
- 音響効果 - 庄司雅弘
- 音響制作 - ビットグルーヴプロモーション
- 音響プロデューサー - たかとりこうへい
- 音楽 - 岩﨑琢[157]
- 音楽プロデューサー - 甫足亮介
- 劇中歌プロデュース - Night Tempo[148]
- 音楽制作 - フジパシフィックミュージック
- チーフプロデューサー - 三宅将典、大好誠
- プロデューサー - 森彬俊、大島和樹、大木菜緒、川瀬浩平、柳川あかり、米森裕人
- アニメーションプロデューサー - 石原直樹[157]
- 企画・プロデュース - スロウカーブ[148]
- アニメーション制作 - アニメーションスタジオ・セブン[148]
- 制作 - 奇面組製作委員会(フジテレビジョン、アニプレックス、集英社、電通、トーハン、アニメーションスタジオ・セブン、ビットグルーヴプロモーション、スロウカーブ、フジクリエイティブコーポレーション)
主題歌(2026年版)
| 映像外部リンク | |
|---|---|
|
|
- 「ファンキースパイス feat. TOMOO」[147]
- BREIMENによるオープニングテーマ。作詞・作曲は髙木祥太、編曲はBREIMEN。
- 「ステキッ!!」[147]
- 離婚伝説によるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は離婚伝説。
- 「うしろゆびさされ組」[158]
- 河川唯(白石晴香)と宇留千絵(長谷川育美)による第1話と第6話の劇中歌。作詞は秋元康、作曲は後藤次利、編曲・プロデュースはNight Tempo。
- 本楽曲は1985年版テレビアニメの初代オープニングテーマを白石と長谷川がカバーしたもので、Night Tempoがアレンジを手掛けた[148]。2025年10月17日の再アニメ化決定の発表に合わせて、本楽曲を使用したイメージMVが公開されている[148]。
- 「あなたを知りたい」
- 河川唯(白石晴香)と宇留千絵(長谷川育美)による第8話の劇中歌。作詞は秋元康、作曲は後藤次利、編曲はNight Tempo。
各話リスト(2026年版)
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 奇面組登場! | 村越繁 | 西川鷹司 |
|
| 阿部由佳 | 2026年 1月9日 |
| 第2話 | 新学期・必殺自己紹介 ルールなき戦い 級友共闘編 |
| 飯田崇 |
|
| 西川鷹司 | 1月16日 |
| 第3話 | 親切心のギャグ効果!? あまのじゃくにおめぐみを | たかだ誠 | 影山楙倫[151] |
|
|
| 1月23日 |
| 第4話 | 時をかけろ!熱血教師 物星大 |
| 飯田崇 |
|
| 1月30日 | |
| 第5話 | 宿敵・春曲鈍接近! 宇宙のどこかで遊ぼうよ | 米山昴 | 影山楙倫[151] |
|
| 2月6日 | |
| 第6話 | モジモジ豪くん 教えてください結婚のこと |
|
|
|
| 2月13日 | |
| 第7話 | 霧のかくれんぼWARS! それでもスケベ 出瀬潔 |
| 飯田崇 |
|
|
| 2月20日 |
| 第8話 | シーサイド チェイス 真夏の夜のポッピンシャワー | 西川鷹司 |
|
| Choi Eun-ok |
| 2月27日 |
| 第9話 | ねむりむし仁くん きみの手料理が…… |
| 影山楙倫[151] |
|
| 3月6日 | |
| 第10話 | レッツゴー修学旅行 |
|
|
|
| 3月13日 | |
| 第11話 | キャラレル・ワールド | 米山昂 | 影山楙倫[151] |
| Choi Eun-ok | 3月20日 | |
| 第12話 | あの日の奇面組 | 村越繁 |
|
|
| 3月27日 |
放送局(2026年版)
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [119] | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年1月9日 - 3月27日 | 金曜 23:30 - 土曜 0:00 | フジテレビ(製作参加) ほか系列フルネット全26局 | 日本国内[注 20] | 解説放送[160] / 『ノイタミナ』枠 |
| 2026年1月11日 - 3月29日 | 日曜 21:30 - 22:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
| 全放送局で字幕放送を実施[160][161]。 | ||||
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2026年1月10日 | 土曜 12:00 以降順次更新 | 見放題配信 | |
| 最新話期間限定無料配信 | |||
| レンタル配信 | |||
| 土曜 23:00 - 23:30 | ニコニコ生放送 | ||
| 2026年1月11日 | 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) | ABEMA アニメチャンネル | 見逃し配信あり |
BD / DVD(2026年版)
| 巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
|---|---|---|---|---|
| BD | DVD | |||
| 1 | 2026年3月25日[162] | 第1話 - 第3話 | ANZX-17821 | ANZB-17821 |
| 2 | 2026年4月22日[163] | 第4話 - 第6話 | ANZX-17823 | ANZB-17823 |
| 3 | 2026年5月27日[164] | 第7話 - 第9話 | ANZX-17825 | ANZB-17825 |
| 4 | 2026年6月24日[165] | 第10話 - 第12話 | ANZX-17827 | ANZB-17827 |
| フジテレビ系列 ノイタミナ | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
ハイスクール!奇面組(2026年版)
|
逃げ上手の若君(第一期・第二期)
|
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ゲーム版
- ハイスクール!奇面組(セガ・マークIII用ソフト、1986年12月15日、セガ・エンタープライゼス)
- いたずらして逃げ出した奇面組の面々を唯が捕まえるアドベンチャーゲーム(正確にはアクションゲーム)。ストーリーはなく、5人を捕まえればそれでゲームクリアとなる。
- テレビアニメ(1985年版)第68話「汗と涙のチャリティーバザー」で作中にも登場した(売れ残りの箱のみ)。
- ハイスクール!奇面組(MSX2用ソフト、1987年、ポニー[注 18])
- 上記の同名作品をMSX2用に移植したもの。
- SIMPLEキャラクター2000シリーズ Vol.05 ハイスクール!奇面組 THE テーブルホッケー(PlayStation用ソフト、2001年12月[15]20日、バンダイ[15][166])
- 河川唯と宇留千絵が「優勝の景品」となり、『ハイスクール!奇面組』の登場キャラクターたちがテーブルホッケーに挑むゲーム[166]。ストーリー形式だがギャグも随所に散りばめられている[166]。
- 原作者・新沢基栄がイラストを直筆で描くなどゲーム制作に関わった[15]
- 塩沢兼人が鬼籍に入っていたため、代役として岡野浩介が物星大を演じた。
ゲスト出演
- ファミコンジャンプ 英雄列伝(ファミリーコンピュータ用ソフト、1989年2月15日、バンダイ)
- 零と唯が通行人として登場。同作においては「潔(登場せず)よりも『シェイプアップ乱』の原宗一郎のほうが何倍もスケベ」という設定になっている。
- 週刊少年ジャンプ オレコレクション!(スマートフォン用アプリ、2017年7月6日、バンダイナムコエンターテインメント)
- 配信開始時より零が登場。
- ジャンプチ ヒーローズ(スマートフォン用アプリ、2018年3月28日、LINE)
- 2018年6月29日より零、2019年11月22日より鈍が登場。
- 週刊少年ジャンプ 実況ジャンジャンスタジアム(スマートフォン用アプリ、2018年8月2日、コナミデジタルエンタテインメント)
- 配信開始時より零が登場。
舞台
舞台『ハイスクール!奇面組』のタイトルで実写舞台化され、2017年6月1日から4日まで全労済ホール/スペース・ゼロにて上演された[167][168][169][170]。キャストはオーディションで決定した[171]。原作者・新沢基栄の監修によるオリジナルストーリーである[注 24]。脚本を田中大祐が手がけ、演出をなるせゆうせいが担当した[168][169]。
第2作目舞台 『ハイスクール!奇面組 2』〜嵐を呼ぶ変態ライバル対決〜は、2018年8月2日から10日まで草月ホールにて上演された[172][173]。一堂零のライバル・春曲鈍役を宮下雄也が務め[172]、前作で事代作吾役を務めたなだぎ武が零の父親・一堂啄石および一堂家の飼い犬・一堂ラッシーを演じ[172]、引き続き脚本を田中大祐、演出をなるせゆうせいが担当した[172]。
第3作目舞台 『ハイスクール!奇面組 3』〜危機一髪!修学旅行編〜は2020年11月18日から23日まで、新型コロナウイルス対策を取りながら[174]草月ホールにて上演された[175][176][177]。引き続き、脚本を田中大祐、演出をなるせゆうせいが担当。キャストは一堂零役・平野良など続投があった一方[176]、河川唯役が和田まあや(乃木坂46〈当時〉)に配役されるなど大幅に変更された[176]。
キャスト
★は舞台版オリジナルキャラクター。○数字はシリーズ作数。
- 一堂零 - 平野良[168][169][172][175][176][177]
- 冷越豪 - 寺山武志[168][169][172][175][177]
- 出瀬潔 - もう中学生[168][169][172][175][176][177]
- 大間仁 - 高木晋哉(ジョイマン)[168][169][172][175][176][177]
- 物星大 - 鳥越裕貴①[168][169]②[172] / 井深克彦③[175][176][177]
- 河川唯 - 松田彩希①[168][169]②[172] / 和田まあや(当時乃木坂46)③[175][176][177]
- 宇留千絵 - 東理紗①[168][169]②[172] / 西田薫子③[175][176]
- 事代作吾、一堂啄石、一堂ラッシー - なだぎ武〈事代①[168][169]③[175][176][177]、琢石②[172]、ラッシー②[172]〉
- 若人蘭 - 花原あんり①[168][169] / 倉田瑠夏③[175][176]
- 伊狩増代 - 奈良岡にこ①[168][169]
- 雲童塊 - 才川コージ①[168] / 梶原颯③[175][176]
- 似蛭田妖 - 葉山昴①[168][169] / 横井翔二郎③[175][176]
- 切出翔 - 佐藤友咲①[168][169] / 荒一陽③[175][176]
- 天野邪子 - 柴小聖①[168][169] / 田中美麗③[175][176]
- 御曹司★ - 鈴木勤①[178]
- 太鼓持大★ - 森本亮治①[179]
- うしろゆびさされ組 - 上田芽依・小林都[168][175]
- よろづ組★ - サトウヒカル・鈴木そぼく・中村翼・川畑 亮人①[168]・いーま・南米仁・アライヒロヤス・金子清春・山本夏夢・吉田瑞貴③[175]
- 春曲鈍 - 宮下雄也②[172]③[175][176]
- 一堂霧 - 一村すみれ②[172]
- 日条左半次 - 桜庭大翔③[175][176]
- 痩猪エルザ - 宮澤雪③[175][176]
パチンコ
2003年にマルホン工業からタイアップ機6種類がリリースされた。
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脚注
注釈
- 1 2 アニメ化の際、新沢はスタッフに「パンチラなどは絶対にさせないで下さい」という指示を出していた。そのため、制服着用時はスリップで中が見えないようになっている。
- ↑ 一例として、「雪の降った朝は…の巻」(『ハイスクール!』JC19巻、JCSおよび文庫版13巻収録)が挙げられる。アップの唯が見上げている構図であるが、間延びしていた顎のラインが修正され、眉毛も加筆されている。
- ↑ 例として、「レッツゴー!修学旅行その3 新幹線大パニックの巻」(『3年』JC3巻、JCSおよび文庫版2巻収録)に「国鉄値下げいかがですか〜っ」のセリフがあるが、その後1987年4月に国鉄が分割民営化でJRとなったため、コマ外に補足として「当時のJRの呼称」と書き加えられている。
- ↑ 事代の教員採用は結婚に伴って石砂が音小野高校に転任したことによる。
- ↑ ただし春曲鈍の両親など、語呂合わせになっていないキャラクターも少数だが存在する。
- ↑ JC『ハイスクール!奇面組 第1巻』での作者近影によれば、当初『3年奇面組』は10回程度で終了し、充電期間に入る予定だったという。
- ↑ 原作において骨組は他の集団に先行して卒業し、尾利(おり)高校に進学しているのに対し、アニメ版では奇面組と卒業時期が同じになっている。
- ↑ 奇面組が進学を予定していた「一先(ひとまず)高校」は合格直後に廃校が決定し、唯・千絵の進学先「応生(おうせい)高校」へ統合させる形となった。これに伴い、学校名も「一応(いちおう)高校」(「“一”先」+「“応”生」-「先生」=「一応」)と改められた。
- ↑ 『ジャンプ』掲載時は風に吹かれる唯の顔のアップからそのまま一応中学校のシーンに転換するが、単行本収録版では中学校のシーンの直前に画面がホワイトアウトしている大ゴマが加筆されている。これに伴って後ろの頁のレイアウトも再構成および加筆が行われ、結果的に『ジャンプ』掲載時は15頁だった最終回が16頁に増加した。
- ↑ 当時の雑誌によっては「学園パフォーマンスギャグロマン」などとも表記されていた[96]。
- ↑ なお第5回までは同大会の宣伝のため、大会マスコット「バボちゃん」と奇面組・唯・千絵が共演しているエンドカードが出された。
- ↑ 『アニメディア』1985年12月号の「月間アニメ放送表」には「特番」の表記で11月16日、23日、30日までの3回放送分の番組の休止が記されている[109]。
- ↑ 時間拡大版のため19時からの放送(通常の『オレたちひょうきん族』は20時からの放送)。春と秋と正月に放送された。
- ↑ 総集編として同社協力の映像が含まれているため、スタジオコメットとの共同という扱いになっている。
- ↑ 予告時においては「緊急指令 全員集合・でした」となっていた(前話(第84話)EDより)。
- ↑ 原作における北殿軒戻樹の代役として登場しているため、事代は教師でありながら顧問や監督ではなく、部長という設定になっている。
- ↑ FODやU-NEXTなどの配信版も同様。
- 1 2 3 1987年10月21日、映像部門の「ポニー」と音響部門の「キャニオンレコード」が合併し、現社名となった。
- ↑ 「決闘!三重の塔・珍拳勝負!!」については、テレビ第84話版と劇場第3パート版の両方が収録されている。
- ↑ フジテレビ系列フルネット局が所在しない青森県・山梨県・徳島県・山口県・大分県・宮崎県を除く(遠距離受信および区域外再放送は含めず)。
- 1 2 ひかりTV専門チャンネル・ひかりTVビデオプラン・ひかりTVビデオざんまいプラン・ひかりTV for docomo・SPOOXを含む。
- ↑ アニメ放題を含む。
- ↑ music.jpを含む。
- ↑ 原作・アニメと異なり、唯は一応高校の転入生という設定である。なお、各キャラクターの服装や髪の色については1985年アニメ版に準じている。
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 “『ハイスクール!奇面組』新沢基栄が明かす『ドラゴンボール』鳥山明さんとの交流…絵は描いていても ”新作” が描けない理由”. Smart FLASH. 光文社 (2025年2月20日). 2026年3月7日閲覧。
- ↑ “歴代発行部数 ランキング”. 漫画全巻ドットコム. 2020年9月25日閲覧。
- ↑ 「満月で解決!?の巻」『ハイスクール!奇面組 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1983年10月15日、ISBN 4-08-851349-5、131頁。
- 1 2 『FLASH』編集部 (2017年8月18日). “『ハイスクール! 奇面組』ハンマー突っ込みの元祖だった”. Smart FLASH. 光文社. 2025年10月18日閲覧。
- ↑ 新沢基栄「必勝!?受験の日の巻」『3年奇面組 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年3月15日、ISBN 4-08-851343-6、148頁。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 26-30.
- ↑ 『週刊少年ジャンプ』1985年5月13日22号、〈ジャンプ・コミックス〉第13巻
- 1 2 3 4 5 『ハイスクール!奇面組 第18巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1987年8月15日、ISBN 4-08-851368-1、83頁。
- ↑ 新沢基栄『ハイスクール!奇面組 第13巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年5月15日、ISBN 4-08-851359-2、カバー折り返し。
- ↑ 『週刊少年ジャンプ』1987年5月18日23号。
- 1 2 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 139.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 29.
- 1 2 奇面組解体全書,ホーム社,集英社 2002, p. 12.
- ↑ “「夢オチ」と言われがちな『ハイスクール!奇面組』最終回 実は作者には“別の意図”があった?”. マグミクス. メディア・ヴァーグ (2025年11月16日). 2025年11月20日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 奇面組解体全書,ホーム社,集英社 2002, p. 10-15.
- ↑ コミックフィギュア王,グリーンアロー出版社 1999, p. 71-83.
- 1 2 3 4 5 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 4.
- 1 2 コミックフィギュア王,グリーンアロー出版社 1999, p. 90.
- 1 2 3 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 97.
- ↑ 『帰ってきたハイスクール!奇面組』集英社、2004年2月18日、56頁。
- ↑ コミックフィギュア王,グリーンアロー出版社 1999.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 4-7.
- ↑ コミックフィギュア王,グリーンアロー出版社 1999, p. 84.
- 1 2 コミックフィギュア王,グリーンアロー出版社 1999, p. 88-89.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 46-54.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 76-80.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 134-139.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 81-94.
- ↑ コミックフィギュア王,グリーンアロー出版社 1999, p. 168-169.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 95-96.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 119.
- ↑ 帰ってきたハイスクール!奇面組,マガジンハウス 2000, p. 140-142.
- ↑ 新沢基栄「『奇面の源流』新沢基栄先生×佐藤 正インタビュー」『ハイスクール!奇面組 基乃伍 チャレンジ! 変態スポーツ三昧なのだ編(2)』集英社〈集英社ジャンプリミックス〉、2003年9月27日、191頁。ISBN 4-08-106497-0。
- 1 2 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 5-35.
- ↑ 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 7-8,17.
- ↑ 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 26.
- ↑ 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 9-11.
- 1 2 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 11.
- ↑ 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 14,28.
- ↑ 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 28.
- ↑ 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 16.
- ↑ 3年奇面組,ジャンプコミックス 6巻,集英社 1983, p. 24,29.
- ↑ 奇面組解体全書,ホーム社,集英社 2002.
- 1 2 “『ハイスクール!奇面組』第11話「キャラレル・ワールド」のあらすじ&先行カットが公開! パラレルワールドの一堂零役に千葉繁さんが決定”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2026年3月18日). 2026年3月20日閲覧。
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参考資料
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外部リンク
- 舞台
-
- 舞台「ハイスクール奇面組」公式サイト ※アーカイブ
- 舞台「ハイスクール!奇面組」 (@kimengumi_stage) - X(旧Twitter)
- テレビアニメ(1985年版)
-
- 広報ページ:ハイスクール!奇面組
- ハイスクール!奇面組(漫画)- Anime News Network中の百科事典
- テレビアニメ(2026年版)
-
- TVアニメ『ハイスクール!奇面組』公式サイト
- TVアニメ『ハイスクール!奇面組』公式 (@kimengumi_anime) - X(旧Twitter)
- TVアニメ『ハイスクール!奇面組』公式 (@kimengumi_anime) - TikTok