ピリュラー

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ピリュラー(古希: Φιλύρā, Philyrā)は、ギリシア神話の女神、あるいは女性。


ピリュラー(Φιλύρā, Philyrā)は、ギリシア神話の女神である。「菩提樹」の意。オーケアノスの娘で[2][3]、クロノスとの間にケンタウロスのケイローンと[4][5][6][3]、ドロプスを生んだ[6]。

概要

ゼウスが子供の頃、ピリュラーは黒海沿岸の島に住んでいたが、島でクロノスは馬の姿となり、ピリュラーと交わった。しかしレアーに発見され、クロノスは馬の姿となって逃げ、ピリュラーも島を去り、ペラスゴスの山中でケイローンを生んだ[4]。

また一説に、クロノスは匿われているゼウスを探しているときに、トラーキアで馬の姿となり、ピリュラーと交わりケイローンをもうけた。しかし、ピリュラーは生まれた子の姿を見て悲しみ、ゼウスに願って菩提樹(ピリュラー)に変えてもらったという[3]。

脚注

  1. ↑ 『ノストイ』断片(アポロドーロス引用、2巻1・5)。
  2. ↑ ロドスのアポローニオス、2巻1238行。
  3. 1 2 3 ヒュギーヌス、138話。
  4. 1 2 ロドスのアポローニオス、2巻1231行-1241行。
  5. ↑ アポロドーロス、1巻2・4。
  6. 1 2 ヒュギーヌス、序文。

参考文献