ユニオル・マルテ

ウィキペディアから、無料の百科事典
ジュニオル・マルテ
Yunior Marte
中日ドラゴンズ #52
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 首都地区サントドミンゴ
生年月日 (1995-02-02) 1995年2月2日(30歳)
身長
体重
188 cm
98 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 アマチュアFA
初出場 2022年4月12日
年俸 1億9000万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ユニオル・マルテ(Yunior Marte, 1995年2月2日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。

日本での登録名はジュニオル・マルテ。

経歴

プロ入りとロイヤルズ傘下時代

2012年7月19日にインターナショナル・フリーエージェントでカンザスシティ・ロイヤルズと契約した。しかし、メディカルチェックの結果肘の怪我が発見されたため、契約は一旦無効になった。数日後に交渉した結果、20万ドルだった契約金を7万5000ドルにするという条件で合意に達した[2][3][4]。

2013年はルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ロイヤルズ(英語版)で11試合に登板して4勝3敗、防御率1.71の成績を残した[4]。

2014年は、ルーキー級のバーリントン・ロイヤルズでプレーした。11試合に登板して4勝3敗、防御率3.44を記録した。

2015年は、A級のレキシントン・レジェンズでプレーし、18試合で4勝5敗、防御率6.44の成績を残した[5]。

2016年は、A級レキシントンで26試合(先発7試合)で6勝8敗1セーブ、防御率4.21の成績を残した[5]。サウス・アトランティックリーグのリリーバーの中で6位の評価を受けた。

2017年は、A+級のウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、オールスターにも選出された[6]ほか、AA級のノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでもプレーした。この年は、2チームの合計で37試合に登板し、4勝4敗、防御率3.98の成績を残した[5]。

2018年は、AA級ノースウエストアーカンソーでプレーし、43試合の登板で4勝4敗2セーブ、防御率2.91だった[5]。

2019年は、AA級ノースウエストアーカンソーとAAA級のオマハ・ストームチェイサーズでプレーした。 2チーム合計で46試合に登板して、3勝3敗2セーブ、防御率4.19を記録した。

2020年は、新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、プレーしなかった[7]。11月2日にフリーエージェント(FA)となった[3]。

ジャイアンツ時代

2020年12月9日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ[3]。

2021年は、AAA級のサクラメン・トリバーキャッツでプレーした。43試合(先発1試合)で0勝3敗4セーブ、防御率3.49を記録した[3]。11月7日に40人枠に追加された[8]。

2022年は開幕をAAA級で迎えたが、4月12日、出産の立ち会いによって離脱したタイラー・ロジャースの代わりにメジャーに昇格した[9]。その日のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビューを果たし、無失点で抑えた[10]。ジョン・ブレッビアが忌引リストから復帰した翌日にマイナーに降格した。

フィリーズ時代

2023年1月9日にエリック・ミラーとのトレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[11]。この年は39試合に登板して1勝1敗、防御率5.03を記録した。

2024年は23試合に登板したが、防御率6.92と苦戦した。オフの11月4日に40人枠から外れ、AAA級リーハイバレー・アイアンピッグスに送られることになったが、それを拒否しFAとなった[6]。

マリナーズ傘下時代

2024年11月23日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、2025年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[12]。

中日時代

2025年2月6日に中日ドラゴンズへの入団が発表された[13]。背番号は52[13]。推定年俸は1億9000万円[1]。

選手としての特徴

最速158km/hのストレートと、スライダーおよび直球に近い球速のシンカーを投げる[14]。

詳細情報

年度別投手成績

年

度
球

団
登

板
先

発
完

投
完

封
無
四
球
勝

利
敗

戦
セ
丨
ブ
ホ
丨
ル
ド
勝

率
打

者
投
球
回
被
安
打
被
本
塁
打
与
四
球
敬

遠
与
死
球
奪
三
振
暴

投
ボ
丨
ク
失

点
自
責
点
防
御
率
W
H
I
P
2022 SF 3900001102.50021448.04752206443032295.441.44
2023 PHI 4000001122.50018239.14761701380027225.031.63
2024 2300000002----12726.03451500233022206.921.88
MLB:3年 10200002226.500523113.11281654071056081715.641.61
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

年
度
球
団
投手(P)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2022 SF 3907011.000
2023 PHI 4012001.000
2024 2342001.000
MLB 102511011.000
  • 2024年度シーズン終了時

背番号

  • 74(2022年)
  • 43(2023年 - 2024年)
  • 52(2025年[13] - )

脚注

  1. 1 2 「「中日との契約を選んだということは」 新外国人マルテ、右腕の実力を米メディア分析 「興味深い武器の持ち主だ」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2025年2月8日。2025年2月11日閲覧。
  2. ↑ Scoles, Clint. “The Academy – Minor League Roster Breakdown, Part 1” (英語). Kansas City. 2016年4月15日閲覧。
  3. 1 2 3 4 “Yunior Marte Stats & Scouting Report - Baseball America” (英語). Baseball America. 2022年7月2日閲覧。
  4. 1 2 “Prospect Watch: Yunior Marte” (英語). Royals Farm Report (2018年2月22日). 2018年2月22日閲覧。
  5. 1 2 3 4 “Yunior Marte Minor & Winter Leagues Statistics & History” (英語). Baseball-Reference.com. 2022年7月2日閲覧。
  6. 1 2 MLB公式プロフィール参照。2024年11月10日閲覧。
  7. ↑ “2020 Minor League Season Canceled” (英語). mlbtraderumors.com. 2020年6月30日閲覧。
  8. ↑ “Giants add River Cats reliever to 40-man roster” (英語). MiLB.com. 2021年11月9日閲覧。
  9. ↑ Klopfer (2022年4月12日). “Giants call up Yunior Marte” (英語). McCovey Chronicles. 2022年4月12日閲覧。
  10. ↑ “Giants' Yunior Marte: Heads back to Triple-A” (英語). CBSSports.com. 2022年4月13日閲覧。
  11. ↑ “Giants' Erik Miller: Dealt to San Fran” (英語). cbssports.com (2023年1月9日). 2024年3月29日閲覧。
  12. ↑ “Mariners Sign Yunior Marte To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年11月25日閲覧。
  13. 1 2 3 「【中日】守護神候補の新外国人マルテ獲得を発表 メジャー通算102登板、右のパワーピッチャー」『日刊スポーツ』2025年2月6日。2025年2月6日閲覧。
  14. ↑ 「中日、大谷翔平斬り158キロ右腕の新外国人獲得 メジャー102試合登板、30歳のユニオル・マルテ 守護神候補として期待」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2025年2月6日。2025年2月11日閲覧。

関連項目

外部リンク