北鎌倉駅

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北鎌倉駅
西口(2026年3月)
きたかまくら
Kita-Kamakura
◄JO 09 JS 09 大船 (2.3 km)
(2.2 km) 鎌倉 JO 07 JS 07►
所在地 神奈川県鎌倉市山ノ内501
北緯35度20分14秒 東経139度32分42.5秒 / 北緯35.33722度 東経139.545139度 / 35.33722; 139.545139座標: 北緯35度20分14秒 東経139度32分42.5秒 / 北緯35.33722度 東経139.545139度 / 35.33722; 139.545139
駅番号 JO08
JS08
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 ■横須賀線
■■湘南新宿ライン(宇都宮線直通)
キロ程 2.3 km(大船起点)
東京から品鶴線経由で51.7 km
電報略号 キラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
[JR 1]8,286人/日(降車客含まず)
-2024年-
開業年月日 1927年(昭和2年)5月20日[1]
備考 業務委託駅[2][3]
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北鎌倉駅(きたかまくらえき)は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)横須賀線の駅である。

乗り入れ路線

東京駅経由の総武快速線直通列車のほか、新宿駅経由で宇都宮線に直通する湘南新宿ラインも停車する。2017年1月までは、一部の特急「成田エクスプレス」が繁忙期の休日日中を中心に横須賀駅まで延長され、当駅にも停車していた。

また当駅には、各路線ごとに駅番号が与えられている。

  • JO 横須賀線:東海道本線(品鶴線経由)を経て、下り列車は大船駅より線路名称上の横須賀線を走る。上り列車は多くの列車が東京駅を経由し、総武快速線へ直通する。 - 駅番号「JO 08」
  • JS 湘南新宿ライン:東海道本線(品鶴線経由)を経て、西大井駅まで横須賀線と同一の線路を使用し、新宿駅経由で宇都宮線へ直通する。 - 駅番号「JS 08」

歴史沿革

沿革

歴史

北鎌倉駅は、1926年(大正15年)に円覚寺住職ほか附近住民の連名による請願を承けて、1889年(明治22年)の国鉄(現JR東日本)横須賀線開通から38年後の1927年(昭和2年)5月20日に設置された。当初の北鎌倉駅は国鉄横須賀線北鎌倉仮停車場という位置づけで、5月から10月の間のみの季節営業であったが、1930年(昭和5年)に駅に昇格したことに伴って国鉄北鎌倉駅として開業し、それに合わせて現駅舎が建設された[7]。

そもそも国鉄横須賀線は、来るべき大清国軍の襲来に備え、海軍鎮守府が置かれていた軍港都市横須賀に物資を輸送する為、陸海両軍の要請により建設された軍需路線であった。その要請は1886年(明治19年)6月、西郷従道海軍大臣および大山巌陸軍大臣から伊藤博文内閣総理大臣(いずれも当時)に対して出されたが、翌1887年(明治20年)3月に閣議で横須賀鉄道建設が可決されると、同年4月から測量が開始され、同年5月には45万円(現在の価値にして数億円以上相当)の予算を東海道線建設費から流用することが決まり、同年12月に測量を終え、さらにその翌1888年(明治21年)1月に着工された。測量開始から僅か一年弱という短期間での着工、さらに円覚寺境内を横切り、円覚寺境内に位置する白鷺池(鶴岡八幡宮の神霊が白鷺に姿を変えて舞い降りたという言い伝えが遺る)の約半分を埋め立て、若宮大路の段葛(鶴岡八幡宮参道)を寸断して線路が敷設されるという、相当強引な突貫工事であったとされる[7]。

線路工事の費用は、現在では当然となっている用地買収に伴う補償によるものではなく、円覚寺など周辺土地の地主からの寄付、即ち献納によって賄われたとされるが、後に仮停車場(現北鎌倉駅)が設置された背景には、上述のとおり、鉄道敷設が円覚寺を含む周辺地主の出資によるものであったことも関係しているとされる。その仮停車場の設置請願が1926年(大正15年)に出された際には、鉄道省(当時)から回答として「請願者ニ於テ所要贈用地七拾坪ヲ寄付シ…」という条件が提示されているが、ここから、仮停車場の建設用地も鉄道敷設と同様に周辺地主の寄付によるものであったことがわかる[7]。

駅構造

JR東日本ステーションサービスが駅管理を受託している横浜統括センター(鎌倉駅)管理の業務委託駅[2][3]。みどりの窓口は2018年5月31日に営業を終了し、代わりに同年6月16日に指定席券売機が設置されている[6]。

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。上りホームの鎌倉方端に駅舎があり、下りホームに移るには構内踏切を渡らなければならない。この踏切の遮断機は長い間駅係員が手作業で遮断桿を操作していたが、のちに自動化された。

改札口は3か所あり、駅舎にある西口、下りホームの鎌倉方にある東口、下りホームの中程にある時間限定の臨時口がそれぞれ別に設けられている。

西口には自動券売機や自動改札機が設置されており、入場・出場とも可能である。

東口には簡易Suica改札機や駅員のいる精算所が設けられているが、乗車券の発売は行われていない。このため出場は可能だが、入場については有効な乗車券を持っている場合、ICカード等で乗車する場合のみ可能となっている。

臨時口には簡易Suica改札機のほかに乗車駅証明書発行機が設けられているため、入場・出場ともに可能である。開設時間中は駅員が常駐し、集改札を行っている。かつては平日朝の通学時間帯とゴールデンウィークなどの休日の最混雑時に限って出場のみ利用できたが、隣接する道路(北鎌倉隧道)の通行止めによる不便の解消のために2017年4月から正式な改札となり入場もできるようになった[8][9]。

構内に階段が多いことからバリアフリー化が計画された。このうち、構内階段部へのエレベータ新設[注 1]、下りホーム久里浜方の階段をスロープ化し大船方へ7メートル延伸、多機能トイレ設置等を行うなどのバリアフリー化計画に基づく工事は2014年3月末に完成した[10]。

のりば

番線路線方向行先
1 JO 横須賀・総武線(快速) 上り 横浜・東京・千葉方面
JS 湘南新宿ライン 北行 渋谷・新宿・大宮方面
2 JO 横須賀線 下り 鎌倉・横須賀・久里浜方面

(出典:JR東日本:駅構内図)

利用状況

2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員は8,286人である[JR 1]。

1995年度(平成7年度)以降の1日平均乗車人員は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員[11][12]
年度 1日平均
乗車人員
1995年(平成7年) [13]10,000
2000年(平成12年) [JR 2]8,841
2001年(平成13年) [JR 3]8,882
2002年(平成14年) [JR 4]8,458
2003年(平成15年) [JR 5]8,529
2004年(平成16年) [JR 6]8,324
2005年(平成17年) [JR 7]8,335
2006年(平成18年) [JR 8]8,404
2007年(平成19年) [JR 9]8,496
2008年(平成20年) [JR 10]8,569
2009年(平成21年) [JR 11]8,518
2010年(平成22年) [JR 12]8,448
2011年(平成23年) [JR 13]8,473
2012年(平成24年) [JR 14]8,849
2013年(平成25年) [JR 15]8,964
2014年(平成26年) [JR 16]8,709
2015年(平成27年) [JR 17]8,994
2016年(平成28年) [JR 18]8,997
2017年(平成29年) [JR 19]9,051
2018年(平成30年) [JR 20]9,015
2019年(令和元年) [JR 21]8,771
2020年(令和2年) [JR 22]6,351
2021年(令和3年) [JR 23]7,138
2022年(令和4年) [JR 24]7,942
2023年(令和5年) [JR 25]8,177
2024年(令和6年) [JR 1]8,286

駅周辺

円覚寺舎利殿(国宝)

緑に包まれた山の谷間にある円覚寺の境内に位置し、静かな住宅地に囲まれている。駅前には小さな商店街があり、観光客向けのレストランなどもある。

道路

バス路線

駅前の県道にある北鎌倉が最寄りバス停。全路線江ノ電バスが担当する。

舞台になった作品

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JO 横須賀線
大船駅 (JO 09) - 北鎌倉駅 (JO 08) - 鎌倉駅 (JO 07)
JS 湘南新宿ライン
大船駅 (JS 09) - 北鎌倉駅 (JS 08) - 鎌倉駅 (JS 07)

脚注

注釈

  1. ↑ 改札、構内踏切、上りホームの3階層に停止する。

出典

  1. 1 2 3 4 5 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、80頁。ISBN 4-533-02980-9。全国書誌番号:99032190。
  2. 1 2 「事業エリアマップ (PDF)」JR東日本ステーションサービス。2021年9月14日閲覧。
  3. 1 2 3 「No.274号 東日本ユニオンよこはま 駅業務執行体制の再構築等について提案を受ける (PDF)」JR東日本労働組合横浜地方本部、2018年3月23日。2018年6月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月1日閲覧。
  4. ↑ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '95年版』ジェー・アール・アール、1995年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-116-3。
  5. ↑ 『鉄道ファン』2007年1月号、交友社。[要ページ番号]
  6. 1 2 「駅の情報(北鎌倉駅)」東日本旅客鉄道。2018年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月4日閲覧。
  7. 1 2 3 西村和洋「公図で識る日本<第10回>鎌倉-横須賀線で辿る鉄道史-」『月刊登記情報』2026年1月号(770号)、金融財政事情研究会、52-59頁。
  8. ↑ 「JR北鎌倉駅下りホームに臨時改札口 トンネル通行止め受け設置」『タウンニュース』タウンニュース社、2017年4月7日。2022年7月13日閲覧。
  9. ↑ 「鎌倉市/JR北鎌倉駅臨時改札口の開設について」(プレスリリース)、鎌倉市、2020年10月13日。2021年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月19日閲覧。
  10. ↑ 「北鎌よもやま話No.214「かなり短いエレベーター」」北鎌倉女子学園。2014年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年7月20日閲覧。
  11. ↑ 鎌倉の統計 - 鎌倉市
  12. ↑ 神奈川県県勢要覧
  13. ↑ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 17ページ
  14. ↑ 「北鎌倉「緑の洞門」閉鎖10年、見えぬ解決 撤去か保存か、市は板挟み」『神奈川新聞』神奈川新聞社、2025年10月16日。
  15. ↑ 「『ビブリア古書堂の事件手帖』サザンが歌う主題歌入り予告映像到着」『クランクイン』ローソンエンタテインメント、2018年9月7日。2018年9月10日閲覧。

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員

関連項目

外部リンク