1846年
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| 千年紀: | 2千年紀 |
|---|---|
| 世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
| 十年紀: | 1820年代 1830年代 1840年代 1850年代 1860年代 |
| 年: | 1843年 1844年 1845年 1846年 1847年 1848年 1849年 |
1846年(1846 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、木曜日から始まる平年。
他の紀年法
[編集]カレンダー
[編集]できごと
[編集]1月 - 3月
[編集]4月 - 6月
[編集]- 4月25日 - リオ・グランデ川流域で米墨両軍が交戦(ソーントン奇襲事件)。マニフェスト・デスティニーに基づく米墨戦争の実質的な開戦[6]。
- 4月30日(弘化3年閏5月6日) - イギリスの宣教師ベッテルハイムが英国海軍船に乗って琉球(那覇)に来航。泊の護国寺に滞在し、医療活動とキリスト教布教を開始[7]。
- 5月8日 - 米墨戦争:テイラー将軍率いる米軍がパロ・アルトの戦いでメキシコ軍を撃破[8]。
- 5月13日 - 米国議会がメキシコに宣戦布告(ジェームズ・ポーク大統領)[9]。
- 5月16日 - 英国下院で首相ロバート・ピール主導による穀物法廃止法案が可決(6月26日に国王裁可・成立。ジャガイモ飢饉への対応と、コブデンやブライトら反穀物法同盟の運動が結実し、英国の自由貿易体制が確立)[10]。
- 6月14日 - カリフォルニアの米国人入植者が蜂起し(ベアフラッグ反乱)、カリフォルニア共和国の独立を宣言(米軍による占領・併合への先石)[11]。
- 6月15日 - 米英間でオレゴン条約が締結され、北緯49度線を国境としてオレゴン・カントリーを分割(米国がオレゴンを獲得し太平洋岸へ進出)[12]。
- 6月16日 - ピウス9世が第255代ローマ教皇に就任(初期には自由主義的改革を容認し1848年革命に影響)[13]。
- 6月25日 - 英国で穀物法廃止に伴い保守党が分裂(ディズレーリら保護貿易派が反発)。アイルランド強圧法案が否決されピール内閣が総辞職[14]。
7月 - 9月
[編集]- 7月6日 - 英国で第1次ジョン・ラッセル内閣(ホイッグ党政権)が成立[15]。
- 7月20日(弘化3年閏5月27日) - 米国東インド艦隊司令長官ジェームズ・ビドルが戦列艦コロンバス号など軍艦2隻を率いて浦賀に来航し、通商を要求[16][5]。
- 7月21日(弘化3年閏5月28日) - 京都御所日ノ御門前に公家の子弟教育機関である学習所(後の学習院)の校舎が竣工[17][5]。
- 7月27日(弘化3年6月5日) - 幕府浦賀奉行がビドルに対して通商拒絶と退去を通告[18]。
- 7月29日(弘化3年6月7日) - フランス極東艦隊司令長官セシーユが軍艦3隻を率いて長崎に来航し、開国を打診するも幕府に拒絶される[19]。
- 8月8日 - 米国下院で、米墨戦争の戦費予算案に対し、獲得予定領土における奴隷制度を禁止するウィルモット条項が提出される(不成立となったが、南北対立を先鋭化させ1850年協定への契機となる)[20]。
- 9月10日 - 米国の発明家エリアス・ハウが二重環縫いミシンの特許を取得[21][22]。
- 9月14日 - ネパール王国(ゴルカ朝)で王宮大虐殺事件が発生。ジャンガ・バハドゥル・ラナが政敵を粛清して実権を掌握し、1951年まで続くラナ家世襲による宰相独裁支配を確立[23]。
- 9月23日 - ベルリン天文台のJ・G・ガレが、フランスのユルバン・ルベリエによる軌道計算予測に基づき海王星を発見(天体力学の正当性を実証)[24][25]。
10月 - 12月
[編集]- 10月15日 - フランスの無政府主義思想家プルードンが主著『貧困の哲学』を刊行[26]。
- 10月16日 - ボストンのマサチューセッツ総合病院で、歯科医ウィリアム・T・G・モートンがエーテル吸入麻酔を用いた公開手術に成功(近代麻酔科学・外科学の確立)[27]。
- 10月19日(弘化3年8月29日) - 孝明天皇が異国船頻出を憂慮し、幕府に対して海岸防備の強化を命じる勅諭を下す(朝廷が国政・外交に関与する先例となり、後の尊王攘夷運動の起点となる)[5]。
- 11月16日 - クラクフ蜂起の鎮圧に伴い、オーストリア帝国がクラクフ共和国を併合(ウィーン体制下で唯一残されていたポーランド人自治領の消滅)[28]。
- 11月17日 - ドイツのイェーナで、カール・ツァイスが精密機械・光学機器工房(後の光学機器メーカー・カール・ツァイス)を開設[29]。
- 12月12日 - アメリカ合衆国とヌエバ・グラナダ共和国(現コロンビア)の間でマヤリノ=ビドラク条約が締結される。
- 12月28日 - アイオワ州が自由州としてアメリカ合衆国第29番目の州に昇格(奴隷州と自由州の均衡維持)[30]。
この頃
[編集]誕生
[編集]→「Category:1846年生」も参照
- 1月5日 - ルドルフ・クリストフ・オイケン[32]、ドイツの哲学者、ノーベル文学賞受賞者(+ 1926年)
- 1月30日 - フランシス・ハーバート・ブラッドリー[33]、イギリスの観念論哲学者(+ 1924年)
- 2月9日 - ヴィルヘルム・マイバッハ[34]、ドイツの自動車工学技術者・ダイムラー共同創業者(+ 1929年)
- 2月11日(弘化3年1月16日) - 小松宮彰仁親王[35]、皇族・元帥陸軍大将、初代日本赤十字社総裁(+ 1903年)
- 2月26日 - バッファロー・ビル[36]、アメリカ西部開拓時代のガンマン・興行主(+ 1917年)
- 2月27日 - フランツ・メーリング[37]、ドイツの社会主義運動家・歴史家、スパルタクス団創設者の一人(+ 1919年)
- 3月1日 - ヴァシーリー・ドクチャーエフ[38]、ロシアの地理学者・土壌学者、近代土壌学の父(+ 1903年)
- 3月17日 - ケイト・グリーナウェイ[39]、イギリスの絵本作家・挿絵画家(+ 1901年)
- 3月22日 - ランドルフ・コールデコット[40]、イギリスのイラストレーター、コールデコット賞の由来(+ 1886年)
- 3月29日 - オットー・マイヤー[41]、ドイツの法学者、近代行政法学の祖(+ 1924年)
- 4月4日 - ロートレアモン伯爵[42]、フランスの詩人、『マルドロールの歌』著者(+ 1870年)
- 4月20日 - ヴャチェスラフ・プレーヴェ[43]、ロシア帝国の内相、日露戦争主戦派(+ 1904年)
- 5月4日 - エミール・ガレ[44]、フランスのアール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家・陶芸家(+ 1904年)
- 5月5日 - ヘンリク・シェンキェヴィチ[45]、ポーランドの小説家、『クオ・ヴァディス』著者、ノーベル文学賞受賞者(+ 1916年)
- 5月11日 - パウル・マイエット[46]、ドイツの経済学者、お雇い外国人(+ 1920年)
- 6月27日 - チャールズ・スチュワート・パーネル[47]、アイルランド自治運動の指導者(+ 1891年)
- 7月3日(弘化3年閏5月10日) - 和宮親子内親王[48]、孝明天皇の異母妹、第14代将軍徳川家茂の正室(公武合体)(+ 1877年)
- 7月17日(弘化3年閏5月24日) - 徳川家茂[49]、江戸幕府第14代征夷大将軍(+ 1866年)
- 9月19日(弘化3年7月29日) - 箕作麟祥[50]、法学者・啓蒙思想家、明六社同人、民法典論争の主導者(+ 1897年)
- 9月25日 - ウラジミール・ペーター・ケッペン[51]、ロシア出身のドイツの気象学者、ケッペンの気候区分を提唱(+ 1940年)
- 10月1日 - アルベルト・モッセ[52]、ドイツの法律家、お雇い外国人として大日本帝国憲法や市制・町村制の起草に関与(+ 1925年)
- 10月4日(弘化3年8月14日) - 平野富二[53]、実業家、日本の近代活版印刷の創始者・石川島造船所社長(+ 1906年)
- 10月5日(弘化3年8月15日) - 中島信行[54]、政治家、自由民権運動指導者・初代衆議院議長(+ 1899年)
- 10月6日 - ジョージ・ウェスティングハウス[55]、アメリカの発明家、ウェスティングハウス・エレクトリック創業者(+ 1914年)
- 10月8日 - エルバート・ヘンリー・ゲーリー[56]、アメリカの実業家、USスチール初代会長(+ 1927年)
- 10月21日 - エドモンド・デ・アミーチス[57]、イタリアの小説家、『クオレ』著者(+ 1908年)
- 10月24日(弘化3年9月5日) - 雨宮敬次郎[58]、実業家・投資家、明治期の「鉄道王」(+ 1911年)
- 10月28日 - オーギュスト・エスコフィエ[59]、フランスの料理人、フランス料理の近代化・体系化に貢献(+ 1935年)
- 12月2日 - ピエール・ワルデック=ルソー[60]、フランスの政治家・首相、ドレフュス事件収拾と政教分離法への道を開く(+ 1904年)
崩御・死去
[編集]→「Category:1846年没」も参照
- 1月8日 - ゲオルク・フリードリヒ・プフタ[61]、ドイツの法学者、歴史法学派・概念法学の確立者(* 1798年)
- 2月15日 - オットー・フォン・コツェブー、ロシア海軍軍人・探検家、太平洋を探検航海(* 1787年)
- 2月21日(弘化3年1月26日) - 仁孝天皇[2]、第120代天皇(* 1800年)
- 3月17日 - フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル[62]、ドイツの天文学者、恒星の年周視差を初測定、ベッセル関数を定義(* 1784年)
- 4月6日(弘化3年3月11日) - 岡田半江[63]、南画家(* 1782年)
- 6月1日 - グレゴリウス16世[64]、第254代ローマ教皇(* 1765年)
- 6月8日 - ロドルフ・テプフェール、スイスの教育者・作家、近代的なコマ割り漫画の先駆者(* 1799年)
- 6月22日(弘化3年5月29日) - 宇田川榕菴[65]、津山藩医・蘭学者、日本初の近代化学書『舎密開宗』著者(* 1798年)
- 7月3日(弘化3年閏5月10日) - 鈴木春山[66]、田原藩医・蘭学者・兵学者、高野長英の友人(* 1801年)
- 7月25日 - ルイ・ボナパルト[67]、ホラント(オランダ)国王、ナポレオン1世の弟・ナポレオン3世の父(* 1778年)
- 8月24日 - アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン[68]、海軍提督、ロシア初の世界周航を指揮、レザノフらを乗せ長崎来航(* 1770年)
- 9月26日 - トマス・クラークソン[69]、イギリスの奴隷制度廃止運動指導者、ウィリアム・ウィルバーフォースの盟友(* 1760年)
- 11月30日 - フリードリヒ・リスト[70]、ドイツの歴史学派経済学者、ドイツ関税同盟を提唱(* 1789年)
- 12月2日(弘化3年10月14日) - 伴信友[71]、国学者(* 1773年)
- 12月10日 - フェデリーコ・コンファロニエリ[72]、リソルジメント(イタリア統一運動)初期の愛国者・カルボナリ指導者(* 1785年)
脚注
[編集]出典
[編集]- ↑ 『ドストエフスキー』 - コトバンク
- 1 2 『仁孝天皇』 - コトバンク
- ↑ 『シク戦争』 - コトバンク
- ↑ 『孝明天皇』 - コトバンク
- 1 2 3 4 『維新後大年表』有朋堂書店、1925年、49頁。
- ↑ 『アメリカメキシコ戦争』 - コトバンク
- ↑ 『ベッテルハイム』 - コトバンク
- ↑ 『テーラー』 - コトバンク
- ↑ 『ポーク』 - コトバンク
- ↑ 『穀物法』 - コトバンク
- ↑ 『ベアフラッグ共和国』 - コトバンク
- ↑ 『オレゴン条約』 - コトバンク
- ↑ 『ピウス9世』 - コトバンク
- ↑ 『ピール』 - コトバンク
- ↑ 『ラッセル』 - コトバンク
- ↑ 『ビッドル』 - コトバンク
- ↑ 『学習院』 - コトバンク
- ↑ 『浦賀奉行』 - コトバンク
- ↑ 『セシーユ』 - コトバンク
- ↑ 『ウィルモット条項』 - コトバンク
- ↑ 『ハウ』 - コトバンク
- ↑ 『ミシン』 - コトバンク
- ↑ 『ネパール』 - コトバンク
- ↑ 『ルベリエ』 - コトバンク
- ↑ 『海王星』 - コトバンク
- ↑ 『プルードン』 - コトバンク
- ↑ 『麻酔』 - コトバンク
- ↑ 『クラクフ蜂起』 - コトバンク
- ↑ 『ツァイス』 - コトバンク
- ↑ 『アイオワ』 - コトバンク
- ↑ 『ジャガイモ飢饉』 - コトバンク
- ↑ 『オイケン』 - コトバンク
- ↑ 『ブラッドリー』 - コトバンク
- ↑ Wilhelm-Maybach - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『彰仁親王』 - コトバンク
- ↑ 『バッファロー・ビル』 - コトバンク
- ↑ 『メーリング』 - コトバンク
- ↑ 『ドクチャーエフ』 - コトバンク
- ↑ 『グリーナウェー』 - コトバンク
- ↑ Randolph-Caldecott - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『マイヤー』 - コトバンク
- ↑ 『ロートレアモン』 - コトバンク
- ↑ 『プレーベ』 - コトバンク
- ↑ 『ガレ』 - コトバンク
- ↑ 『シェンキェビチ』 - コトバンク
- ↑ 『マイエット』 - コトバンク
- ↑ 『パーネル』 - コトバンク
- ↑ 『和宮』 - コトバンク
- ↑ 『徳川家茂』 - コトバンク
- ↑ 『箕作麟祥』 - コトバンク
- ↑ 『ケッペン』 - コトバンク
- ↑ 『モッセ』 - コトバンク
- ↑ 『平野富二』 - コトバンク
- ↑ 『中島信行』 - コトバンク
- ↑ 『ウェスティングハウス』 - コトバンク
- ↑ 『ゲーリー』 - コトバンク
- ↑ 『デ・アミーチス』 - コトバンク
- ↑ 『雨宮敬次郎』 - コトバンク
- ↑ Auguste-Escoffier - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『ワルデック・ルソー』 - コトバンク
- ↑ 『プフタ』 - コトバンク
- ↑ 『ベッセル』 - コトバンク
- ↑ 『岡田半江』 - コトバンク
- ↑ Gregory-XVI - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『宇田川榕庵』 - コトバンク
- ↑ 『鈴木春山』 - コトバンク
- ↑ Louis-Bonaparte-king-of-Holland - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『クルーゼンシテルン』 - コトバンク
- ↑ Thomas-Clarkson - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『リスト』 - コトバンク
- ↑ 『伴信友』 - コトバンク
- ↑ 『コンファロニエーリ』 - コトバンク