
TOMONY(トモニー)は、西武鉄道がファミリーマートとフランチャイズ契約して出店している、駅構内(駅ナカ)の売店である。
2007年6月5日に、西武鉄道とファミリーマートが新しい形態の駅売店を共同運営することで合意[1][2]。2007年7月3日に、トライアル店舗(実験店舗)の3店舗が、ウォークイン販売方式(コンビニエンスストア類似型)として西武池袋線練馬駅に、ステップイン販売方式(小形店舗型)として西所沢駅に、カウンター販売方式(対面式売店型)として練馬高野台駅に、それぞれ開店した。3か月間の実証実験を終えた後、同年12月20日に高田馬場駅橋上店(橋上駅舎内)が開店した。その後、2008年2月9日に武蔵藤沢駅店、同年4月に国分寺駅店、中村橋駅店と展開を進めた。2022年11月現在、有人店舗50店と無人店舗6店が存在する。
ファミリーマートと共に(トモニ)、お客さまと共に(トモニ)、地域と共に(トモニ)、店舗を成長させていくと意味を込めて、TOMONYと名付けた。
従来の西武鉄道駅構内にあった売店とは異なり、POSシステムを利用するなど効率化を図っている。PASMO・Suica等の交通系電子マネーの他、ファミマTカード及びプリンスカードを含むクレジットカード・デビットカードでの決済(店舗で確認済み)で商品の代金を払える。かつては通常のファミリーマートでは決済可能なWAON、Edy、iD、QUICPayの利用は出来なかったが2018年から大泉学園駅店や高田馬場駅店で試験導入され、2018年7月頃から順次拡大されTOMONY全店で利用可能になった。(かつてはTマネーや交通系を含む電子マネーチャージも不可能だった)。なお、Tマネー・TポイントやQUOカードによる決済は利用できる。
ポイント付与はTポイントかプリンスカードのどちらか1枚のみとなっていたが、2014年4月1日からはスマイルリンクサービスでプリンスカードと紐付けされたPASMOで支払う際にTカードを呈示することにより、プリンスポイントとTポイントが同時に付与されるようになる[3]。またプリンスカードそのものの提示によってはポイントがたまらないよう変更された。
TOMONY全店が西武鉄道沿線事業企画部事業運営室(旧トモニー事業室)に属し、全店舗のスタッフは西武鉄道の社員及びアルバイトスタッフである。ただしスーパーバイザー(SV)はファミリーマートの社員であり、シフトの欠員は派遣社員のスタッフによって補充され、スーパーバイザーと派遣会社のスタッフは西武鉄道には属していない。
勤怠管理もファミリーマートの店舗で使用しているものとは異なり、西武鉄道が独自に導入している勤怠管理システム(駅務アルバイトなどが使用するものと同じ物)が導入されている。(派遣スタッフはこのシステムではなく派遣会社の台帳によって管理される)
店長・副店長は複数の店舗を兼任しているケースが多く、隣接する駅の店舗や池袋、所沢、高田馬場などの一つの駅に複数店出店している駅では同駅内の全て若しくはその一部を2店舗ほど管理している。アルバイトスタッフは基本的に各店舗に所属しているが、店長が管理する他店舗のシフトの欠員補充で他店で勤務する場合がある。また特殊な例としてはリニューアル等で長期間店舗が使用できない場合は基本的に全スタッフが近隣の複数のトモニー店に一時的に割り振られることがある。店長より上位の管理者として「エリア長」という制度を導入しており、広域で複数の店舗を受け持ち、店舗での各種トラブル対応や店舗と運営の架け橋の役割を担っている。
スタッフの評価システムは以前はファミリーマートの提供サービスと異なる箇所があったためファミリーマートの評価システムとは異なるトモニー独自のシステムを採用しており、スタッフの名札もトモニー独自のものを使用していたがトモニー店のサービス拡充などもあり、2018年頃に評価システムと名札がファミリーマートと同じものに統一された。(名札はファミリーマートのロゴ部分がトモニーのロゴに変えられている)
営業時間も一般的なコンビニエンスストアにみられる24時間営業ではなく、多くの店舗で6:30から23:00に設定しており、初電や終電の時間帯は営業してないことが多い。
店舗面積も店舗間で差が激しく、ファミチキなどのフライヤーフードやファミマカフェ、ファミポート、宅配便、ATMなどのサービスにも店舗間でばらつきがあり、このサービスを提供している店舗としていない店舗が混在している。
販売店の一覧は公式ウェブサイトを参照。
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