| もののけ姫 | |
|---|---|
| Princess Mononoke | |
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| 監督 | 宮崎駿 |
| 脚本 | 宮崎駿 |
| 原作 | 宮崎駿 |
| 製作 | 鈴木敏夫 |
| 製作総指揮 | 徳間康快 |
| 出演者 |
松田洋治 石田ゆり子 田中裕子 小林薫 西村雅彦 上條恒彦 島本須美 渡辺哲 佐藤允 名古屋章 美輪明宏 森光子 森繁久彌 |
| 音楽 | 久石譲 |
| 主題歌 | 米良美一「もののけ姫」 |
| 撮影 | 奥井敦 |
| 編集 | 瀬山武司 |
| 制作会社 | スタジオジブリ |
| 製作会社 |
徳間書店 日本テレビ放送網 電通 |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 133分[2] |
| 製作国 |
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| 言語 | 日本語 |
| 製作費 |
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| 配給収入 |
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『もののけ姫』(もののけひめ、英語: Princess Mononoke)は、1997年公開[6]のスタジオジブリ制作による日本のアニメーション映画作品。原作・脚本・監督は宮崎駿。キャッチコピーは「生きろ。」[7]。
興行収入193億円を記録し[8]、当時『E.T.』(1982年)が保持していた日本の歴代興行収入記録を塗り替えた[注 2]。
1980年(昭和55年)に宮崎駿がアニメ企画案のイメージボードとして構想した同名の作品があり(『宮崎駿イメージボード集』。ISBN 4-06-108068-7。1983年に収録)、1993年(平成5年)にそれを基にした絵本(『もののけ姫』。ISBN 4-19-860040-6。)が出版されている。
1994年にアニメージュでの『風の谷のナウシカ』の連載を終えた宮崎は1人準備班を立ち上げ最初の案を破棄して別ストーリーを構想。途中、『耳をすませば』や『On Your Mark』の製作で中断するも1995年4月3日に再開し安藤雅司作画監督と共にキャラクター作りから本格的作業をスタート。同年4月19日に企画書が完成。5月14日に屋久島5泊6日のロケハンをし帰京後の5月22日にスタッフルームが設けられる。
主題歌「もののけ姫」(作詞 - 宮崎駿 / 作曲・編曲 - 久石譲)を歌う米良美一は、女性のような高い声で歌うカウンターテナーが話題になり、この作品によって広く認知されるようになった[要出典]。声優は『平成狸合戦ぽんぽこ』のおキヨの石田ゆり子、『紅の豚』のマンマユート・ボスの上條恒彦、『風の谷のナウシカ』のナウシカの島本須美とアスベルの松田洋治といった過去のジブリ作品にも出演した者が起用されている。
宮崎曰く、この映画にはやりたくて溜めてきた素材が三つも四つも入っている。絵コンテを読むと、エンターテイメント作品には通常不向きと思われる現代の厳しい課題が詰め込まれている。浦谷年良が整理すると、五つになる[70]。
「問題がたくさん入りすぎていてハラハラしますね」と浦谷が水を向けると、監督は以下の通り語った。「解決不能な問題ですよね。今までの映画は、解決可能な小課題を作って、取り敢えず今日はそれを超えたと、それをひとつのセオリーにしてきたんですけどね。それが映画の枠内だと。それでやると、現代で僕らがぶつかっている問題とは拮抗しないという結論が出たんじゃないかなぁ」[70]。
監督の論では、日本の通俗アニメーションを腐らせている一つに「動機の喪失」がある。例えば、監督が以前チベット民話『犬になった王子』(文:君島久子、岩波書店)に触発されて描いた『シュナの旅』である。ヤックルに乗る主人公シュナは、自国を貧困から救う穀物の種、「金色の種」を求め旅に出る。この旅の動機は崇高であるが、貧乏というリアリティが無い中では「胡散臭い」ものでしかない。アシタカの旅には、観客が共感できる動機が必要であった。すなわち「理不尽にも傷付けられ、呪われたと自覚した少年が、その呪いを癒す鍵を探して旅をする」ことである[71]。
さらには、アシタカは自発的にではなく、村を追い出されてやむなく旅に出る。それは受難のヒーローというより、ヒーローであることを裏切り続けるアンチヒーローである。そしてヒロインのサンもまた、傷付いた自分を醜いと思っているアンチヒロインである。同じ物語を辿りながら、通常の主役であることを徹底的に裏返しにしていく[71]。
物語の図式は森と人界の対立。乙事主たちとエボシたちが激突する、ここまでは観客の予想図式と一致する。普通の映画ではこれで全部辻褄が合う、ただの宿命の対決となる。ここで予想を破壊する、宿命も何も無い、もっと暴力的な図式を提示する。乙事主たちとエボシたちがぶつかる、そのエボシたちの後ろから侍たちの大きな勢力が加わっている。さらにそれが進行した形態として、侍たちが突出してエボシたちを飲み込み、乙事主たちと直接ぶつかっている図が描かれる[72]。
アシタカが事態に気が付いたときには、既にこの図式のようになっており、なぜこんなことが起こったのだろう、という形で事態が転化していく。それはその中で翻弄されるアシタカの心境であり、それは観客と同じ次元になる。事件に気が付き、発生した順番の逆から出会って行くのが現代であるためである[72]。
宮崎駿には、過去の自分の作品を一度徹底的に否定しなければ、本音で語ることはできないという思いが強烈にあった。スタジオジブリ作品への世間の期待について話が及ぶと、宮崎は(例えば自然保護に熱心なジブリなどの)期待に応えようとしてはいけない、一回期待を持つと、その期待を変えようとしないと返答した[73]。
宮崎駿は以下の通り述べている。
百億の人口がねぇ、二億になったって別に滅亡じゃないですからね。そういう意味だったら、世界中の野獣は、もう滅亡、絶滅していますよね(笑)。そうですよ。元は百匹いたのに、今は二匹しかいないなんて生きもの一杯いますからね。そういう目に、今度人類が遭うんでしょ、きっと。でもそれは滅亡と違いますね。僕等の運命ってのは、多分、チェルノブイリで、帰ってきた爺さんや婆さん達が、あそこでキノコ拾って食ったりね、その『汚染してるんだよ』って言いながら、やっぱり平気でジャガイモ食ってるようにして生きていくんだろうなっていうね…まぁ、その位のことしか言えないですよね。それでも結構楽しく生きようとするんじゃないかぁっていうね、どうも人間ってのは、その位のもんだぞって感じがね… — 宮崎駿、『「もののけ姫」はこうして生まれた。』[74]
監督が言う「我々が直面している最大の課題」は、主人公アシタカの設定に集約されているという。今この世の中に生きている若者は、いわれのない、不条理な、肉体的にも精神的な意味も含めてババを引いてしまった人間たちである。それは東アジア、アメリカやヨーロッパ、アフリカでも共通の運命である。その理由は、一人の人間が感じられる悲劇が、ローマ時代であろうと鎌倉時代であろうと同じ故である。人口が五百万人しかいなかった鎌倉時代の日本は、現代から見れば山紫水明、遥かに美しい所が多数存在したが、人間が悲惨の極みであったため、鎌倉仏教のような宗教が生まれてきた。破局の規模が大きいから悲劇が大きいというのは嘘で、一つの村が滅びることが、その人間にとっては全世界が滅びることに等しい、そういう意味を持った時代がある。その意味では人間が感じられる絶望も、その苦痛も量は等しい。恐らくそれは、歴史の様々な場所で感じ取られてきた。「ただ何となくスケールが大きいからね、こりゃ本当のドン詰まりと思っているだけで。でもそれが本当にドン詰まりなのかというと、そうは簡単に行かないことも、歴史は証明してるから」[75]。
浦谷年良はこの発言を以下のようにまとめている。現代の若者たちは、意識の奥でみんなババを引いてしまったと感じている。自分は悪くないのに、なぜか傷付けられていると感じている。マイナスの磁場のようなものを抱えている。その「心の空洞」に向かって「明るく元気に生きよう」「貧しさから抜け出して豊かになろう」と言っても通じない。こうした絶望、閉塞感を大きな歴史認識の中で捉え、考え直すことで「不条理な運命の中で生きる」ことを模索し、提示していく[73]。
なお監督は、物語のその後について、「アシタカとサンは、その後も良い関係を続けていく」、「アシタカは引き裂かれ、傷だらけになりながらも、サンやタタラ場のために努力し、それを曲げずに生きていく人物である」と語っている[76]。

本作は照葉樹林文化論の示唆を受けた世界観を舞台としている。参考とされたのは中尾佐助の『栽培植物と農耕の起源』であり、日本文化の基底が稲や稲作農民ではないことを明らかにする同書の内容が製作に大きく影響しているとされる[77]。本作では稲作農民に代表される平地の「定住民」とは全く別の生活圏を持つ「遍歴民(山民・海民・芸能民など)」が多く取り上げられる。『もののけ姫』は、遍歴民の世界で展開される物語である。叶精二によれば本作は日本映画で中世史をアウトサイダーの側から描くという、「時代劇の革命」を意図するものであり[78]、網野善彦は本作を「ずいぶん勉強した上でつくられている」と評している[79]。
宮崎は作家の司馬遼太郎と対談した時、司馬が新聞記者時代に京都の岩屋不動志明院に宿泊した際、奇っ怪な体験をした話しを聞き『もののけ姫』の着想になったといわれている。
かつて大和朝廷の支配に抵抗し、追われた人々。祭事の衣装や東北地方のマタギに似たアシタカの衣装、彼の使う「雅な椀」、娘の装束など、縄文時代の文化にブータンや北タイの焼き畑圏など照葉樹林文化圏の物が混ざった文化を形成している[80]。
エミシ(蝦夷)を宮崎駿は、大和政権とその支配下に入った稲作農耕民から追われて本州北部の山中に隠れ住んだ、焼畑・狩猟・採集・工芸を生業とする原日本人の残党と解釈している。村をまとめているのは、占いで物事を決めていくという女性(ヒイ様)である。神社の中で拝んでいるのは岩倉(岩の壁)、御神体である岩の塊である。カヤが抜いた、刀身が直線的で先が尖っている刀は蕨手刀という。柄の方には輪が付いている。東日本各地から出土しており、東北地方を中心に8世紀ほどまで作られていた。生活雑器であるが武器にもなり、坂上田村麻呂と戦ったエミシの軍勢はそのような刀を持っていたと考えられている[81]。また、未婚の女性が守り刀を男性に渡すという行為は、『粉河寺縁起』にもみられるように求婚の証であり、カヤが決して戻ってくることのないアシタカに守り刀を渡すという行為は、カヤが一生未婚のまま人生を全うすることを暗示しているとする指摘がある[82]。
劇中の石火矢は火銃が発想の源。中国、ヨーロッパのハンドカノンをエボシが改良した石火矢は少し火縄銃のようになっているが、まだ付け火のような棒で火を付けており、火縄銃のようにはいかない。火縄は硝酸を木綿の組み紐に染み込ませてあるもので、火を点けると灯っていき、ゆっくり燃える。それを瞬間的に吹くと、また少し火勢が強くなる。よって火縄銃を撃つ時は、構えてから息を急に吹き掛け、火縄を挟み込み、火蓋を開けて引き金を引くと火縄挟みが落ち、弾が発射される。その段階に到達していないため、後装になっている。弾と火薬が入っているものをそのまま入れて撃つことにより、先から弾を込めなくて済むようになっている。後装は古い大砲にあったものである。弾丸が入った部品に火薬を入れ、砲身に入れる。そして木の楔を打ち込み、点火して撃ち、楔を抜いてこれを引き出し、次弾を装填する[83]。
日本の史実では、鉄砲は南蛮貿易でポルトガルから種子島に伝来したものが発祥(鉄砲伝来)であるとされるが、劇中では中国の明王朝が由来とされる。
通常の火縄銃のライフル銃形態(エボシがシシ神の首切断で使用、タタラ場から猩々を撃退する攻撃で使用など)だけではなく、大口径で両手持ちの長い柄を持つバズーカ砲形態(山犬モロ一族に牛飼いが襲われた際の迎撃で使用、地侍との戦で使用など)や火炎放射器形態(ナゴの守退治で森や猪神たちを焼き払う焼夷弾用途で使用)など、様々な形態が存在する。
非人は中世では柿色の衣を着た人々で、一般平民とは区別されている。神人・供御人とも呼ばれる。非人に関連して浦谷年良は、宮崎駿が尊敬する作家、堀田善衛の『定家明月記私抄』を引用している。「元来天皇家というものが、これらの遊女、白拍子、舞人、猿楽、さらには武芸を事とする武人などの芸能民とともに、各種の職人、広い意味での宗教人など、いわば非農業民、それを別の言葉で言いかえるとして、『遊手浮食』の徒、『無縁の輩』などの『道々の輩』、すなわちこれら路上の遍歴民を統轄し保障をする存在であったことを確認しておきたい」[84]。
製作時にはヤックルの走りの分解図、カヤたちエミシの村の娘たちの衣装、アシタカが扱うエミシの矢の形(鏃は黒曜石で三枚羽)など、細かい指定が大量に書かれていた。中でも特徴的なのが「帯の位置」である。現代では、古来の着物の常識が失われているため帯の位置は高くなっているが、本来はへそ下であると注意書きがされていた。一方、その下には「これは『七人の侍』の三船敏郎以来の結び方、アシタカだけに使う」とあった。これは主人公アシタカの「現代の若者性」「若さと未熟さ」といった暗示であるのか、と意味を問われた宮崎駿は「三船のあれは、子供だってことでしょ」と答えている。市場を行き交う人々や、特に、成熟した大人として描かれるジコ坊の帯の位置は低い[85]。
エボシのたたら場の構成員に対する態度は大きく2つに分かれる。戦争で人狩りにあって売られた女たちと、社会から差別を受けてきた癩者(ハンセン病患者)とみられる病者に対しては温かい手を差し伸べているのに対し、病者以外の男たちに対しては乙事主やその配下の猪神たちに対するおとりとして利用されて猪神ともども吹き飛ばされて命を失うことを承知の上でシシ神退治に動員し、その最後の様子を崖の上から眺めているなど、極めて冷淡な態度を取っている[86]。
特に崖の下の牛飼いなど男衆には戦闘前にわざわざ防護柵を張り巡らせて敵の猪神の攻撃を防ごうとする姿勢は見受けられるが、実際は崖の斜面を登って来る敵の猪神を、唐傘連が震天雷を崖の上から落とし、崖に向かって来る猪神を、崖の下に地雷火を地中に埋めて吹き飛ばし、破片や猪神の死骸が落下して甚大な被害が出た。
だが、エボシは女たちに対しても重大な事実を隠している。それは、売られた鉄が武器に加工されて侍の手に渡り、戦争に用いられ、その結果、歴史学者の藤木久志が「奴隷狩り」と称した現象が引き起こされることである。つまり、女たちはエボシが作らせた鉄で作られた武器によって、奴隷として売られてエボシの下にやってきたのである。当然、エボシもこうした矛盾がいつかたたら場を崩壊させかねないことを認識していた。歴史学者の市沢哲はエボシがアシタカに告げた「私の秘密」の正体を社会的弱者である病者たちに新しい石火矢を作らせて同じ弱者である女たちに持たせて侍の鎧を打ち抜かせていくことで侍の力を奪い、鉄が侍のために使われるシステムを打破することで矛盾を解消し、さらに労働によって得られた果実の分配のあり方を変えていくという「国崩し」の実現を図ることとして捉え、森(=シシ神)との戦いはこの目的の中においては局所的なことに過ぎないとする[87][88]。
その一方で、エボシの出現はサンの位置づけを根本的に変えた。元々サンは山の神(この場合はモロの君)へ生贄として捧げられたものである。しかしエボシが現れ人々が山の神に対抗しうる力を持ったことで、人々は神の力の前にただひれ伏す存在ではなくなった。それによりサンは宙ぶらりんの立場に追い込まれ、人でも神でもない、「もののけ」として生きざるをえなくなった[87][89]。
女尊男卑する文化と建物構造も女重視で男軽視の構造になっている。
牛飼いたち男衆はタタラ場の中でも下層に住居も仕事場も全ての生活の場を構えており、敵と戦闘になった際は切り捨てて大屋根を含む上層だけを守り抜く構造になっている(しかし劇中では、アサノ軍に男たちがシシ神退治で留守中を狙われたので、トキたち女衆の防衛隊は最初から下層の防衛を捨てて上層の防衛に専念している)。
本作はスタジオジブリが1996年7月23日にウォルト・ディズニー・カンパニー(WDC)ならびに日本法人のウォルト・ディズニー・ジャパン(WDCJ)の間で国内でのビデオソフト(「ジブリがいっぱいCOLLECTION」)発売および海外でのジブリ作品配給に関わる事業提携を締結したことに伴い、WDC(「ディズニー」表記)から初めて出資を受けた作品である。このため、『耳をすませば』までの「発売元:徳間書店・販売元:徳間ジャパン」ではなく、WDCJのビデオソフト部門であるブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント(のちのウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント)になった。ただし、レーザーディスク版のビデオソフトについては徳間からの発売・販売となった。
こうして本作のビデオは既に『アラジン』などで日本市場に大きな勢力を築いていたウォルト・ディズニー・ジャパン(実際はポニーキャニオンに委託)の流通ルートで販売された。また、アジアを除く全世界でWDC子会社のミラマックスが配給し、ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントからビデオとDVDが発売された。本作以降、ジブリはWDCならびにWDCJと親密になっていく。
映画のレイティングシステムは、日本(映倫)では「一般」に指定されているが、アメリカ(MPAA)では「PG-13」に指定された。
英語版のナレーションには同じくウォルト・ディズニー製作のアニメ『ガーゴイルズ』でナレーションを務めていたキース・デイヴィッドが起用された。
| キャラクター | 日本語版 | 英語版 |
|---|---|---|
| アシタカ | 松田洋治 | ビリー・クラダップ |
| サン | 石田ゆり子 | クレア・デインズ |
| カヤ | タラ・ストロング | |
| エボシ御前 | 田中裕子 | ミニー・ドライヴァー |
| ジコ坊 | 小林薫 | ビリー・ボブ・ソーントン |
| 甲六 | 西村雅彦 | ジョン・デミータ |
| 門番 | (不明) | |
| ゴンザ | 上條恒彦 | ジョン・ディマジオ |
| トキ | 島本須美 | ジェイダ・ピンケット=スミス |
| エミシの少女A | (不明) | |
| 山犬 | 渡辺哲 | (不明) |
| タタリ神 | 佐藤允 | (不明) |
| 牛飼い頭 | 名古屋章 | (不明) |
| モロの君 | 美輪明宏 | ジリアン・アンダーソン |
| ヒイ様 | 森光子 | デビ・デリーベリー |
| 乙事主 | 森繁久彌 | キース・デイヴィッド |
| エミシの老人 | (不明) | |
| 病者の長 | 飯沼慧 | (不明) |
| じいじ | ||
| 牛飼い | 坂本あきら 近藤芳正 菅原大吉 斉藤志郎 |
(不明) |
| ジバシリ | 冷泉公裕 | (不明) |
| 牛飼い | (不明) | |
| キヨ | 香月弥生 | (不明) |
| たたら場の女 | 藤貴子 山本郁子 |
トレス・マクニール サリー・リン デニース・ポワリエ メアリー・エリザベス・マクグリン(歌声) |
| エミシの少女B | 飯沼希歩 | |
| ナレーター | キース・デイヴィッド | |
| その他 | 塚本景子 中村彰男 松山鷹志 小林和矢 松田健浩 藤巻直哉 深澤幸太 杉浦一恵 得丸伸二 ほうしげと おちひろき 三宅重信 名倉勝利 瀬野雅彦 田代健二 桑原富和 浮部文雄 原田敦祥 渡辺伸一 福永大剛 荒井良章 小野亮太 加藤英二 外崎明彦 岡崎展久 近江徹大 増田良昭 吉見絹 角田文 村田和代 吉岡亜紀子 坂下しのぶ 安藤惠理子 高築さおり 鹿島優子 田島凛々 二階堂美由紀 植草和世 |
パメラ・アドロン ルイス・アークェット コーリー・バートン アレックス・フェルナンデス ジャック・フレッチャー パット・フラリー ジョン・ホステッター ジョン・ラフター・リー マッタ・マッケンジー マイケル・マクシェーン マット・K・ミラー マーニー・モジマン アダム・ポール デヴィッド・ラズナー ドワイト・シュルツ |
| 製作 | 徳間康快 | |
| 音楽 | 音楽 ピアノ | 久石譲 |
| 指揮 | 熊谷弘 | |
| 演奏 | 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 | |
| 作画監督 | 安藤雅司、高坂希太郎、近藤喜文 | |
| 原画 | 大塚伸治、篠原征子、森友典子、賀川愛、小西賢一、遠藤正明、清水洋、粟田務、箕輪博子、三原三千雄、大谷敦子、稲村武志、芳尾英明、二木真希子、山田憲一、松瀬勝 桑名郁朗、松尾真理子、河口俊夫、野田武広、杉野左秩子、近藤勝也、金田伊功、笹木信作、山森英司、吉田健一、高坂希太郎、近藤喜文 テレコム・アニメーションフィルム 田中敦子 | |
| 動画チェック | 舘野仁美、中村勝利、斎藤昌哉、中込利恵、小野田和由 | |
| 動画 | 手島晶子、大村まゆみ、北島由美子、真野鈴子、坂野方子、柴田和子、倉田美鈴、沢九里、鈴木麻紀子、鈴木まり子、菊池華、鶴岡耕次郎、田村篤、野口美律、藤井香織、米林宏昌 矢地久子、山田珠美、川田学、佐光幸恵、アレキサンドラ・ワエラウフ、ダビッド・エンシナス、東誠子、山浦由加里、西戸スミエ、槇田喜代子、富沢恵子、コマサ、土岐弥生、柴田絵里子 長嶋陽子、椎名律子、岩柳恵美子、藤森まや、近藤梨恵、常木志伸、西河広美、渡辺恵子、谷平久美子、矢野守彦、古屋浩美、安達昌彦、山本まゆみ、中山大介、田辺正恵、新留理恵、松下敦子 手塚寛子、原口ちはる テレコム・アニメーションフィルム 飯盛夏子、渡邊奈津子、矢沢真由、東樹葉子、中路景子、毛利志乃舞、小高雅子、上田峰子、板垣伸、安留博子、富野昌江、式部美代子、与沢桂子、平井和子、藤倉雅代、宇田明彦 | |
| 作画協力 | アニメトロトロ、OH!プロダクション、スタジオコクピット、スタジオたくらんけ、グループどんぐり | |
| 美術監督 | 山本二三 田中直哉、武重洋二、黒田聡、男鹿和雄 | |
| 背景 | 吉田昇、春日井直美、長縄恭子、斉藤久恵、伊奈涼子、平原さやか、荒井貞幸、太田清美、谷口淳一、長田昌子、佐々木洋明、田村盛揮 | |
| 特殊美術 | 福留嘉一 | |
| 特殊効果 | 谷藤薫児、橋爪朋二、村上正博、榊原豊彦、谷口久美子 | |
| 色彩設計 | 保田道世 | |
| 色指定 | 井関真代、森奈緒美、守屋加奈子 | |
| 仕上 | 彩色 | 小野暁子、熱田尚美、鍋田富美子、野村雪絵、山田和子、鈴木栄一、片山由里子 スタジオキリー 岩切当志子、高橋直美、宮本智恵美、清水まり子、森沢千代美、渡辺信子、平林和広、谷島香、石川香織、土屋裕美、工藤百合子、原井智恵、児玉淳、浦山和恵、平林ふみ子、泰野君子 石黒静、吉田美夜子、高木小百合、後藤恵子、大隈昌子、佐々木恵子、角田和子、中釜かおる IMスタジオ 伊勢田美代子、尾崎美人、鉢田恒、浅井より子、西村豊美、森田薫、安味香織、大内一美、木村裕美子、天満友美、佐藤けい子、赤沼茂子、前原絹代、船崎幸子、板原多恵、小林一夫 トレーススタジオM 安斉直美、相原明子、杉山和歌子、金内順子、醍醐玲子、本橋恵美子、松尾めぐみ、大城ひろ子 東映動画 黒沢和子、奥西紀代美、坂野園江、入江三瓶子、五十嵐令子、古屋純子、藤橋清美、戸塚友子 テレコム・アニメーションフィルム 山本智子、人位万里、長嶋さゆり、太田真弥子、石川恵里子、西脇好美、宮川淳子、長岡純子 |
| トレスマシン | 柚木脇達巳 | |
| 協力会社 | スタジオOM青森ワークス、アニメハウス、はだしぷろ、ピーコック、ムッシュオニオン、スタジオOZ、スタジオアド | |
| デジタルペイント | 石井裕章、佐藤麻希子、杉野亮、服部圭一郎 高橋プロダクション/T2Studio 高橋加奈子、石堂めぐみ、村田ゆき、下江由美子、恒田由紀子 DR MOVIE T&V | |
| 技術協力 | 村尾守 スタック 斉藤芳郎 内外カーボンインキ 太陽色彩 北村繁治 CHROMACOLOUR INTERNATIONAL LTD ROY EVANS | |
| CG | 菅野嘉則、百瀬義行、片塰満則、井上雅史 | |
| 撮影監督 | 奥井敦 | |
| 撮影 | 藪田順二、高橋わたる、古城環 | |
| 音響制作 | オムニバスプロモーション | |
| 音響監督 | 若林和弘 | |
| 音響助手 | 真山惠衣 | |
| 録音 整音 | 井上秀司 | |
| 録音助手 | 福原正博 | |
| 整音助手 | 浅倉務、高木創、内田誠 | |
| 音響効果制作 | サウンドリング | |
| 音響効果 | 伊藤道廣 | |
| 音響効果助手 | 石野貴久 | |
| 音響効果協力 | VDX 猪飼和彦、渡辺基、時田滋 | |
| 音響効果取材協力 | 加藤隆雄、山村綱廣 愛知県鳳来町、東京都北区弓道連盟、正宗工芸 | |
| 音楽制作 | 会社 | ワンダーシティ、スタジオジブリ |
| マネージメント | 山下幸郎 | |
| A&R | 滝川透、稲城和実 | |
| エンジニア | レコーディング | 大川正義、森本信、浜田純伸 |
| マスタリング | 加藤正昭 | |
| アシスタント | 石原裕也、古川健司 | |
| CD制作 | 会社 | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
| A&R | 岡田知子 | |
| 協力会社 | ヤマハ | |
| フォトグラファー | 落合淳一、浦谷年良 | |
| 録音スタジオ | 音楽収録 | ワンダーステーション、アバコクリエイティブスタジオ |
| 台詞収録 | MITスタジオ 池場達也、西島理恵、八十嶋裕樹 アバコクリエイティブスタジオ 金井光晴、廣岡信貴 | |
| 録音所 | 東京テレビセンター | |
| タイトル | 真野薫、吉田由香里 | |
| リスマーク | CNT508 | |
| 編集 | 瀬山武司 | |
| 編集助手 | 水田経子、内田恵、田村眞子 | |
| 編集所 | 瀬山編集室 | |
| 監督助手 | 伊藤裕之 | |
| 演出助手 | 有富興二、石曽根正勝 | |
| 制作担当 | 川端俊之 | |
| 制作デスク | 田中千義、西桐共昭 | |
| 制作進行 | 大塚浩二、居村健治、鈴木健一郎 | |
| 制作業務 | 野中晋輔、望月雄一郎 | |
| キャラクター商品開発 | 今井知巳、浅野宏一 | |
| インターネット | 石光紀子 | |
| プロデューサー補 | 米沢敬博 | |
| 出版担当 | 田居因 | |
| 予告編制作 | ガル・エンタープライズ 板垣恵一、花本浩子 | |
| 海外プロモート担当 | スティーブン・アルパート、森吉浩予、濱田啓路 | |
| 現像 | 会社 | IMAGICA |
| タイミング | 平林弘明 | |
| オプチカル | 関口正晴 | |
| デジタルフィルムI/O | 辻英男 | |
| DOLBY | 技術協力 | 森幹生 コンチネンタル ファーイースト |
| 光学録音 | 上田太士 | |
| デジタル光学録音 | 西尾昇 | |
| アニメーション制作 | スタジオジブリ | |
| プロデューサー | 鈴木敏夫 | |
| 原作 脚本 監督 | 宮崎駿 | |
| 総指揮 | 徳間康快 | |
| 代表 | 氏家齊一郎、成田豊 | |
| 代表委員 | 山下辰巳、藤井睦夫 | |
| 推進指揮 | 漆戸靖治、間部耕苹、桂田光喜 | |
| 推進委員 | 大塚勤、萩原敏雄、俣木盾夫 | |
| 広報 | 山本珠実、長澤美奈子 | |
| プロデューサー | 菊川幸夫、武井英彦、中谷敏夫、渡辺哲也 | |
| 実行委員 | 徳間書店 小金井道宏、室井實、塚原昇、伊藤純子 日本テレビ 坂田信久、伊藤和明、長崎佳子、藤本鈴子、野元佳子、門屋大輔、紙谷知子 電通 百瀬伸夫、野田考也、勝田祥三、青柳教載、福山亮一、曽我有信 スタジオジブリ 古林繁、荒井章吉、一村晃夫、洞口朋紀、駒形正吾、藤津英子 | |
| 製作担当 | 奥田誠治 | |
| 企画協力 | アニメージュ編集部 渡邊隆史、松岡光譲 | |
| 宣伝 | プロデューサー | 矢部勝 |
| 係 | 東宝 新井重人、伴田雄輔 メイジャー 脇坂守一、岡村尚人、土屋勝、小柳道代、笹田文代、机ちひろ、福田のぞみ、加藤麻里子、原美恵子、渡辺美佳 | |
| 特別顧問 | 徳山雅也 | |
| キャッチコピー | 糸井重里 | |
| 特別協賛 | 日本生命 | |
| 特別協力 | 読売新聞 | |
| 配給 | 東宝 | |
1997年7月の公開後、興行収入193億円[8][注 10]、観客動員数1420万人を記録し[90]、当時の日本映画の歴代興行収入第1位となった。
日本歴代興行収入ランキング第1位の大当たりに、製作総指揮の徳間康快は仲のよい岡田茂東映会長から「百年に一度の奇跡だぞ」と言われた[91]。徳間は「何本も当てて世界のアニメプロデューサーになる」と豪語した[91]。『もののけ姫』は日本で公開された洋画も含めても歴代一位で、徳間は岡田の受け売りで「百年に一本」を周りに吹いた[91]。20世紀はあと数年しかなく、このまま日本での20世紀最大のヒットの称号をキープするかに思えたが、翌年『タイタニック』に抜かれた[91]。2001年にすぐに『千と千尋の神隠し』で抜き返したが、徳間は2000年に死去しており、これを見ることはなかった[91]。
日本国内におけるDVDとVHSを合わせたビデオグラム出荷本数は2007年5月時点で440万本[92]。
1999年1月22日に『金曜ロードショー』で初のTV放送がされ関東地区で35.1%、西日本地区で40.8%の視聴率を記録した[93]。
香港での興行収入は654万香港ドル[93]、全米では1000万ドル[93]。
2020年、新型コロナウイルスの流行によって新作映画の供給が困難になったことを受け、同年6月26日から8月まで全国の映画館で本作の再上映が行われた[1]。再上映による興行収入は8.8億円にのぼり、同年12月15日にこれまでの興行収入(193.0億円[8])に加算され、正式な興行収入記録は201.8億円となった[3]。これに伴い、同じくスタジオジブリ製作である『ハウルの動く城』の興行収入(196.0億円)を抜いた[4]。
| 上映週 | 週末日付 | 順位 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2020年6月27日-28日 | 2位 | |
| 2 | 2020年7月4日-5日 | ||
| 3 | 2020年7月11日-12日 | [94][95] | |
| 4 | 2020年7月18日-19日 | 3位 | [96] |
| 5 | 2020年7月25日-26日 | [97] | |
| 6 | 2020年8月1日-2日 | [98] | |
| 7 | 2020年8月8日-9日 | 7位 | [99] |
(日本国内)
| 内容 | 記録 | 補足 |
|---|---|---|
| 興行収入 | 201.8億円[3] | 英語版の日本興行分除く、再上映含めた2020年12月現在の正式な記録 |
| 配給収入 | 約113億円[90] | 英語版の日本興行分・再上映除く |
| 動員 | 1420万人[90] | 英語版の日本興行分・再上映除く |
| 『イメージアルバム』 | 7万枚出荷(1996年7月22日発売のCD)[100] 0.5万枚出荷(2004年発売の再発CD)[100] |
|
| 『サウンドトラック』 | 50万枚出荷(1997年7月2日発売のCD)[100] | |
| 『交響組曲』 | 8万枚出荷(1998年7月8日発売のCD)[100] | |
| 主題歌『もののけ姫』 | 60万枚出荷(1997年発売のシングルCD)[100] 0.5万枚出荷(2004年発売の再発シングルCD)[100] |
|
| VHS(1998年9月発売) | 400万本出荷[93] | 2005年3月現在 |
| DVD(2001年11月発売、本編+映像特典の3枚組) | 50万枚出荷[93] | 2005年3月現在 |
| 映画パンフレット | 262万部[101] | |
| フィルムコミック | 180万部以上[102] | 4巻計 |
| 『THE ART OF The Princess MONONOKE もののけ姫』 |
10万部近く[102] | 定価2800円 |
| 回数 | 放送日 | 視聴率 |
|---|---|---|
| 1 | 1999年1月22日(金) | 35.1%[103] |
| 2 | 2001年1月26日(金) | 26.9%[104] |
| 3 | 2003年2月14日(金) | 27.0% |
| 4 | 2004年11月19日(金)[105] | 23.3% |
| 5 | 2006年5月12日(金)[106] | 18.2% |
| 6 | 2010年1月8日(金)[107] | 18.4% |
| 7 | 2011年7月1日(金)[108] | 15.9% |
| 8 | 2014年7月4日(金)[109] | 21.9% |
| 9 | 2016年8月5日(金) | 15.1%[110] |
| 10 | 2018年10月26日(金) | 12.8%[111] |
| 11 | 2021年8月13日(金) | 13.8%[112] |
| 12 | 2023年7月21日(金) | 12.6%[113] |
現在発売されているDVDには、日本語、英語、フランス語、広東語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語の8か国語が収録されている。また、2001年には制作過程を描いたメイキングDVD『「もののけ姫」はこうして生まれた。』(ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント)が発売された。
イギリスの若手劇団「Whole Hog Theatre」(ホール・ホグ・シアター)によって舞台化される。劇団が宮崎の友人であるニック・パークを通してオファーしたところ、劇団が作成したテスト映像を見た宮崎がGOサインを出したという。宮崎が自作の舞台化を許諾するのはこれが初[114]。
イギリスではロンドンにあるニュージオラマシアターにて上演。2013年4月2日 - 6日のチケットは発売から72時間で、6月18日-29日の再演は4時間半で売り切れた。日本では2013年4月29日 - 5月6日、渋谷アイアシアタートーキョーにて上演される。キャストの中には、唯一の日本人、ニューヨークを拠点に活動中の女優・ダンサー・シンガーのYuriko Miyake(三宅由利子)が含まれている。作中のテーマソング『もののけ姫』も彼女が歌っている。人間以外のキャラクターは古着・ビニールやペットボトルなどの廃材を使用して作られたパペットで表現していた[115]。
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