豆漿
| 豆漿 | |
|---|---|
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豆漿と油条 | |
| 別名 | ドウジャン、トウジャン、豆浆、豆腐漿 |
| 種類 | 豆乳 |
| 分類 | 朝食 |
| 発祥地 | 中国 |
| 関連食文化 | 中国料理、台湾料理 |
| 提供時温度 | 温製または冷製 |
| 主な材料 | 大豆、水 |
| その他お好みで | 砂糖、酢、醤油など |
豆漿(とぅちゃん、豆漿、豆浆、PY:dòujiāng、WG:Tou⁴-chang¹)は、中国料理や台湾料理などにおける、大豆を原料とする豆乳状の食品・飲料である。濃厚で豆の風味が強く、朝食では油条などと組み合わせることが多い[1][2]。
名称と定義
「豆漿」は、中国語で豆乳を指す語であり、「豆腐漿」ともいう[3]。「豆奶」は同義語として用いられる場合もあるが[3]、箱入りなどの加工豆乳を指して豆漿と区別される用法もある[2]。
調理
水に浸した大豆を水とともにすりつぶし、布などで濾した後、加熱して作る[4][1]。濾した段階の半製品は「生豆漿」とされ、豆花、豆腐、豆腐干などの大豆加工品の原料にもなる[4]。生豆漿には大豆サポニンが含まれるため、飲用する豆漿にするには煮沸が必要である[4]。家庭用の豆漿製造機もある[2]。
種類・食べ方
無調味のもの、甘味を加えたもの、塩味のもの、黒豆で作るものなどがある。温かいものと冷たいものがあり、油条を浸して食べたり、包子などの中華風の朝食とともに食べたりする[1]。台湾では代表的な朝食の一つである[5]。
無調味のものは「清漿」と呼ばれる[4]。甘味を加えたものは「甜漿」と呼ばれ[4]、黒糖で甘くして食べることもある[5]。
塩味のものは「鹹豆漿」(シェンドウジャン、xián dòujiāng)という。酢、醤油、ネギ、干し大根、干しエビ、油条などを加えて食べる[4][5]。酸味のある調味料を加えることで豆漿がゆるく凝固し、豆腐のような食感になる[1]。
黒豆で作られたものは「黒豆漿」(ヘイドウジャン、hēi dòujiāng)と呼ばれる[6]。
販売・普及

朝食店などで油条や焼餅とともに食べられる[1][7]。中国では、北方で温かい塩味の豆漿が碗で出され、南方では袋やカップ入りで売られることもある[2]。無糖の豆漿も中国各地や台湾の路上店にある[2]。
上海では、豆漿、油条、大餅、粢飯が伝統的な朝食を代表する「四大金剛」(四天王)として知られている[8]。また、塩味の豆漿は江南地域の朝食としても知られ、上海や蘇州などで食べられている[9][10]。
台湾では、1949年前後に中国大陸から移った人びとの食文化が、焼餅、油条、豆漿などを含む朝食文化に影響した[7]。1955年には、永和の中正橋頭で、豆漿、焼餅、油条を売る店が開かれ、のちに「世界豆漿大王」となった[7][11]。「永和豆漿」は、永和の地名と豆漿に由来する名称で、豆漿、焼餅、油条などを扱う朝食店の名称としても広まった[7]。
豆漿粉と呼ばれる粉末状の商品もあり、熱湯で溶かして飲むものが販売されている[12]。
関連項目
- 維他奶 - 香港の大豆飲料ブランド
出典
- 1 2 3 4 5 Tchea, Michelle (2021年7月20日). “Make your own soy milk for a comforting Taiwanese breakfast” (英語). SBS Food. 2026年5月19日閲覧。
- 1 2 3 4 5 Wei, Clarissa (2016年2月15日). “How America Killed Soy Milk” (英語). Eater. 2026年5月19日閲覧。
- 1 2 “豆浆”. コトバンク 中日辞典. 2026年5月19日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 “大豆” (中国語). 食農教育資訊整合平臺. 農業部. 2026年5月19日閲覧。
- 1 2 3 地球の歩き方編集室『世界の中華料理図鑑』地球の歩き方〈地球の歩き方W〉、2022年、165頁。
- ↑ “黑豆漿10大功效與禁忌:營養好處、料理與做法一次看” (中国語). 健康2.0. TVBS. 2026年5月19日閲覧。
- 1 2 3 4 “燒餅油條不只是早餐 台灣庶民飲食的歷史縮影” (中国語). 食力 foodNEXT. 2026年5月19日閲覧。
- ↑ 秦凌 (2015年2月6日). “【文史】豆浆的乡愁及甜咸之争” (中国語). 上观新闻. 2026年5月19日閲覧。
- ↑ 江隐龙 (2020年4月15日). “隐食记|豆浆:咸甜两党与四大金刚” (中国語). 文汇报. 2026年5月19日閲覧。
- ↑ “味蕾上的江苏·本土美食志 日历|咸豆浆:浆中找料,有味有趣” (中国語). 上观新闻 (2023年10月9日). 2026年5月19日閲覧。
- ↑ “關於我們” (中国語). 世界豆漿大王. 2026年5月19日閲覧。
- ↑ “豆漿粉原料|食品級沖泡粉・OEM 代工服務” (中国語). 建聆企業. 2026年5月19日閲覧。