新松戸駅

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新松戸駅
駅舎北側(2024年7月)
しんまつど
Shim-Matsudo[注 1]
左は幸谷駅
所在地 千葉県松戸市幸谷571-3
北緯35度49分31.5秒 東経139度55分16秒 / 北緯35.825417度 東経139.92111度 / 35.825417; 139.92111座標: 北緯35度49分31.5秒 東経139度55分16秒 / 北緯35.825417度 東経139.92111度 / 35.825417; 139.92111
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 シト
駅構造
ホーム
  • 1面2線(常磐線)
  • 2面2線(武蔵野線)
乗車人員
-統計年度-
35,188人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1973年(昭和48年)4月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■常磐線(各駅停車)
(線路名称上は常磐線)
駅番号 JL25
キロ程 20.7 km(日暮里起点)
綾瀬から13.0 km
◄JL 24 馬橋 (1.6 km)
(1.3 km) 北小金 JL 26►
所属路線 ■武蔵野線
駅番号 JM15
キロ程 86.3 km(鶴見起点)
府中本町から57.5 km
◄JM 16 南流山 (2.1 km)
(4.1 km) [* 1]新八柱 JM 14►
備考
  1. ↑ この間に首都圏本部と千葉支社の境界あり(当駅から南流山寄りは首都圏本部管内)。
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駅舎南側(2007年11月)

新松戸駅(しんまつどえき)は、千葉県松戸市幸谷にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である[2]。

概要

松戸市において中心駅である松戸駅と並ぶ交通の要所となっており、江戸時代頃から水戸街道の宿場町として栄えた「松戸宿」と「小金宿」の間(小金宿より)に位置する[3]。

JR東日本の常磐線を走行する常磐緩行線、武蔵野線、接続路線である流鉄の流鉄流山線を含めると2社3路線が乗り入れている。このうち常磐線を当駅の所属線としている。当駅は直営駅(駅長配置)であり、管理駅として北小金駅、南流山駅を管理している。みどりの窓口・自動券売機・指定席券売機・自動改札機・自動精算機などの設置駅。駅前には流鉄の幸谷駅が立地しているが、連絡運輸は行っていない(駅出入口を出て高架下を直進した先)。駅間の通路の途中には、公衆トイレと「あかりのボックス」という名称の鳥居に似た形の赤色の鉄骨オブジェがある。

周辺はマツモトキヨシ本社、イオンフードスタイル新松戸店、流通経済大学のほか、学習塾、飲食店、娯楽施設などがある。新松戸ステーションホテル、新松戸ホテルなどのシティホテルがあるため、ビジネス利用や観光拠点としても適している。

駅の出入口は新松戸側(駅西側)のみとなり、駅前にはロータリーが整備され、流鉄幸谷駅や金融機関、雑居ビルなどが立ち並ぶ。幸谷・二ツ木・小金清志町側(駅東側)はロータリーが整備されておらず、駅を出てから常磐線の高架下を直進する必要がある。

毎年夏には、駅周辺及びけやき通り、支所前通り、新松戸中央公園、新松戸市民センターなどにて「新松戸まつり」が催される[4]。

松戸都市計画事業 新松戸第一土地区画整理事業(1966年 - 1968年、組合施行)松戸都市計画事業 新松戸第二土地区画整理事業(1970年 - 1979年、組合施行)松戸都市計画事業 新松戸中央土地区画整理事業(三菱地所と清水建設他JVの組合施行、1970年 - 1977年)を経て一帯は定住を目的とする新興住宅地、東京都心へのベッドタウンと化し、都市再開発が進んでいる。2019年には新松戸駅東側地区土地区画整理事業[5]が千葉県知事から認可され、駅東側へのアクセス道路と駅前広場の建設が計画されている。

乗り入れ路線

当駅に乗り入れている路線は線路名称上の常磐線と武蔵野線であり、このうち常磐線を当駅の所属線としている。運行系統としては緩行線を走る常磐緩行線と武蔵野線が停車する。快速線にはホームが設けられていないため当駅から上野方面へ行く場合は、松戸駅または北千住駅での乗り換えが必要となる。

歴史

武蔵野線の開通に伴い開設された。そのため、常磐線日暮里駅 - 取手駅間では最も新しい駅である。

年表

駅名の由来

駅名は1966年(昭和41年)に認可になった駅周辺の「新松戸第一区画整理事業」[注 2]に由来する。国鉄の仮称は「北馬橋」で[9]、松戸市は「南小金」を考えていたが、地元は新幹線の「新横浜」「新大阪」の発展を意識して土地区画事業の名称である「新松戸」を働きかけ、国鉄OB代議士を通じて国鉄と松戸市の譲歩を引き出した。改札前の高架の橋脚部にある「北馬橋ガード」の名称は駅名決定以前の名残とされる。

なお、松戸市新松戸に所在する流鉄幸谷駅は旧地名である「幸谷」が由来で、現行地名としては当駅の東側に位置する。

駅構造

南北方向に伸びる武蔵野線が、東西方向に伸びる常磐線の上を直交してまたがる形となっている[10]。常磐線は複々線上の緩行線にある島式ホーム1面2線を有し[11]地上駅、武蔵野線は相対式ホーム2面2線を有する高架駅[10]である。武蔵野線の線路の高さは上下線で微妙に異なっており、4番線は3番線と比べやや低くなっている。武蔵野線ホームの当駅のカラーは水色。

常磐線ホームはカーブ上にあるため、乗り降りを行う乗客は足元に注意を必要とする[注 3]。

南流山駅の中線を使って西船橋方面に折り返すことが可能なため、2012年3月に折り返し設備のある吉川美南駅が開業するまで、多客時や工事による区間運休の際には当駅を始発・終着とする臨時列車が設定されていた[注 4]。

両線ホームは階段・エスカレーターで直結されており、常磐線ホーム馬橋方向から3番線、北小金方向から4番線へ連絡する。

改札口・出入口は武蔵野線ホームの高架下(常磐線西側)の1か所のみである。駅東側へ行くには、いったん出口を出たあと、常磐線をくぐる通路を利用する必要がある。

松戸営業統括センター傘下の直営駅で、みどりの窓口、指定席券売機、Suica対応自動改札機が設置されている。また、管理駅として、北小金駅と南流山駅を管理する。

のりば

番線路線方向行先
2階ホーム
1 常磐線(各駅停車) 下り 柏・我孫子方面
2 上り 松戸・北千住・代々木上原方面
3階ホーム
3 武蔵野線 上り 南浦和・武蔵浦和・府中本町方面
4 下り 西船橋・舞浜・東京方面

(出典:JR東日本:駅構内図)

配線図

東日本旅客鉄道 新松戸駅周辺の配線略図
↑ 南浦和・西国分寺・府中本町・梶ヶ谷貨物T方面
←
北千住・上野
東京・品川
・代々木上原・
田端信号場・
新小岩信号場
方面
東日本旅客鉄道 新松戸駅周辺の配線略図 →
柏・取手
・土浦・水戸
方面
↓ 西船橋・東京・海浜幕張方面
凡例
出典:以下を参考に作成
* 高橋政士「東京外環状線ジャンクション」図6-Aおよび図6-B 「新松戸ジャンクション」
電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』 第58巻9号 通巻第808号 2008年9月号、 53・54頁

※ 本図では、馬橋駅でつながる流鉄流山線の配線を省略している。


連絡階段・通路

常磐線ホームと武蔵野線ホームは、階段・エスカレーター・エレベーターで結ばれている。武蔵野線が相対式ホームである構造上、常磐線から3番線と4番線に向かう動線はそれぞれ分かれており、階段に色を付けて区別している[注 5]。

常磐線ホームから改札口へは、上記の連絡階段の真下にある階段で結ばれている。また、エレベーターが2台設置されており、改札階(1階)・常磐線ホーム(2階)を経由して、それぞれ3番線・4番線に通じている。改札口からエレベーターまではスロープが整備されている。

利用状況

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は35,188人である。武蔵野線内では東川口駅に次いで26駅中第8位。北千住駅・綾瀬駅を除いた常磐緩行線内では13駅中第5位、綾瀬駅を除いた快速通過駅では金町駅・亀有駅に次いで第3位。

以前は常磐線では亀有・金町の両駅より上位だった。つくばエクスプレス開業の影響もあり減少傾向にあったが、近年は再び増加に転じ開業前の水準に復している。松戸市内では松戸駅に次いで第2位である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成2年) 37,627 [* 1]
1991年(平成3年) 39,141 [* 2]
1992年(平成4年) 40,445 [* 3]
1993年(平成5年) 40,811 [* 4]
1994年(平成6年) 40,476 [* 5]
1995年(平成7年) 40,480 [* 6]
1996年(平成8年) 40,222 [* 7]
1997年(平成9年) 39,146 [* 8]
1998年(平成10年) 38,568 [* 9]
1999年(平成11年) 38,358 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]37,974 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]37,878 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]38,140 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]38,229 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]38,439 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]37,630 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]36,858 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]37,094 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]36,647 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]36,192 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]35,834 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]35,784 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]36,288 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]37,285 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]36,911 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]37,926 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]38,438 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]39,015 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]39,325 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]39,140 [* 30]
2020年(令和2年) [JR 21]28,740
2021年(令和3年) [JR 22]31,195
2022年(令和4年) [JR 23]33,675
2023年(令和5年) [JR 24]35,188

駅周辺

駅舎内の施設(駅ナカ)

周辺施設

バス路線

駅と住宅地を結ぶ松戸新京成バスの短距離路線[12]が中心となっており、路線数は少ないが発着する便数は多い。当駅からバスでテラスモール松戸、21世紀の森と広場、森のホール21などへ行くことができる。

また、成田空港への深夜急行バスも運行されている。

発着路線

新松戸駅に近い順で記載。

2番のりば(松戸新京成バス)
1番のりば(松戸新京成バス)
3番のりば

年表

  • 1973年(昭和48年)4月1日:新松戸駅 開業。
  • 1979年(昭和54年)3月20日:新京成バス新松戸線 開業。
  • 1992年(平成4年)2月17日:新京成バス新松戸線1系統にて深夜バスの運行開始。
  • 2003年(平成15年)
  • 2013年(平成25年)4月19日:成田空港交通新松戸・千葉ニュータウン・成田線 開業。
  • 2015年(平成27年)3月16日:松戸新京成バス小金原線 乗り入れ開始。
  • 2019年(令和元年)10月25日:松戸新京成バス 小金原線 テラスモール松戸開業に伴い急行便を新設
  • 2020年(令和2年)12月16日:松戸新京成バス 新松戸線 南流山駅まで延伸、深夜バスの運行終了。
  • 2023年頃より、松戸新京成バス 新松戸線、馬橋線、小金原線ダイヤ改正。時刻がパターン化される。テラスモール松戸止まりの便(急行)は廃止。専用のバス停跡地は、自動車ディーラーに売却。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線(各駅停車)
馬橋駅 (JL 24) - 新松戸駅 (JL 25) - 北小金駅 (JL 26)
武蔵野線
新八柱駅 (JM 14) - 新松戸駅 (JM 15) - 南流山駅 (JM 16)

脚注

記事本文

注釈

  1. ↑ JR東日本では「Shim-Matsudo」の表記を基本とするが、乗り入れる他社では「Shin-Matsudo」と表記する場合もある。[1]
  2. ↑ 2024年現在の新松戸一丁目および二丁目に当たる部分。
  3. ↑ ATOS導入後の一時期は列車到着時に「電車とホームの間が広く開いております。足元にご注意ください」という放送が流れていたほか、車内においても武蔵野線の乗り換え放送をしないで優先的に車掌が注意を促す放送をすることがある。
  4. ↑ 幕張新都心にある幕張メッセ・千葉マリンスタジアムでのイベント開催時、中山競馬場での競馬開催日、吉川美南駅設置に伴う線路切換工事の際に実績がある。
  5. ↑ 常磐線から武蔵野線に乗り換える場合、取手方の黄色の階段が4番線、綾瀬方の水色の階段が3番線である。
  6. ↑ 2023年3月頃有人店舗閉店。ATMコーナーのみ営業継続、イオンフードスタイルの3階に移転。
  7. ↑ 新松戸駅から乗車した場合、京成成田駅まで降車不可[13]。
  8. ↑ 出発便・到着便共に設定なし。

出典

  1. ↑ “路線図”. 小田急電鉄. 2024年6月16日閲覧。
  2. 1 2 『週刊 JR全駅・全車両基地』05号 上野駅・日光駅・下館駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月9日、26頁。ASIN B008RAKFGY。
  3. ↑ 『わがまちブック松戸1』特定非営利活動法人まちづくりNPOセレガ、2006年7月31日、22頁。
  4. ↑ “2018年(平成30年) 第32回 新松戸まつり | 見て!!見た!! 松戸のイベント!”. まいぷれ「松戸市」. 2019年4月2日閲覧。
  5. ↑ “新松戸駅東側地区土地区画整理事業について”. 松戸市. 2022年7月2日閲覧。
  6. 1 2 武蔵野線まるごと探見、pp.172-173。
  7. ↑ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、426頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  8. ↑ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '93年版』ジェー・アール・アール、1993年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-114-7。
  9. ↑ 『日本国有鉄道百年写真史』(1972年発行、p.390)
  10. 1 2 武蔵野線まるごと探見、pp.80-82。
  11. ↑ 武蔵野線まるごと探見、p.83。
  12. ↑ “バスのりば案内 新松戸駅”. 新京成電鉄. 2024年6月16日閲覧。
  13. ↑ “深夜急行バス 西船橋・千葉ニュータウン~成田空港線”. 成田空港交通. 2024年6月16日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
  1. ↑ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2020年4月24日閲覧。
  2. ↑ 『東京支社管内のホームドア使用開始駅について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東京支社、2021年11月16日。2021年11月16日閲覧。
  3. ↑ 『常磐(各駅停車)線に初めてホームドアを導入します 〜2021年度にホームドアを使用開始する常磐(各駅停車)線の駅について〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東京支社、2020年11月17日。2020年11月17日閲覧。

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

参考文献

関連項目

外部リンク