経歴
1946年、プロテスタントの洗礼を受ける。1947年に結婚し主婦となる。1969年に「一路」短歌会に入会し歌人として文学活動を出発。同人雑誌『まくた』に参加、日本民主主義文学同盟の「文学教室」や駒田信二の小説教室に通い、1978年、『まくた』に載せた「ベビーフード」、「髪」で続けて芥川賞候補となり、『文學界』掲載の「やまあいの煙」で1979年、芥川賞受賞、主婦作家として話題になった。
しかしその後、がん宣告を受けて大手術の後夫を失うという経験を経て、老い、病、死についての著作を精力的に執筆、がんの再発により66歳で死去した。
著書
- 『透けた耳朶』新潮社 1979
- 『やまあいの煙』文藝春秋 1979 (のち文庫)
- 『うすい貝殻』文藝春秋, 1980
- 『ジュラルミン色の空』講談社 1981(のち文庫)
- 『ワルツ』文藝春秋, 1981
- 『赤い小さな足の裏』潮出版社 1981
- 『雛の肌』中央公論社 1981
- 『女の人生曇りのち晴れ』主婦と生活社 1984
- 『女の老い支度』海竜社 1984
- 『女房の揺り椅子』講談社, 1984
- 『夫と妻の老い支度』海竜社, 1985
- 『熊笹の原に風の道』中央公論社, 1986
- 『闇をてらす足おと 岩下壮一と神山復生病院物語』春秋社 1986
- 『たたかう老人たち』女子パウロ会 1986
- 『今日がいちばん若い日』鎌倉書房 1987
- 『ナイチンゲール』講談社(少年少女伝記文学館) 1988
- 『平安なる命の日々』講談社, 1989
- 『生き方の深い人浅い人』海竜社, 1989(のち現代教養文庫)
- 『聖ヨハネホスピスの友人たち』講談社 1990
- 『はじめて文章を書く』主婦の友社, 1990
- 『死の意味老いの価値 いのちに寄り添いながら』海竜社, 1991
- 『いのちと生きる』中央公論社, 1993(のち文庫)
- 『ひとりを生きる』講談社, 1993
- 『愛に癒され愛に生きる 死によって生を贈られ病いによって情を贈られる』海竜社, 1993
- 『たとえ病むとも』岩波書店, 1993(のち岩波現代文庫)
- 『さよならを言うまえに 重兼芳子「生と死」講演録』春秋社, 1994
翻訳
- エリザベス・S.カラーリ『おだやかな死』森文彦共訳 春秋社,1989
- リンダ・グレース・ホイヤー『時の贈りもの』重兼裕子共訳 筑摩書房 1991
関連項目
|
|---|
1930年代 - 1950年代(第1回 - 第42回) |
|---|
| 1930年代 | |
|---|
| 1940年代 | |
|---|
| 1950年代 | |
|---|
|
1960年代 - 1970年代(第43回 - 第82回) |
|---|
| 1960年代 | |
|---|
| 1970年代 | |
|---|
|
1980年代 - 1990年代(第83回 - 第122回) |
|---|
| 1980年代 |
- 第83回 該当作品なし
- 第84回 尾辻克彦「父が消えた」
- 第85回 吉行理恵「小さな貴婦人」
- 第86回 該当作品なし
- 第87回 該当作品なし
- 第88回 加藤幸子 「夢の壁」/ 唐十郎「佐川君からの手紙」
- 第89回 該当作品なし
- 第90回 笠原淳「杢二の世界」、高樹のぶ子「光抱く友よ」
- 第91回 該当作品なし
- 第92回 木崎さと子「青桐」
- 第93回 該当作品なし
- 第94回 米谷ふみ子「過越しの祭」
- 第95回 該当作品なし
- 第96回 該当作品なし
- 第97回 村田喜代子「鍋の中」
- 第98回 池澤夏樹「スティル・ライフ」/ 三浦清宏「長男の出家」
- 第99回 新井満 「尋ね人の時間」
- 第100回 南木佳士「ダイヤモンドダスト」/ 李良枝「由煕」
- 第101回 該当作品なし
- 第102回 大岡玲「表層生活」/瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」
|
|---|
| 1990年代 | |
|---|
|
2000年代 - 2010年代(第123回 - 第162回) |
|---|
| 2000年代 | |
|---|
| 2010年代 | |
|---|
|
2020年代 - 2030年代(第163回 - ) |
|---|
| 2020年代 | |
|---|
|
カテゴリ |