HOYA株式会社
HOYA Corporation
HOYA本社社屋
種類 株式会社
機関設計 指名委員会等設置会社[1]
市場情報
東証プライム 7741
1961年10月2日上場
本社所在地 日本の旗 日本
〒160-8347
東京都新宿区西新宿6丁目10番1号
(日土地西新宿ビル 20F)
設立 1944年(昭和19年)8月23日
(株式会社東洋光学硝子製造所)
業種 精密機器
法人番号 7011101019599 ウィキデータを編集
事業内容 エレクトロオプティクス製品、ホトニクス製品、ビジョンケア製品、ヘルスケア製品及びペンタックス製品の製造販売
代表者 池田英一郎(取締役兼代表執行役最高経営責任者(CEO))
廣岡亮(取締役兼代表執行役最高財務責任者(CFO))
資本金 62億6420万1967円
(2019年3月期)
発行済株式総数 4億3501万7020株
売上高 連結:7235億8200万円
(2023年3月期)
純利益 単体:1779億6800万円
(2023年3月期)
純資産 単体:2942億1600万円
(2023年3月期)
総資産 単体:3640億3800万円
(2023年3月期)
従業員数 連結:35,702名
(2024年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 7.03%
JPモルガン・チェース・バンク380055 4.94%
ステート ストリート バンク&トラストカンパニー 4.28%
(2012年3月31日現在)
主要子会社 関連会社参照
関係する人物 鈴木哲夫(中興の祖)
外部リンク https://www.hoya.co.jp/
特記事項:連結は国際財務報告基準ベースのため、売上高は売上収益、純利益は当期利益、純資産は親会社の所有者に帰属する持分。
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旧本社

HOYA株式会社(ホーヤ、英: HOYA Corporation)は、日本の光学機器・ガラスメーカー。本社を東京都新宿区に置く。

三水会とその後身社長会である水曜会およびみどり会の会員企業であり三和グループに属しているが[2][3]、ペンタックスを合併してからは第一勧銀グループにも属している。日経平均株価、TOPIX Core30およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[4][5][6]。

概要

マスクブランクス・半導体素子製造用フォトマスクなどの半導体部門、HDDプラッタなどのディスク部門、メガネやコンタクトレンズなどのアイケア部門、眼科医療用の眼内レンズ、内視鏡などのメディカル部門、光学レンズなどの光学部門、情報システム・アプリケーションサービスプロバイダ・カスタマーソリューションなどのサービス部門、などの事業部門を持つ。眼鏡部門の市場占有率は日本ではトップクラスであるが、日本国外における占有率は高くはない。半導体製造用のマスクブランクス、HDD用のガラス基板事業における世界市場占有率はいずれも70%を超える。

社名は、創業の地である保谷市(現・西東京市)に由来する。創業時の社屋は現存せず、本社は新宿区中落合を経て西新宿へ移転している。

歴史

第二次世界大戦中に創業した軍需向けレンズなどの光学ガラス生産が終戦で行き詰まり、戦後は江戸切子職人他の人材を集め高級硝子食器の生産へ参入する。GHQ向けの受注を機に、海外向けを含むクリスタルガラス食器・シャンデリア生産へ拡大して基礎を確立する。

その後、ドッジラインやオイルショックなどの経済危機を経て、眼鏡レンズ、さらに半導体フォトマスク、コンタクトレンズ、HDDなどの生産へと進出。多角化戦略の結果、各部門でトップシェアを誇るなど、日本を代表する精密機器・ガラス企業となる。

沿革

ペンタックスとの経営統合

カメラ大手ペンタックスと2007年(平成19年)10月をめどに新会社「HOYAペンタックスホールディングス」を設立し、医療向け事業の拡大やカメラ・レンズの一貫生産体制をはじめとした各事業の統合・効率化を図る方針であった。しかし、鈴木洋のカメラ事業転売を示唆する発言にペンタックスの創業家である松本家が激怒したことを背景に、2007年(平成19年)4月にペンタックス側の経営陣が合併反対に動き、計画は白紙撤回となった。

これを受けて、HOYAは友好的買収による子会社化を発表。当初ペンタックス側はこれを拒否し、単独での経営を目指した中期経営計画を発表したが、阿部修平率いるスパークス投資顧問やフィデリティなどの大株主と資本市場に評価されず、結局2007年5月22日に株式公開買付け(TOB)による買収の受諾を通知した。これによりHOYAは同年7月3日からTOBを開始した。8月6日までに90.59パーセントの株式を取得し、8月14日にペンタックスを連結子会社としたが、経営陣の鈴木洋らは身内であるはずのHOYA創業家の一員である山中裕からも、買収価格の不適切さや手続きについて『日経ビジネス』2007年5月28日号[7]上で強い批判を受けた。

2007年10月29日、HOYA・ペンタックス両社は当初の計画通り合併による事業の統合・効率化がベストであると判断し、2008年(平成20年)3月31日を効力発生日とする合併契約を締結した。2008年(平成20年)3月31日、HOYAを存続会社として吸収合併されペンタックスは解散した。合併後の社名は「HOYA株式会社」だが、「PENTAX」ブランドは維持される。また一部でHOYAと旧ペンタックスとで重複する製造部門・部署があるが、経営統合後も事業統合は行われなかった。合併前のHOYAは三和グループに属していたが[2][3]、第一勧銀グループに属していたペンタックス[2]との合併によりHOYAは三和色と第一勧銀色を併せ持つ企業となった。

ペンタックスより引き継いだ測量機器事業(現・TIアサヒ株式会社)は2009年11月30日付で台湾儀器行に、デジタルカメラ・交換レンズなどのイメージングシステム事業(現・リコーイメージング株式会社)は2011年10月1日付けでリコーに譲渡された。

歴代社長

  1. 山中正一(1941-1944)‐ 創業者
  2. 山中茂(1944-1945) ‐創業者。山中正一の弟
  3. ?(1945-1947)
  4. 山中茂(1947-1957)
  5. 鈴木哲夫(1957-1967) ‐ 山中茂の娘婿
  6. ?(1967-1970)
  7. 鈴木哲夫(1970-1993)
  8. 山中衛(1993-2000) ‐ 山中茂の長男
  9. 鈴木洋(2000-) ‐ 鈴木哲夫の長男

(出典:[8][9])

事業所

関連会社

CM出演者

現在

過去

CMソング

1970年前後にCMソング「HOYAのメガネ」(作詞:不明、作曲:小森昭宏、歌:青木マサシ、コーラス:サニートーンズ)が製作され、レコード化された(楽曲版権:保谷硝子眼鏡営業部)。同レコードには30秒CM版・15秒CM版・インストゥルメンタルの3曲が収録されている。

提供番組

不祥事・批判

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ↑ 「森本さんのV3」と宣伝したテレビCMもあった(こちらも1987年放送)。
  2. ↑ NIFはアメリカ合衆国エネルギー省核兵器維持管理プログラムにとって要石のひとつである[20]。

出典

本文

  1. ↑ 委員会 - HOYA株式会社
  2. 1 2 3 田中彰「六大企業集団の無機能化 : ポストバブル期における企業間ネットワークのオーガナイジング」、『同志社商学』64巻5号、同志社大学商学会、doi:10.14988/pa.2017.0000013201、NAID 110009605659 pp. 330-351
  3. 1 2 “メンバー会社一覧”. みどり会. 株式会社みどり会. 2021年2月7日閲覧。
  4. ↑ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2022年10月8日閲覧。
  5. ↑ 「TOPIXニューインデックスシリーズ」の定期選定結果及び構成銘柄一覧 (PDF) jpx.co.jp 2020年10月7日公表 2021年10月8日閲覧。
  6. ↑ JPX日経400・JPX日経中小型 jpx.co.jp 2021年10月8日閲覧。
  7. ↑ 日経ビジネス2007年5月28日号
  8. ↑ HOYA、創業家経営者に問われる“負の影響力”の自覚《新しい経営の形》 東洋経済、2010/08/18
  9. ↑ HOYA山中・鈴木家系図近現代系図ワールド
  10. ↑ 会社情報 コンタクトのアイシティ、2022年10月16日閲覧。
  11. ↑ HOYA アイケア事業部 (2012年12月1日). “今いちばん輝いている女優・モデルの本田翼さんがさんがアイシティのキャラクターに登場中! アイシティでしか手に入らない本田翼カレンダー付きオリジナルクリアファイルプレゼントスタート” (PDF). HOYA株式会社. 2024年9月19日閲覧。
  12. ↑ “HOYAの遠近両用メガネレンズ「HOYALUX(ホヤラックス)」の イメージモデルに、女優・木村多江さんを起用!” (PDF). HOYA ビジョンケアカンパニー (2015年12月16日). 2017年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  13. ↑ '02HOYA「めがね用レンズ(無償交換)」
  14. ↑ 平成15年(排)第1号 排除命令 公正取引委員会 審決等データベースシステム
  15. ↑ HOYA株式会社に対する排除命令について 2003年3月28日 公正取引委員会
  16. ↑ '03HOYA「めがね用レンズ(公正取引委員会の排除命令に基づく公示)」
  17. ↑ 「景品表示法違反でHOYAに排除命令 公取委」 朝日新聞(Asahi.com) 2003年3月28日18時31分
  18. ↑ シプラス加工品についてのお詫びとご案内 HOYA株式会社 ニュースリリース 2003年4月7日
  19. ↑ シプラス加工品についての(特設)「お客様センター」 開設時間変更のお知らせ HOYA株式会社 ニュースリリース 2003年6月13日
  20. ↑ ローレンス・リバモア国立研究所の2001年1月24日付ニュースリリース Hoya Corporation Produces More Than 600 Laser Glass Slabs for LLNL's National Ignition Facility
  21. ↑ 水爆研究施設に協力するHOYAに関する資料集 原水爆禁止日本国民会議
  22. ↑ 衆議院 会議録 第151回国会 安全保障委員会 第8号(平成13年6月14日(木曜日))
  23. ↑ 申告漏れ:200億円、HOYAに指摘−−東京国税局 毎日新聞 2013年6月29日
  24. ↑ 【独自】HOYA元社長遺族、遺産90億円申告漏れ…株移転で財産圧縮に国税「不適当」 読売新聞オンライン、2021年4月17日

CM関連

  1. 1 2 “「コンタクトのアイシティ [eyecity市] 新CM発表会」レポート” (PDF). アイシティ. HOYA株式会社 アイケアカンパニー (2021年8月12日). 2023年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  2. 1 2 “永野芽郁さんが高田純次さんの返答に啞然!?コンタクトのアイシティ “eyecity市シリーズ”第二弾新TVCM『eyecity市 利用者数No.1』篇 2022/3/2(水)放映開始!”. PR TIMES (2022年3月2日). 2022年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  3. 1 2 “永野芽郁さんが、自由気ままな市長役・高田純次さんに呆れ顔の「eyecity市 利用者数No.1 2023」篇 3月2日(木)放映開始!”. PR TIMES. 2023年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  4. ↑ “永野芽郁さんをCMキャラクターに新起用! コンタクトのアイシティ 新CM 2020年9月18日(金)から放映開始”. PR TIMES (2020年9月18日). 2023年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  5. ↑ “プレスリリース 新CM 「ちょいアゲコンタクト篇」 2021年3月3日(水)から放映開始”. コンタクトレンズのアイシティ. HOYA株式会社 アイケアカンパニー. 2023年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  6. 1 2 “アイシティ新TVCM 永野芽郁さん×近藤春菜さん 初共演CM”. PR TIMES (2023年8月1日). 2023年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  7. 1 2 3 “アイシティ新TVCM 永野芽郁さん、CM初の小学校の先生役で「瞳」の特別授業”. PR TIMES (2024年2月21日). 2024年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  8. ↑ “『只今、眼科中〜』。”. 遠野なぎこオフィシャルブログ「Nagiko Tono Official Blog」. サイバーエージェント (2024年6月5日). 2024年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。 “(約30年前にイメージガールをしていたことを明かしている)”
  9. ↑ “草刈麻有 プロフィール”. プロダクション尾木. 2017年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  10. ↑ 音楽ナタリー編集部 (2014年7月1日). “広瀬アリスがガン飛ばす、アイシティCMにGLAY新曲”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2023年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  11. 1 2 3 “広瀬アリスさんの愛らしくコミカルな演技で話題沸騰 「コンタクトのアイシティ」新CMスタート”. PR TIMES. 2023年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  12. ↑ お笑いナタリー編集部 (2015年8月3日). “くじらが渾身のとぼけ顔、アイシティCMで広瀬アリス&千葉雄大と共演”. お笑いナタリー. ナターシャ. 2023年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月19日閲覧。
  13. ↑ 「NEWS小山、初の単独CMキャラクター起用「気合が入りました」」『ORICON STYLE』2016年11月29日。オリジナルの2023年10月19日時点におけるアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  14. ↑ “コンタクトレンズのアイシティ 初の男性タレントを起用した新CM発表 小山慶一郎さんが自撮りに挑戦! プライベート感覚の演技に注目ハイグレードコンタクト「君との思い出」篇”. PR TIMES. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  15. ↑ “プレスリリース「新イメージキャラクター桐谷美玲さんを起用したCMを発表」”. コンタクトレンズのアイシティ. HOYA株式会社 アイケアカンパニー (2017年3月24日). 2017年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  16. ↑ “イメージキャラクターの桐谷美玲さんと新キャラクター“アラマとアリャマ”が新CMに登場 コンタクトのアイシティ 新CM 「めっ!」篇2019年3月8日(金)からオンエア開始”. PR TIMES. 2020年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  17. ↑ “次々ポ―ズをきめる桐谷さんのクールで大人な表情に注目! コンタクトのアイシティ 新CM「いい冬見ろよ」篇 2017年12月1日(金)からオンエア開始”. PR TIMES (2017年11月29日). 2024年9月21日閲覧。
  18. ↑ “プレスリリース「新CM「なんででしょ?」篇 2018年9月6日(木)からオンエア開始」”. コンタクトレンズのアイシティ. HOYA株式会社 アイケアカンパニー. 2022年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  19. ↑ “おうち時間の増加で約9割の方が目の不調を実感していることが判明 現代社会の目の健康を守るため、コンタクトのアイシティが“目の筋肉ストレッチ”動画「目の筋肉運動」を10月10日(日)より公開”. PR TIMES (2021年10月8日). 2021年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  20. ↑ “横浜流星さん出演!アイシティ限定販売 ワンデーコンタクトレンズ“hoyaONE” 新CM「hoyaONE ヌーディー・レンズ」篇 3月1日(水)放映開始!”. PR TIMES. 2023年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  21. 1 2 “メガネとオシャレコーデが人気の双子キッズモデル「りんか&あんな」さん、コンタクトデビュー姿を初披露!SNS総再生回数1.5億超、エレクトーン演奏が話題の「りっちゃん」さんは初のCM出演!”. PR TIMES. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  22. ↑ “プロフィール 田中 久美子”. N・F・B. 2024年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。

外部リンク

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