海野隆司

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海野 隆司
福岡ソフトバンクホークス #62
2022年6月21日 京セラドーム大阪
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 岡山県岡山市[1]
生年月日 (1997-07-15) 1997年7月15日(27歳)
身長
体重
174 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2019年 ドラフト2位
初出場 2020年9月18日
年俸 2600万円(2025年)[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

海野 隆司(うみの たかし、1997年7月15日[3] - )は、岡山県岡山市出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。

経歴

プロ入り前

小学校ではソフトボールをやっていた[4]。小学校5年から捕手になり、中学校入学後は野球に転向し硬式野球チームのヤングファイターズ岡山に所属する[4]。高校は関西高校に進学[4]し、2年春から正捕手になり、第96回全国高等学校野球選手権大会に出場する[4]。チームは2回戦(初戦)で富山商相手に1対3で敗退し、自身も3打数無安打に終わる[5]。野球部には1学年先輩に小郷裕哉がいる。

東海大学では1年の秋から試合出場し[4]、2018年の3年春には首位打者を獲得する[6]。そして同年6月には第42回日米大学野球選手権大会のメンバーに選出される[4]。4年にも第43回日米大学野球選手権大会のメンバーに選出され、同大会では全5試合で先発マスクを務めるだけでなく第4戦では本塁打を放つなど活躍し[7][1]、優勝に貢献した[4]。2020年1月には日本学生野球協会から、学生野球表彰を受けた[8]。

2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスより2位指名を受け[9]、11月25日に契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)で契約に合意した[10]。背番号は62[11]。

ソフトバンク時代

2020年9月3日に初めての一軍昇格を迎え[12]、9月18日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で一軍公式戦初出場を果たす[13]。 9月28日に一旦ファームに降格するが、10月13日に左膝の状態が悪い髙谷裕亮と入れ替わりで、再度一軍昇格し[14]、11月1日の対埼玉西武ライオンズ戦で初めてスタメンで出場した[15]。読売ジャイアンツとの日本シリーズでは、出場機会は無かったがベンチ入りした[16]。

2021年最終戦となった10月25日の対千葉ロッテマリーンズ戦で田中靖洋から二塁打を放ち、初安打を記録した[17]。正捕手の甲斐拓也が143試合にフル出場したこともあり、11試合の出場に留まった[18]。

2022年、開幕一軍メンバー入りするが出場機会を得られず、5月23日に登録抹消された。6月7日に一軍再昇格し[19]、7月3日の埼玉戦では、新型コロナウィルス陽性で離脱中の甲斐に代わり先発出場し、石川柊太の完封をアシストした[20]。8月26日の対北海道日本ハムファイターズ戦では北山亘基からプロ初本塁打を記録した[21]。一軍公式戦には2番手捕手として自己最多の47試合に出場し、打率.167、1本塁打、4打点の成績を残した。

2023年も、開幕一軍入りするが出場機会が得られず、5月3日に登録抹消された[22]。その後7月22日に再び一軍昇格を果たすが、8月3日に登録抹消され一軍出場はわずか8試合の2打席のみで無安打でシーズンを終えた[22]。

2024年は、3月31日のオリックス・バファローズとの開幕3戦目でスチュワート・ジュニアとバッテリーを組み2年ぶりにスタメンマスクを任されて以降、起用が増える[23]。4月4日のロッテ戦でプロ初先発を務めた大津亮介とバッテリーを組み、大津はこの試合で先発初勝利を挙げた[24]。5月19日の西武戦では、2年ぶりにバッテリーを組んだ同学年の大関友久が8回4安打1失点の好投でチームにサヨナラ勝ちを呼び込み、そこからシーズンを通して大関ともバッテリーを組み続ける[25]。最終的に正捕手の甲斐に次ぐ自己最多の51試合の出場を果たし[26]、控え捕手としてリーグ優勝に貢献した[27]。横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズでは、大関が先発登板した10月31日の第5戦で先発出場した[28]。

選手としての特徴

二塁送球タイムは1.7秒を記録する強肩であり、甲斐拓也と遜色ないと評される[1][29]。打撃が課題であったが[30]、3年春に首位打者を獲得し、4年秋のリーグ戦では大学野球で初めて本塁打を放つなど打撃面も向上している。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2020 ソフトバンク 5440000000000000020.000.000.000.000
2021 11541110022000100010.250.200.500.700
2022 474242372011240000000110.167.167.286.452
2023 8210000000001000001.000.000.000.000
2024 51120104101850229100090601303.173.225.279.504
通算:5年 1221731551426803431600101601444.168.203.277.480
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

年
度
球
団
捕手
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
捕

逸
企
図
数
許
盗
塁
盗
塁
刺
阻
止
率
2020 ソフトバンク 5100001.0000110.000
2021 11232011.0001211.500
2022 4514620011.000218126.333
2023 8153001.0001220.000
2024 512791912.997219136.316
通算 1204734414.9986422913.310
  • 2024年度シーズン終了時[注 1]

記録

初記録

背番号

  • 62(2020年[11] - )

登場曲

[31]

代表歴

脚注

注釈

  1. ↑ 2021年以降の企図数・許盗塁・盗塁刺・阻止率については参考文献参照。

出典

  1. 1 2 3 「ソフトB、東海大・海野捕手を2位指名 本家になぞらえ「海野キャノン」の異名 二塁送球は最速1・7秒台」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2019年10月17日。2020年2月29日閲覧。
  2. ↑ 「ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年12月14日閲覧。
  3. ↑ 「海野 隆司」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』NPBエンタープライズ。2020年2月20日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 6 7 「強肩“海キャノン”で世界へ!ソフトBドラ2海野 侍J入り目指し本家甲斐超え必ず」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2019年11月26日。2020年2月29日閲覧。
  5. ↑ 「富山商 対 関西スコア速報」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2014年8月17日。2020年2月29日閲覧。
  6. ↑ 「佐々木、奥川が本命も…巨人ドラ1候補に東海大・海野 阿部後継にアマNo.1捕手急浮上」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2019年10月3日。2020年2月29日閲覧。
  7. ↑ 君島圭介「日本4発9点!3大会ぶりV懸け最終決戦へ 日米大学野球」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2019年7月21日。2020年2月29日閲覧。
  8. ↑ 「日本学生野球協会 19年学生野球表彰者発表 昨夏甲子園Vの履正社・野口ら」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2020年1月10日。2020年2月29日閲覧。
  9. ↑ 高木遊「SBドラフト2位東海大・海野隆司にスカウトが重ね合わせた名捕手の姿。」『Number』文藝春秋、2019年11月20日。2020年2月20日閲覧。
  10. ↑ 「ソフトバンク2位海野が仮契約「甲斐野コース」誓う」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年11月25日。2020年12月8日閲覧。
  11. 1 2 「2019/12/05(木) 選手 新入団会見レポ。1位佐藤選手は「背番号30」に」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2019年12月5日。2020年12月8日閲覧。
  12. ↑ 「ソフトバンクが新人捕手を登録 海野が初の1軍昇格」『西日本スポーツ』2020年9月3日。2025年2月15日閲覧。
  13. ↑ 「ソフトバンク2位海野「足が震えた ついに初出場」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2020年9月19日。2020年12月18日閲覧。
  14. ↑ 「ソフトB・工藤監督、高谷抹消で甲斐の奮起に期待」『サンケイスポーツ』2020年10月13日。2025年2月15日閲覧。
  15. ↑ 「ソフトバンク周東、甲斐がスタメン外れる ルーキー海野の先発マスク」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2020年11月1日。2020年12月18日閲覧。
  16. ↑ 「2020/11/21(土) 第1戦 巨人 vs 福岡ソフトバンク」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』2020年11月21日。2020年12月18日閲覧。
  17. ↑ 「海野がプロ2年目の最終戦で初安打「来年につながる大事な1本」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2021年10月25日。2022年1月17日閲覧。
  18. ↑ 「海野が1150万円で更改 甲斐と自主トレ「盗めるものがあれば盗みたい」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2021年12月13日。2022年11月13日閲覧。
  19. ↑ 「海野が1軍昇格へ、7日阪神戦から 2軍戦で打率3割1分1厘」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2022年6月6日。2022年11月13日閲覧。
  20. ↑ 「海野隆司は巧みな「演出家」 先発マスクでの完封2度目 正捕手甲斐離脱のピンチ救う」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2022年7月3日。2022年11月13日閲覧。
  21. ↑ 「“殴られ役”ばかりじゃないぞ! 3年目海野隆司が48打席目でうれしいプロ初アーチ」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2022年8月26日。2022年11月13日閲覧。
  22. 1 2 「ソフトバンク捕手の海野隆司が抹消 開幕1軍スタートも今季はわずか8試合」『日テレNEWS』2023年8月3日。2024年11月26日閲覧。
  23. ↑ 「ソフトバンク・海野隆司 胸を張れる自分に「自分は結果を出すだけ。ただただ、頑張るだけ。目の前のことで必死。勝つこと、それだけ」」『週刊ベースボールONLINE』2024年8月27日。2024年11月26日閲覧。
  24. ↑ 「大津亮介がプロ初先発で先発初勝利 11安打8得点で鷹が2カード連続勝ち越し」『パ・リーグ.com』2024年4月4日。2024年11月26日閲覧。
  25. ↑ 「ソフトバンク・大関「自分の投球できた」 海野と初コンビでサヨナラを呼び込む8回1失点の粘投」『スポニチアネックス』2024年5月20日。2024年11月26日閲覧。
  26. ↑ “2024年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(クライマックスシリーズ <ファイナルステージ>)”. NPB.jp 日本野球機構. 2024年11月26日閲覧。
  27. ↑ 「ポスト・甲斐拓也の争いを勝ち抜くのは誰か。一軍キャンプに帯同した4名の捕手」『パリーグインサイト』2025年2月10日。2025年2月14日閲覧。
  28. ↑ 「【スタメン発表】勝った方が日本一王手! ソフトバンクは1番笹川、捕手海野 DeNAは「5番・一塁」フォード」『サンスポ』2024年10月31日。2024年11月26日閲覧。
  29. ↑ 「ソフトB・福山スカウトチーフ ドラ2東海大・海野に指名あいさつ 「肩は(甲斐)拓也と同じレベル」」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2019年10月23日。2020年2月29日閲覧。
  30. ↑ 「ソフトバンク2位は東海大・海野 大学ジャパン扇の要」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2019年10月17日。2020年2月29日閲覧。
  31. ↑ 「チーム情報 球場使用曲一覧」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』。2022年10月18日閲覧。
  32. ↑ 「2018年 第42回 日米大学野球選手権大会」『野球日本代表 オフィシャルサイト』。2020年12月18日閲覧。
  33. ↑ 「2018年 第29回 ハーレムベースボールウィーク」『野球日本代表 オフィシャルサイト』。2020年12月18日閲覧。
  34. ↑ 「2019年 第43回 日米大学野球選手権大会」『野球日本代表 オフィシャルサイト』。2020年12月18日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク