元山飛優

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元山 飛優
埼玉西武ライオンズ #30
2024年5月
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府東大阪市
生年月日 (1998-12-04) 1998年12月4日(26歳)
身長
体重
180 cm
79 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手
プロ入り 2020年 ドラフト4位
初出場 2021年3月27日
年俸 1300万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

元山 飛優(もとやま ひゆう、1998年12月4日[2] - )は、大阪府東大阪市出身[2]のプロ野球選手(内野手)。右投左打[3]。埼玉西武ライオンズ所属。

経歴

プロ入り前

父親が「飛び抜けて優れるように」との期待を込め命名[4]。城東ジュニアコンドルズ(大阪府東大阪市立菱屋西小学校)、生駒ボーイズ(大阪府東大阪市立上小阪中学校)を経て、長野県・佐久長聖高校へ入学[5]。

高校時代には、2014年の1年夏に三塁手、2016年の3年夏に遊撃手・主将として甲子園出場を果たした[6][7][8][9][10][11]。

東北福祉大学では2017年の1年春からベンチ入り[12]。2年春には打率.486、12打点の成績でチームを2季ぶりのリーグ優勝に導き、個人としてはリーグMVP、最高打率賞、最多打点賞、ベストナインの4冠に輝いた[12][13][14]。3年時には、持ち味の俊足巧打と、安定した遊撃守備が評価され、「侍ジャパン」の大学日本代表に選出された[12][15]。2019年7月、第43回日米大学野球選手権大会では、後にプロ野球選手となった森下暢仁、早川隆久、郡司裕也、牧秀悟、小川龍成、柳町達、宇草孔基らとともに国際大会を戦った[16]。4年時にはチームの主将を務めた[17]。打撃2冠の2年次春にMVPを受賞[14]。2018年春[14]・2019年春[18]・2020年秋[19]の3度ベストナインを獲得した。

2020年10月26日に行われたドラフト会議では、東京ヤクルトスワローズから4位指名を受け[20][21][22]、11月24日に契約金4000万円、年俸750万円で仮契約した[23]。背番号は宮本慎也が現役時代に着用した6[24]。

ヤクルト時代

ヤクルト時代
(2021年10月10日 明治神宮野球場)

2021年、開幕一軍入りを果たすと[25]、3月27日の開幕2戦目でプロ初安打・初本塁打を記録[26]。また、4月18日にはプロ初となる猛打賞を記録した[27]。4月22日には、「2番・遊撃手」で先発出場し、2号2ランと8回にはスクイズを決める活躍で、勝利に導いた[28][29][30]。以降はサードの守備固めや足に不安を抱える山田哲人が交代した際のセカンドをこなすなど途中出場が多かったが、開幕スタメンショートの西浦直亨が極度の不振に陥ると5月末ごろからショートスタメンでの起用が増えた。最終盤に大瀬良大地に受けた死球の影響で出場選手登録を抹消されるも[31][32]、新人ながら97試合に出場し打率.255、3本塁打、OPS.653とレギュラー不在のショートで存在感を見せ1年目から優勝に貢献した。12月15日、750万円増となる推定年俸1500万円で契約を更改した[33]。

2022年は、前年に死球で右手首を怪我した影響もあり調整が遅れ開幕一軍を逃す[34]。7月12日に一軍初昇格を果たすが、その間、長岡秀樹の台頭があり、ショートのレギュラーを奪われる形となった[35]。最終的に13試合の出場に終わり、打率.148、1本塁打という成績だった。11月22日、200万円減となる推定年俸1300万円で契約を更改した[36]。

2023年は、22試合に出場し、打率.179、0本塁打、3打点を記録[37]。

西武時代

2023年12月21日、宮川哲とのトレードで埼玉西武ライオンズへ移籍することが発表された[38][39][37]。背番号は30[40]。

2024年6月1日の読売ジャイアンツ戦で、8回裏に代打で起用されると、西舘勇陽から移籍後初本塁打を放ち、更に9回裏にはアルベルト・バルドナードからサヨナラ打を放った[41]。9月1日の北海道日本ハムファイターズ戦でも池田隆英からサヨナラ二塁打を放った[42]。

選手としての特徴

守備

高校時代は投手として最速146km/hを記録[43]。広い守備範囲と高い送球精度を誇り、守備についてはアマチュアNo.1と評される[44][45]。

打撃

大学のリーグ戦で首位打者と打点王を獲得するなど、勝負強さと確実性を持っている[44]。

人物

愛称は「リーダー」[46]。

夢は「世界一のショート」になること。目立つことが大好きで、憧れの選手は同じ背番号だった宮本慎也、同じ型のバットを使うヤクルトの川端慎吾、新庄剛志の3人を挙げている[47]。

ヤクルト同期入団の山野太一と親しく、一緒に漫才を披露したことがある[48][49][50]。また、2022年まで同僚だったスコット・マクガフと親しく、「スコットには本当に良くしてもらった。とても仲良しな存在。いつも気にかけてもらって支えられていました」と語り、2023年からは彼が使用していた登場曲「RYDEEN」を継承した[51]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2021 ヤクルト 972352082053133691721511734427.255.322.332.653
2022 13282744301102001000052.148.148.370.519
2023 22423917100830021000131.179.175.205.380
2024 西武 3381772112011670010201212.143.175.208.383
通算:4年 165386351297573510329219219358112.214.263.293.556
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

年
度
球
団
一塁二塁三塁遊撃
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2021 ヤクルト -1428011.000510001.0007793136435.983
2022 -9513021.000-334021.000
2023 -161728071.000511001.000201001.000
2024 西武 191031128.983142001.0001151621.913120001.000
通算 191031128.9834028510101.0002171721.9238398141437.984
  • 2024年度シーズン終了時

記録

初記録
  • 初出場:2021年3月27日、対阪神タイガース2回戦(明治神宮野球場)、3回表に西浦直亨に代わり遊撃手で出場
  • 初打席:同上、3回裏に青柳晃洋から右飛
  • 初安打:同上、5回裏に青柳晃洋から一塁内野安打
  • 初本塁打・初打点:同上、9回裏に桑原謙太朗から右越2ラン
  • 初先発出場:2021年3月28日、対阪神タイガース3回戦(明治神宮野球場)、「7番・遊撃手」で先発出場

背番号

  • 6(2021年[24] - 2023年)
  • 30(2024年[40] - )

登場曲

代表歴

脚注

  1. ↑ 「西武 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月26日閲覧。
  2. 1 2 「元山 飛優 | 東京ヤクルトスワローズ」『東京ヤクルトスワローズ』。2021年1月28日閲覧。
  3. ↑ 「元山「世界一のショートに」 佐久市長を訪問 ヤクルト4位指名(ニュース : 長野 : 地域)」『読売新聞オンライン』2020年12月10日。2021年1月24日閲覧。
  4. ↑ 「ドラフト候補・元山飛優の成長。大塚光二監督の言葉で自己中が消えた」『web Sportiva』2020年4月30日。2021年1月28日閲覧。
  5. ↑ 「元山 飛優 | 侍ジャパン選手プロフィール」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』。2021年1月28日閲覧。
  6. ↑ 「佐久長聖が2回戦へ 全国高校野球選手権第4日」『日本経済新聞』2014年8月14日。2021年1月28日閲覧。
  7. ↑ 「長野代表・佐久長聖、12年ぶりの校歌」『産経ニュース』2014年8月15日。2021年1月28日閲覧。
  8. ↑ 「第96回全国高校野球選手権(夏の甲子園2014)、聖光学院対佐久長聖のスコア速報」『日刊スポーツ』日刊スポーツ、2014年8月19日。2021年1月23日閲覧。
  9. ↑ 「第98回全国高校野球 佐久長聖、初戦で惜敗 粘り強さ最後まで /長野」『毎日新聞』2016年8月8日。2021年1月28日閲覧。
  10. ↑ 「佐久長聖 対 鳴門 - スコア速報 - 夏の甲子園2016」『日刊スポーツ』日刊スポーツ、2016年8月7日。2021年1月23日閲覧。
  11. ↑ 「卒業生の元山飛優君がプロ野球ドラフト指名されました。」『佐久長聖中学・高等学校』2020年10月27日。2021年1月24日閲覧。
  12. 1 2 3 「東北福祉大・元山飛優とは。2年春にはリーグ4冠を獲得 3年時には大学日本代表に選出【ドラフト2020】」『ベースボールチャンネル』2020年9月25日。2021年1月28日閲覧。
  13. ↑ 「リーグ22勝無敗の左腕、吉報待つ 26日ドラフト会議」『朝日新聞デジタル』2020年10月25日。2021年1月28日閲覧。
  14. 1 2 3 「2018春季リーグ戦」『仙台六大学野球連盟』。2021年1月28日閲覧。
  15. ↑ 「甲子園も代表経験も「全部リセット」 ドラフト候補、東北福祉大・元山が求めた思考」『Full-Count』2020年9月22日。2021年1月28日閲覧。
  16. ↑ 「第43回 日米大学野球選手権大会」『www.jubf.net』。2021年1月23日閲覧。
  17. ↑ 「【大学野球】ヤクルト4位の東北福祉大・元山が有終の美 「来年はレギュラーを獲って活躍」」『Full-Count』2020年11月2日。2021年2月6日閲覧。
  18. ↑ 「2019春季リーグ戦」『仙台六大学野球連盟』。2021年1月28日閲覧。
  19. ↑ 「2020秋季リーグ戦」『仙台六大学野球連盟』。2021年1月28日閲覧。
  20. ↑ 「東京ヤクルトスワローズ 選択選手一覧」『日本プロ野球機構』。2021年2月6日閲覧。
  21. ↑ 「【燕ルーキーの素顔に迫る!】ヤクルトD4・元山、大目標の基礎作った厳父の教え」『サンケイスポーツ』2021年1月17日。2021年1月23日閲覧。
  22. ↑ 「ヤクルトから4位指名 徳之島2世の元山選手」『南海日日新聞』2020年10月28日。2021年1月23日閲覧。
  23. ↑ 「ヤクルト4位元山が背番6継承、福祉大コンビ仮契約」『日刊スポーツ』2020年11月25日。2021年1月28日閲覧。
  24. 1 2 「ヤクルト4位元山内野手に宮本慎也の背番「6」用意」『日刊スポーツ』2020年11月24日。2021年1月24日閲覧。
  25. ↑ 「「開幕一軍」の登録公示 ヤクルトは内野の元山がルーキー唯一のメンバー入り」『BASEBALL KING』2021年3月25日。2021年8月4日閲覧。
  26. ↑ 「ヤクルトD4位・元山がプロ1号!「不思議な感覚でした」」『SANSPO.COM(サンスポ)』2021年3月28日。2021年4月18日閲覧。
  27. ↑ 「【ヤクルト】ドラ4元山飛優がプロ初猛打賞…プロ3度目の先発出場に奮起「何としてでも結果を」」『スポーツ報知』2021年4月18日。2021年4月18日閲覧。
  28. ↑ 「ヤクルト・元山、松山魂で快振2号2ラン!八回にはスクイズ プロ初2番で3打点」『SANSPO.COM(サンスポ)』2021年4月23日。2021年4月22日閲覧。
  29. ↑ 「【ヤクルト】プロ初の2番起用の元山飛優が必死の演技でスクイズ成功「悟られないように…」」『スポーツ報知』2021年4月22日。2021年4月22日閲覧。
  30. ↑ 「【指揮官一問一答】ヤクルト・高津監督「山崎と元山が一発で決めてくれたのは大きかった」 若手野手陣が奮闘」『SANSPO.COM(サンスポ)』2021年4月22日。2021年5月6日閲覧。
  31. ↑ 「ヤクルト元山飛優、右手首付近に死球直撃 治療受けダッシュで一塁戻る」『日刊スポーツ』2021年10月21日。2021年11月4日閲覧。
  32. ↑ 「ヤクルト・元山が登録外れる 上半身のコンディション不良で」『サンケイスポーツ』2021年10月23日。2021年11月4日閲覧。
  33. ↑ 「【ヤクルト】元山飛優が倍増の1500万円でサイン 今オフはマッチョ化計画「めっちゃ強い体を」」『スポーツ報知』2021年12月15日。2023年12月23日閲覧。
  34. ↑ 「ヤクルト・元山飛優が巻き返しへ「堅実」と「丁寧」掲げる 引退の内川氏&坂口氏からの金言」『サンケイスポーツ』2022年11月22日。2023年10月21日閲覧。
  35. ↑ 「ヤクルト・元山飛優が2発の大暴れ! 遊撃を長岡から奪い返す「充実した1年にしたい」」『サンケイスポーツ』2023年2月20日。2023年10月21日閲覧。
  36. ↑ 「【ヤクルト】元山飛優200万円減 来季抱負は堅実&丁寧、「来年はやり返す気持ちで頑張る」」『日刊スポーツ』2022年11月22日。2023年12月23日閲覧。
  37. 1 2 「西武宮川哲、ヤクルト元山飛優がトレード 宮川「やってやろうと」元山「活躍している姿を」」『日刊スポーツ』2023年12月21日。2023年12月23日閲覧。
  38. ↑ 「選手のトレードについて」『東京ヤクルトスワローズ』2023年12月21日。2023年12月21日閲覧。
  39. ↑ 「トレードのお知らせ」『埼玉西武ライオンズ』2023年12月21日。2023年12月21日閲覧。
  40. 1 2 「【西武】トレード加入の元山飛優「はい上がっていけるように」入団会見で気合 背番号は「30」」『日刊スポーツ』2023年12月25日。2025年2月21日閲覧。
  41. ↑ 「【西武】渡辺監督代行が高校時代から注目していた元山飛優が代打弾&サヨナラ打「ファン、チームのみんなに認めてもらうように」」『スポーツ報知』2024年6月1日。2024年6月4日閲覧。
  42. ↑ 「【西武】今季5度目のサヨナラ勝利 9回から驚異の粘りで栗山巧が押し出し&元山飛優が決勝打」『日テレNEWS NNN』2024年9月1日。2025年2月21日閲覧。
  43. ↑ 「「鬼肩」東北福祉大・元山は大学NO・1ショート」『日刊スポーツ』2020年10月24日。2021年2月6日閲覧。
  44. 1 2 「ヤクルト、東北福祉大・元山を4位指名 アマNo.1ショート 抜群の打撃センス&鉄壁の守備」『スポーツニッポン』2020年10月26日。2021年2月6日閲覧。
  45. ↑ 「「鬼肩」東北福祉大・元山は大学NO・1ショート」『日刊スポーツ』2020年10月24日。2021年5月6日閲覧。
  46. ↑ 「【ヤクルト】ドラ1の木沢尚文がファンに呼びかけ「ナオ君、ナオちゃんと呼んで」」『スポーツ報知』2020年12月1日。2022年3月5日閲覧。
  47. ↑ 「ヤクルト4位元山趣味は「目立つこと」新庄氏が目標」『日刊スポーツ』2020年12月1日。2021年4月3日閲覧。
  48. ↑ 「【ヤクルト】ドラ2・山野太一&ドラ4・元山飛優、東北福祉大“コンビ芸”で「神宮」日本一」『スポーツ報知』2020年10月28日。2021年3月31日閲覧。
  49. ↑ 「東北福祉大発!ヤクルトのお笑いコンビ誕生 D2位・山野&D4位・元山が部内で漫才披露」『SANSPO.COM(サンスポ)』2020年10月28日。2021年3月31日閲覧。
  50. ↑ 「東北福祉大・山野&元山まるで漫才ヤクルトあいさつ」『日刊スポーツ』2020年10月27日。2021年3月31日閲覧。
  51. ↑ 森祥太郎「【球界ここだけの話(2996)】ヤクルト・元山飛優が受け継いだマクガフの登場曲「RYDEEN」に込めた思い」『サンスポ』2023年3月23日。2023年4月14日閲覧。

関連項目

外部リンク