2026年中国グランプリ

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2026年中国グランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中華人民共和国の旗 2026年中国グランプリ
レース詳細
日程 2026年シーズン第2戦
決勝開催日 3月15日
開催地 上海インターナショナル・サーキット
中華人民共和国の旗 中華人民共和国 上海市嘉定区
コース長 5.451km
レース距離 56周(305.066km)
決勝日天候 曇(ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:32.064
ファステストラップ
ドライバー イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ
タイム 1:35.275(52周目)
決勝順位
優勝
2位
3位

2026年中国グランプリ(2026ねんちゅうごくグランプリ、英: 2026 Chinese Grand Prix、正式名称: Formula 1 Heineken Chinese Grand Prix 2026[1])は、2026年のF1世界選手権の第2戦として、2026年3月15日に上海インターナショナル・サーキットで開催された自動車レース。2004年の初開催以来19回目の中国グランプリである。

本項目に記載されている時刻は全て現地時間(CST / UTC+8[注 1])。

背景

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タイヤ
ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C2、ミディアム(黄):C3、ソフト(赤):C4の組み合わせ[2][3]。
ピレリタイヤの組み合わせ
ドライ用 ウェット用
C2 C3 C4 インターミディエイト フルウェット
(C2)
(ハード)
(C3)
(ミディアム)
(C4)
(ソフト)
(インターミディエイト)
(小雨用)
(フルウェット)
(大雨用)
オーバーテイクモード[3][4]
※( )内は検知ポイント。1周にわたり有効。
  • ターン16の100m先(ターン16の入口)
ストレートモード:4箇所[3][4]
※開始箇所のみ記載。( )内は低グリップ路面時。特記のないゾーンは、次のターンの手前まで有効。
  • ゾーンA1:ターン16の100m先(ターン16の150m先)
  • ゾーンA2:ターン4の60m先(ターン4の100m先) - ターン6の手前まで有効
  • ゾーンA3:ターン10の100m先(ターン10の140m先)
  • ゾーンA4:ターン13の60m先(ターン13の130m先)
スプリント
前年に引き続き、3年連続でスプリントの対象レースとして開催される[5]。

エントリー

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前戦オーストラリアGPと変更なし。

フリー走行

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FP1

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2026年3月13日 11:30

  • 気温13度、路面温度16度、晴、ドライ[7]

メルセデス勢が唯一となるフリー走行から好調な滑り出しを見せた。メルセデス勢に続いたのは同じメルセデスPUを搭載するマクラーレン勢が続き、その後ろにフェラーリ勢が続く一方、レッドブル勢は出遅れた[8]。フェラーリはバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた開幕前のプレシーズンテストで試された回転式フラップが付いたリアウィングをテストした[7]。前戦オーストラリアGPでデビューを果たしたアービッド・リンドブラッドは開始10分過ぎに白煙が上がり、早々とマシンを降りた[7]。前戦はトラブルの連続だったアストンマーティンは2台ともノートラブルで走行を終えた[8]。

結果(トップ5のみ)
順位 ドライバー コンストラクター タイム
1 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:32.741
2 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:32.861
3 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン 1:33.296
4 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1:33.472
5 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:33.599
出典: [9][10]

スプリント予選

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2026年3月13日 15:30

  • 気温16度、路面温度29度、晴、ドライ[11]

ジョージ・ラッセルがトップ、アンドレア・キミ・アントネッリが2番手と、FP1同様メルセデスが他の追随を許さずフロントローを独占した。ランド・ノリスがフェラーリ勢を上回り3番手となったが、ラッセルに0.621秒の大差を付けられた。ピエール・ガスリーとオリバー・ベアマンの健闘により、レッドブルはあわやSQ2敗退の危機に晒され、マックス・フェルスタッペンは8番手、アイザック・ハジャーは10番手に終わった[11]。アストンマーティンはFP1に続いて2台ともSQ1で敗退したが、キャデラックのバルテリ・ボッタスを上回り[11]、トラブルフリーで初日のセッションを終えた[12]。なお、セルジオ・ペレスは燃料システムのトラブルにより欠場したが[11]、出走許可が降りている[13]。

スプリント予選の結果

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順位 No. ドライバー コンストラクター SQ1 SQ2 SQ3 Grid
1 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:33.030 1:32.241 1:31.520 1
2 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:33.455 1:32.291 1:31.809 2
3 1 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 1:33.783 1:33.086 1:32.141 3
4 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:33.148 1:33.042 1:32.161 4
5 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 1:33.813 1:33.038 1:32.224 5
6 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:33.194 1:32.602 1:32.528 6
7 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-メルセデス 1:33.970 1:33.405 1:32.888 7
8 3 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード 1:34.170 1:33.564 1:33.254 8
9 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 1:34.280 1:33.501 1:33.409 9
10 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード 1:34.447 1:33.620 1:33.723 10
11 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1:33.997 1:33.635 n/a 11
12 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 1:34.087 1:33.639 n/a 12
13 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-レッドブル・フォード 1:34.110 1:33.714 n/a 13
14 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1:34.291 1:33.774 n/a 14
15 41 イギリスの旗 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ-レッドブル・フォード 1:34.495 1:34.048 n/a 15
16 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-メルセデス 1:34.592 1:34.327 n/a 16
17 55 スペインの旗 カルロス・サインツ アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス 1:34.761 n/a n/a 17
18 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス 1:35.305 n/a n/a PL 1
19 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・アラムコ-ホンダ 1:35.581 n/a n/a 18
20 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティン・アラムコ-ホンダ 1:36.151 n/a n/a 19
21 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス キャデラック-フェラーリ 1:37.378 n/a n/a 20
107% time(SQ1のトップタイムから107%): 1:39.542
NC 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス キャデラック-フェラーリ DNS n/a n/a 21 2
出典: [14][15][16][17]
追記
  • ^1 - アルボンはパルクフェルメ下でサスペンションのセッティングを変更したため、スプリントはピットレーンからスタートする[18]。
  • ^2 - ペレスはスプリント予選を欠場したため107%ルールに抵触したが、スチュワードの判断によりスプリントの出走が許可された[19]。

スプリント

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2026年3月14日 12:00

  • レース距離:19周(103.379km)[20]
  • 気温15度、路面温度13度、湿度50%、晴、ドライ[21]

アンドレア・キミ・アントネッリはスタートで出遅れ、ターン6でアイザック・ハジャーと接触した件について、後に10秒のタイムペナルティが科せられた[21]。マックス・フェルスタッペンもスタートで出遅れて大きく順位を落とした[22]。

序盤はフェラーリ勢がジョージ・ラッセルを追う展開でスタートする。序盤はラッセルとルイス・ハミルトンのオーバーテイク合戦が見られたが、徐々にラッセルがフェラーリ勢との差を広げていくと、ハミルトンはシャルル・ルクレールとのチーム内バトルにより、ラッセルとの差はさらに広がった[21]。

13周目のターン1でニコ・ヒュルケンベルグがマシンを止め、セーフティカーが導入される[21]。多くのドライバーがタイヤ交換を行う中(アントネッリもピットインでペナルティを消化)、リアム・ローソンとオリバー・ベアマンはステイアウトを選択した[22]。残り3周でレースは再開されたが、2位のルクレールはターン14の立ち上がりでスピンをしかけて出遅れてしまい、ラッセルは悠々と首位を独走してレースを制した[22]。ステイを選択したローソンは7位、同じくベアマンは8位とポイント獲得にこぎつけ、フェルスタッペンは9位とあと一歩及ばなかった[21]。

スプリントの結果

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順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 19 33:38.998 1 8
2 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 19 +0.674 6 7
3 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 19 +2.554 4 6
4 1 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 19 +4.433 3 5
5 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ 1 メルセデス 19 +5.688 2 4
6 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 19 +6.809 5 3
7 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-レッドブル・フォード 19 +10.900 13 2
8 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 19 +11.271 9 1
9 3 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード 19 +11.619 8
10 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 19 +13.887 12
11 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-メルセデス 19 +14.780 7
12 55 スペインの旗 カルロス・サインツ アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス 19 +15.753 17
13 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト アウディ 19 +15.858 14
14 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-メルセデス 19 +16.393 16
15 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード 19 +16.430 10
16 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス 19 +20.014 PL
17 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・アラムコ-ホンダ 19 +21.599 18
18 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティン・アラムコ-ホンダ 19 +21.971 19
19 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス 2 キャデラック-フェラーリ 19 +28.241 2 21
Ret 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 12 メカニカル 11
Ret 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス キャデラック-フェラーリ 12 パワーユニット 20
Ret 41 イギリスの旗 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ-レッドブル・フォード 11 接触ダメージ 15
優勝スピード(勝者ラッセルの平均速度): 184.331 km/h
ファステストラップ: シャルル・ルクレール - 1:34.753(18周目)
出典: [23][20][17][24]
追記
  • ^1 - アントネッリは1周目のターン6でハジャーと接触した件の責任を問われ、10秒のタイムペナルティ(ピットインで消化)が科せられた[25]。
  • ^2 - ペレスはセーフティカー導入時、2つのミニセクターにおいて最低所要時間を下回ったため5秒のタイムペナルティ(ペナルティ未消化のため、レースタイムに5秒加算)が科せられた[26]。
ラップリーダー
ドライバー 周回数 リードラップ
ジョージ・ラッセル 17周 1, 3, 5-19
ルイス・ハミルトン 2周 2, 4
出典: [27]
  • 太字は最多ラップリーダー

予選

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2026年3月14日 15:00

  • 気温18度、路面温度32度、湿度34%、晴、ドライ[28]

アンドレア・キミ・アントネッリがF1キャリア初、かつ10代では初となる史上最年少記録を更新してポールポジションを獲得した。ジョージ・ラッセルはQ3が始まる際にコース上にマシンを止めるトラブルがあったが最終的に2番手を得て、メルセデスが2戦連続でフロントローを独占した。2列目はフェラーリ、3列目はマクラーレンの2台が並ぶ[28]。スプリントで好調さを見せたピエール・ガスリーは7番手に入り、レッドブル勢を上回った[29]。

予選結果

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順位 No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:33.305 1:32.443 1:32.064 1
2 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:33.262 1:32.523 1:32.286 2
3 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:33.522 1:32.567 1:32.415 3
4 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:33.175 1:32.486 1:32.428 4
5 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 1:33.590 1:33.130 1:32.550 5
6 1 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 1:33.535 1:32.910 1:32.608 6
7 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-メルセデス 1:33.788 1:33.003 1:32.873 7
8 3 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード 1:33.417 1:33.098 1:33.002 8
9 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード 1:33.632 1:33.352 1:33.121 9
10 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 1:33.687 1:33.197 1:33.292 10
11 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1:34.116 1:33.354 n/a 11
12 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-メルセデス 1:33.634 1:33.357 n/a 12
13 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 1:33.974 1:33.538 n/a 13
14 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-レッドブル・フォード 1:34.139 1:33.765 n/a 14
15 41 イギリスの旗 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ-レッドブル・フォード 1:33.906 1:33.784 n/a 15
16 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1:33.549 1:33.965 n/a 16
17 55 スペインの旗 カルロス・サインツ アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス 1:34.317 n/a n/a 17
18 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス 1:34.772 n/a n/a PL 1
19 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・アラムコ-ホンダ 1:35.203 n/a n/a 18
20 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス キャデラック-フェラーリ 1:35.436 n/a n/a 19
21 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティン・アラムコ-ホンダ 1:35.995 n/a n/a 20
22 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス キャデラック-フェラーリ 1:36.906 n/a n/a 21
107% time(Q1のトップタイムから107%): 1:39.697
出典: [30][31][32][33]
追記
  • ^1 - アルボンはパルクフェルメ下でサスペンションのセッティングを変更したため、決勝はピットレーンからスタートする[34]。

決勝

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2026年3月15日 15:00

  • 気温16度、路面温度23度、湿度53%、曇、ドライ[35]
初勝利を挙げたアントネッリ

アンドレア・キミ・アントネッリがF1史上最年少となるポール・トゥ・ウィン[35]かつハットトリックで初勝利を挙げた[36]。

レース開始前にマクラーレンの2台にパワーユニット(PU)の電気系統のトラブルが発生し[37]、ガブリエル・ボルトレトとアレクサンダー・アルボンもマシントラブルに見舞われたため、決勝は18台でスタートした。前戦オーストラリアGP同様フェラーリ勢が好スタートを決めるも、レースペースはメルセデスが優勢で、これも前戦同様ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールとのチーム内バトルの隙をついてメルセデス勢が1-2位の座を取り戻し、フェラーリ勢を引き離していった[35]。今回の3位争いはハミルトンに軍配が上がり、ハミルトンはフェラーリ移籍後初の表彰台を獲得した[36][注 2]。

後方ではマックス・フェルスタッペンがスタートに失敗し、チームメイトのアイザック・ハジャーもターン13でスピンしてしまいピットインを強いられた。フェルスタッペンは45周目にトラブルが発生してリタイアした。マクラーレン勢やレッドブル勢が低迷する中、ハースのオリバー・ベアマンがアルピーヌのピエール・ガスリーを2秒差で抑えて5位入賞。フランコ・コラピントも10位でフィニッシュし、アルピーヌはダブル入賞を果たした。また、開幕から苦戦を強いられていたウィリアムズのカルロス・サインツが9位入賞を果たした[36]。

アストンマーティンは決勝当日にトラブルが立て続けに起こり、ランス・ストロールは10周目にバッテリーのトラブルによりターン2でマシンを止めたため、セーフティカーが導入された[35]。フェルナンド・アロンソも一時10位まで順位を上げていたが、20周目あたりから異常振動が発生し、その酷さに耐えられなくなりリタイアを選択した[38]。

レース結果

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順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 56 1:33:15.607 1 25
2 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 56 +5.515 2 18
3 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 56 +25.267 3 15
4 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 56 +28.894 4 12
5 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 56 +57.268 10 10
6 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-メルセデス 56 +59.647 7 8
7 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-レッドブル・フォード 56 +1:20.588 14 6
8 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード 56 +87.247 9 4
9 55 スペインの旗 カルロス・サインツ アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス 55 +1 Lap 17 2
10 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-メルセデス 55 +1 Lap 12 1
11 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 55 +1 Lap 11
12 41 イギリスの旗 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ-レッドブル・フォード 55 +1 Lap 15
13 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス キャデラック-フェラーリ 55 +1 Lap 19
14 31 フランスの旗 エステバン・オコン 1 ハース-フェラーリ 55 +1 Lap 13
15 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス キャデラック-フェラーリ 55 +1 Lap 21
Ret 3 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード 45 冷却水漏れ 8
Ret 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・アラムコ-ホンダ 32 振動 18
Ret 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティン・アラムコ-ホンダ 9 バッテリー 20
DNS 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 電気系統 5
DNS 1 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 電気系統 6
DNS 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト アウディ 油圧装置 16
DNS 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス 油圧装置 PL
優勝スピード(勝者アントネッリの平均速度): 196.267 km/h
ファステストラップ: アンドレア・キミ・アントネッリ - 1:35.275(52周目)[39]
出典: [40][41][42][32][33]
追記
  • ^1 - オコンはターン2でコラピントと接触した件の責任を問われ、10秒のタイムペナルティ(ピットインで消化)が科せられた[43]。
ラップリーダー
ドライバー 周回数 リードラップ
ルイス・ハミルトン 1周 1
アンドレア・キミ・アントネッリ 55周 2-56
出典: [44]
  • 太字は最多ラップリーダー

記録

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ドライバー

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コンストラクター

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エンジン

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  • メルセデスは250戦目のポールポジションを獲得し、240勝目を挙げた[52]。

第2戦終了時点のランキング

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  • 注:いずれもトップ5まで掲載。

脚注

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注釈

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  1. ↑ 日本(JST / UTC+9)との時差は-1時間。
  2. ↑ ハミルトンは前年の中国GPのスプリントで優勝しているが、決勝レースでの表彰台は初となった。
  3. ↑ 当時のマクラーレンはミシュランタイヤを履いて参戦していたが、同社のタイヤがインディアナポリス・モーター・スピードウェイを走るのに適していなかったことから、同社のタイヤを履いていた全チームがフォーメーションラップで撤退したレースである(インディゲート)。

出典

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  1. ↑ “Chinese Grand Prix 2026 - F1 Race” (英語). formula1.com. 2026年3月11日閲覧。
  2. ↑ “2026年F1第2戦中国GP TV放送&タイムスケジュール”. autosport web (2026年3月11日). 2026年3月11日閲覧。
  3. 1 2 3 “F1 - 2026 Chinese Grand Prix Preview” (英語). FIA (2026年3月11日). 2026年3月11日閲覧。
  4. 1 2 “F1中国GP、4箇所の「SMモード区間」と「OM検出ギャップ」が判明――旧DRSゾーンを大幅拡大”. Formula1-Data (2026年3月12日). 2026年3月12日閲覧。
  5. ↑ “2026年のF1スプリントカレンダー発表。6戦を継続、3つの会場で初開催”. autosport web (2025年9月16日). 2026年3月11日閲覧。
  6. ↑ “2026 Chinese Grand Prix - Entry List” (PDF) (英語). FIA (2026年3月13日). 2026年3月13日閲覧。
  7. 1 2 3 “フェラーリは回転式フラップのついたリヤウイングを投入。唯一のフリー走行はラッセルが最速/F1中国GP FP1”. autosport web (2026年3月13日). 2026年3月13日閲覧。
  8. 1 2 “メルセデス強さ変わらず、ラッセル首位。アストン・ホンダはトラブルなく周回重ねる|F1中国GPフリー走行”. jp.motorsport.com (2026年3月13日). 2026年3月13日閲覧。
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前戦
2026年オーストラリアグランプリ
FIA F1世界選手権
2026年シーズン
次戦
2026年日本グランプリ
前回開催
2025年中国グランプリ
中華人民共和国の旗 中国グランプリ 次回開催
2027年中国グランプリ