大座礼山
| 大座礼山 | |
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大座礼山(中央奥)を西北西から望む | |
| 標高 | 1,587.6 m |
| 所在地 | 高知県土佐郡大川村 |
| 位置 | 北緯33度49分20秒 東経133度23分35秒 / 北緯33.82222度 東経133.39306度 |
| 山系 | 石鎚山脈(四国山地) |
大座礼山(おおざれやま)は、四国山地のうち石鎚山脈の東部、高知県土佐郡大川村と、愛媛県新居浜市との県境近くにある、標高1,588mの山である[1][2] 。
概要
四国山地のうち石鎚山脈は、西部、中央部では東西に伸びる一本の主稜線を持つが、東部では、笹ヶ峰の少し東側の、「ちち山の分かれ」[注釈 1]と呼ばれる地点で2つの山脈に分岐しており、あいだに銅山川の作る谷を挟んで、北側の法皇山脈と、南側の愛媛/高知の県境をなす山脈の2つに分かれている。大座礼山は、このうち後者の、県境をなす山脈にある山である[1][2]。
大座礼山の頂上(三角点)は、主稜線沿いの県境から500mほど南側の高知県側にあるが、大座礼山を含む一帯は、愛媛県と高知県との県境をなしており、大座礼山の北側は、愛媛県 新居浜市 別子山地区((旧)別子山村)に属する。
この山の山名の由来は明確ではないが、山の南西側に大きく崩壊したザレ場があることがその由来、とも云われている[1] [2]。
植生
大座礼山の中腹部以下は、スギなどの人工林となっているが、標高約1080mの登山口より上部は、ブナ、ミズナラ、ウラジロモミなどを中心とした自然林がかなり残されている。特に山頂部付近には、大きく枝を広げたブナの巨木が多く、それを目当てとして登る登山者も多い。その他、アケボノツツジもあり、5月上旬に開花する[1][2]。
登山ルート
大座礼山の一般的な登山ルートとしては、愛媛県 新居浜市((旧)別子山村)と高知県 大川村とを結ぶ道路沿いにある。県境部のトンネルの南側出口付近に登山口があり、そこから高知県側に続く山道をたどり、山頂に至る[1][2]。
地質
大座礼山を含めた、石鎚山脈の大部分は、日本の地帯(地体)構造区分では、結晶片岩類などの高圧型変成岩の存在を特徴とする、三波川帯に属する[4]。
大座礼山付近では、結晶片岩類のうち、主に苦鉄質片岩(緑色片岩)が分布しており、その他には泥質片岩、珪質片岩が分布している[5]。
ギャラリー
- ブナの巨木
- 頂上
脚注
注釈
- ↑ 「ちち山の分かれ」は、文献によっては、「ちち山の別れ」、「ちち山別れ」などと書かれている場合があり、表記ゆれがある
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 高知県勤労者山岳連盟『文献登山ガイド (38) 高知県の山』(初版)山と渓谷社〈分県登山ガイドシリーズ〉、2019年3月1日、40-41頁。ISBN 978-4-635-02068-8。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 山と渓谷社「四国百名山」2000年9月10日発行 30ページ
- ↑ 高知新聞社 編集局 編『四国百山』(初版)高知新聞社、1987年4月24日、180-181頁。
- ↑ 日本地質学会 編「(「三波川帯」の項、ほか)」『日本地方地質誌 第7巻 四国地方』(初版)朝倉書店、2016年、1-9,51-71,78-81頁。ISBN 978-4-254-16787-0。
- ↑ “産総研「20万分の1日本シームレス地質図V2」”. 産業技術総合研究所 地質調査総合センター (2025年7月18日). 2026年3月24日閲覧。
