2026年メキシコシティグランプリ
| レース詳細 | |||
|---|---|---|---|
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| 日程 | 2026年シーズン第19戦 | ||
| 決勝開催日 | 11月1日 | ||
| 開催地 |
エルマノス・ロドリゲス・サーキット | ||
| コース長 | 4.304 km | ||
| レース距離 | 71周 (305.584 km) | ||
| 決勝日天候 | 晴(ドライ) | ||
| ポールポジション | |||
| ドライバー | |||
| タイム | 1:16.514 | ||
| ファステストラップ | |||
| ドライバー |
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| タイム | 1:19.268(50周目) | ||
| 決勝順位 | |||
| 優勝 |
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| 2位 | |||
| 3位 | |||
2026年メキシコシティグランプリ(2026ねんメキシコシティグランプリ、英: 2026 Mexico City Grand Prix、正式名称: Formula 1 Gran Premio de la Ciudad de México 2026[1])は、2026年のF1世界選手権の第19戦として、2026年10月30日から11月1日までエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催された自動車レース。2021年の初開催以来6回目のメキシコシティグランプリであり[2]、同じくエルマノス・ロドリゲス・サーキットで1962年から2019年まで開催されていた前身のメキシコグランプリを含めると26回目である[注 1]。
背景
- タイヤ
- ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C3、ミディアム(黄):C4、ソフト(赤):C5のソフト寄りの組み合わせ[3]。
ピレリタイヤの組み合わせ ドライ用 ウェット用 C3 C4 C5 インターミディエイト フルウェット 
(ハード)
(ミディアム)
(ソフト)
(小雨用)
(大雨用)
- オーバーテイクモード[4]
- ※( )内は検知ポイント。1周にわたり有効。
- ターン17の中間地点(ターン15の中間地点)
- ストレートモード:3箇所[4]
- ※開始箇所のみ記載。( )内は低グリップ路面時。特記のないゾーンは、次のターンの手前まで有効。
- ゾーンA1:ターン17の70m先 / ピット出口(ターン17の150m先 / ピット出口)
- ゾーンA2:ターン3の150m先(ターン3の230m先)
- ゾーンA3:ターン11の70m先(ターン11の150m先)
- パワーユニットの回生エネルギー上限[5]
パワー及びエネルギーの回生上限(1周あたり) 決勝 予選 フリー走行 決勝レース中を
除くアウトラップ非オーバーテイク
モード時オーバーテイク
モード時8.5 MJ 9.0 MJ 8.5 MJ 9.0 MJ 9.0 MJ
- チャンピオンシップの行方
-
- 前戦アメリカGP終了時点でランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリ(365点)は、同2位のジョージ・ラッセル(242点)に123点、同3位のルイス・ハミルトン(241点)に124点の差をそれぞれ付けている[6]。本GP終了時点での最大獲得ポイントは100点となるため、本GPにおいてアントネッリが9位以上でフィニッシュすれば、無条件で自身初かつ史上最年少(20歳68日、それまでの最年少記録はセバスチャン・ベッテル(2010年)の23歳134日)、そして1953年のアルベルト・アスカリ以来73年ぶりのイタリア人ドライバーによるドライバーズタイトル獲得が決定する。なお、アントネッリが10位でフィニッシュした場合はラッセルが優勝、無得点の場合はラッセルかハミルトンのいずれかが優勝した場合に限り、次戦サンパウロGPへ持ち越しとなる[7][8][9]。そのアントネッリだが、ウイルス性疾患により木曜日のメディアデーを欠席し休養に充て、金曜日のフリー走行開始に臨む。バルテリ・ボッタスも体調不良によりアントネッリ同様メディアデーを欠席した[10]。
アントネッリのタイトル獲得条件 アントネッリ
(365点)ラッセル
(242点)ハミルトン
(241点)9位(2点)以上 アントネッリが無条件でタイトル獲得 10位(1点) 優勝(25点)した場合に限り、
次戦サンパウロGPへ持ち越しタイトル獲得の可能性が消滅 11位以下または
リタイア(無得点)優勝(25点)した場合に限り、次戦サンパウロGPへ持ち越し
エントリー
- レギュラードライバー
- 当初は前戦アメリカGPから変更なかったが、ハースはFP3からエステバン・オコンに代わり、リザーブドライバーの平川亮を急遽起用することを決めた。平川は本GPがF1デビュー戦となる[11]。
- フリープラクティスドライバー
- 各チームともルーキードライバー(過去のF1選手権レースの出走が2回以下で、スーパーライセンスまたはフリー走行限定スーパーライセンスを所有しているドライバーが対象)を年間4回(1台あたり2回)FP1またはFP2(基本的にはFP1)に参加させるレギュレーションに基づき[12]、以下のドライバーがレギュラードライバーに代わってフリー走行に参加する。
- マクラーレン:リザーブドライバーのレオナルド・フォルナロリが、ランド・ノリスに代わってFP1を走行する。フォルナロリは今季3回目のFP1走行で、翌週に行われる次戦サンパウロGPはオスカー・ピアストリに代わってFP1を走行する予定である[13][14]。
- メルセデス:リザーブドライバーを務め、本年はウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦したフレデリック・ヴェスティが、ジョージ・ラッセルに代わってFP1を走行する。ヴェスティは今季3回目のFP1走行となる[13]。
- レッドブル:レーシングブルズのリザーブドライバーを務め、スーパーフォーミュラに参戦中の岩佐歩夢が、マックス・フェルスタッペンに代わってFP1を走行する。岩佐は今季4回目のFP1走行(レッドブルでは3回目、レーシングブルズでも1回走行)となる[15]。
- ウィリアムズ:リザーブドライバーを務め、スーパーフォーミュラに参戦中のルーク・ブラウニングが、アレクサンダー・アルボンに代わってFP1を走行する。ブラウニングは今季3回目のFP1走行で[注 3]、翌週に行われる次戦サンパウロGPはカルロス・サインツに代わってFP1を走行する予定である[13]。
- レーシングブルズ:レッドブル・ジュニアチームに所属し、FIA F2選手権に参戦中のニコラ・ツォロフが、リアム・ローソンに代わってFP1を走行する。レーシングブルズは今季からF1にデビューしたアービッド・リンドブラッドの2回分と、前述した岩佐の1回と合わせて年間走行義務の4回を完了する[15]。
- アストンマーティン:リザーブドライバーのジャック・クロフォードが、ランス・ストロールに代わってFP1を走行する。クロフォードは今季4回目のFP1走行で、年間走行義務を完了する[16][13]。
- ハース:リザーブドライバーを務め、FIA 世界耐久選手権に参戦中の平川亮が、エステバン・オコンに代わってFP1を走行する。平川は今季3回目のFP1走行となる[13]。
- アウディ:アウディ・ドライバー・開発プログラムに所属し、本年はFIA F3選手権に参戦した(翌年はFIA F2選手権に昇格予定)フレディ・スレーターが、ガブリエル・ボルトレトに代わってFP1を走行する。スレーターは初のFP1走行で、翌週に行われる次戦サンパウロGPと2戦連続でFP1を走行する予定である[17][18][14]。
- アルピーヌ:アルピーヌ・アカデミーに所属し、FIA F2選手権に参戦中のガブリエレ・ミニが、フランコ・コラピントに代わってFP1を走行する。ミニは初のFP1走行となる[13]。
- キャデラック:テストドライバーを務め、FIA F2選手権に参戦中のコルトン・ハータが、バルテリ・ボッタスに代わってFP1を走行する。ハータは今季5回目のFP1走行で、年間走行義務を完了する[13][注 4]。ハータが5回目のFP1に参加するのは、前戦アメリカGP終了時点でF1のレギュラードライバーとして参加する資格を得られるスーパーライセンスの取得に必要なポイント(40点)にあと1点不足しているためとされていた。1点を取得するためにはペナルティポイントを科されずに100km以上を走行することが必要だが、第13戦イタリアGPのFP1でセルジオ・ペレスのマシンを走行した際にマシントラブルに見舞われ、5周(約25km)しか走行できなかったことによりポイントを取得できなかった。チームは計画を変更し、前戦アメリカGPはペレスのマシンで1点を取得し、今回ボッタスのマシンで100km以上(24周以上)を走行すれば1点加算され、スーパーライセンスの取得に必要な40点に到達するとされていた[19][20]。しかし、後述のFP1の節にも記すが、実際には2点不足しており[注 5]、セッションを無事に走行してもまだ1点不足している[21]。
| チーム | 車番 | ドライバー | コンストラクター | シャシー | パワーユニット |
|---|---|---|---|---|---|
| 81 | マクラーレン | MCL40 | メルセデス M17 E Performance | ||
| 1 | |||||
| 67 | |||||
| 63 | メルセデス | F1 W17 | メルセデス M17 E Performance | ||
| 12 | |||||
| 72 | |||||
| 3 | レッドブル・レーシング | RB22 | レッドブル・フォード DM01 | ||
| 6 | |||||
| 36 | |||||
| 16 | フェラーリ | SF-26 | フェラーリ 067/6 | ||
| 44 | |||||
| 23 | アトラシアン・ウィリアムズ | FW48 | メルセデス M17 E Performance | ||
| 55 | |||||
| 46 | |||||
| 41 | レーシングブルズ | VCARB 03 | レッドブル・フォード DM01 | ||
| 30 | |||||
| 91 | |||||
| 18 | アストンマーティン・アラムコ | AMR26 | ホンダ RA626H | ||
| 14 | |||||
| 34 | |||||
| 31 | ハース | VF-26 | フェラーリ 067/6 | ||
| 87 | |||||
| 50 | |||||
| 27 | アウディ | R26 | アウディ AFR26 Hybrid | ||
| 5 | |||||
| 98 | |||||
| 10 | アルピーヌ | A526 | メルセデス M17 E Performance | ||
| 43 | |||||
| 62 | |||||
| 11 | キャデラック | MAC-26 | フェラーリ 067/6 | ||
| 77 | |||||
| 25 | |||||
| 出典: [22] | |||||
- 追記
- ^1 - フォルナロリはFP1のみ、ノリスに代わって走行
- ^2 - ヴェスティはFP1のみ、ラッセルに代わって走行
- ^3 - 岩佐はFP1のみ、フェルスタッペンに代わって走行
- ^4 - ブラウニングはFP1のみ、アルボンに代わって走行
- ^5 - ツォロフはFP1のみ、ローソンに代わって走行
- ^6 - クロフォードはFP1のみ、ストロールに代わって走行
- ^7 - オコンはFP2のみ走行
- ^8 - 平川はFP1及びFP3以降、オコンに代わって走行
- ^9 - スレーターはFP1のみ、ボルトレトに代わって走行
- ^10 - ミニはFP1のみ、コラピントに代わって走行
- ^11 - ハータはFP1のみ、ボッタスに代わって走行
フリー走行
FP1
- 気温22度、路面温度43度、曇、ドライ[23]
キャデラックはFP1開始を前にバルテリ・ボッタスのパワーユニット(PU)の新しいエレメントを投入し、5基目のICE(エンジン) / TC(ターボチャージャー)、4基目のES(エナジーストア) / PU-CE(PUコントロールエレクトロニクス) / MGU-Kが年間上限を超え[注 6]、全て最初の追加エレメントであるため50グリッドの降格となり[注 7]、降格グリッド数が15を超えたことにより最後尾グリッドへの降格が決まった[28][29][30]。
フェラーリを除く10チームがフリープラクティスドライバーを起用する中、フレデリック・ヴェスティが3番手で最速タイムをマークし、岩佐歩夢はミディアムタイヤでは最速タイムとなる5番手タイムをマークした。アストンマーティンはフェルナンド・アロンソがミディアムタイヤで7番手に食い込むが[31]、ランス・ストロールのマシンを走らせるジャック・クロフォードは残り14分でマシントラブルが発生し、マシンを止めざるを得なかった[23]。アウディはガブリエル・ボルトレトに代わって初めてF1を走行するフレディ・スレーターのマシンに冷却ファンを取り付けたままコースインさせてしまうミスが発生し、冷却ファンを取り外した後もマシントラブルが発生して満足な走行ができなかった[31]。ボッタスのマシンを走らせたコルトン・ハータは無事に100km以上の走行を終え、スーパーライセンス取得のためのポイントを1点取得した。しかし、先述の通り、スーパーライセンスのポイントにおいて解釈の違いがあり、FIAの見解ではハータのポイントが「39点」であると明示し、スーパーライセンスを申請するにはあと1点が必要となる[32]。
トップタイムはシャルル・ルクレールが記録した[23]。
- 結果(トップ5のみ)
| 順位 | ドライバー | コンストラクター | タイム |
|---|---|---|---|
| 1 | フェラーリ | 1:18.128 | |
| 2 | メルセデス | 1:18.787 | |
| 3 | メルセデス | 1:18.861 | |
| 4 | フェラーリ | 1:18.866 | |
| 5 | レッドブル・レーシング | 1:19.113 | |
| 出典: [33][34] | |||
FP2
2026年10月30日 16:00
- 気温24度、路面温度38度、晴、ドライ[35]
10人のレギュラードライバーが戻り、セッションが始まった。
開始から10分、マックス・フェルスタッペンとリアム・ローソンがターン14で接触してしまう。この接触によってデブリが散乱し、それを片付けるため赤旗中断となった[35]。赤旗中断の原因を作ったフェルスタッペンとローソンの両者には1グリッド降格ペナルティとペナルティポイント1点がそれぞれ科せられた[36][37][38]。そのため、フェルスタッペンは残り時間を破損したバージボードで走行せざるを得なかった。違うチームとはいえ、レッドブル陣営内での不必要な接触であった[39]。
セッション中盤にルイス・ハミルトンのマシンにトラブルが発生してコース上にマシンを止めたが、チームメイトのルクレールはこのセッションでも最速タイムをマークした[35]。アロンソは12番手ではあるが、中団グループのトップから0.2秒差であった。チームメイトのランス・ストロールはFP1でクロフォードが乗った時のトラブルを引きずり、20番手に終わった。同じくFP1でトラブルが発生したマシンを引き継いだボルトレトはわずか12周しか走行できなかった[39]。
- 結果(トップ5のみ)
| 順位 | ドライバー | コンストラクター | タイム |
|---|---|---|---|
| 1 | フェラーリ | 1:17.827 | |
| 2 | マクラーレン | 1:17.930 | |
| 3 | メルセデス | 1:17.933 | |
| 4 | メルセデス | 1:18.044 | |
| 5 | レッドブル・レーシング | 1:18.138 | |
| 出典: [40][41] | |||
FP3
2026年10月31日 11:30
- 気温23度、路面温度44度、晴、ドライ[42]
前述した通り、ハースはこのセッション以降、エステバン・オコンから平川亮に交代すると発表した。発表時点で交代理由は明らかにされていないが[11]、オコンは自身のSNSにて「意見の相違から関係者との間で議論が生じた」ことを認めている[43]。
平川はセッション開始ともにコースインして積極的に周回を重ね、慣熟走行を無難にこなして19番手で終えた。ボルトレトは開始早々にPUのトラブルにより走行を終え、母国出身のセルジオ・ペレスもPUの交換作業によりコースインできなかった。アロンソも一時PUの問題を訴えたが、その後は問題なく走行を終えている[42]。
上位勢による予選想定のアタックは、わずか0.001秒差でランド・ノリスがアンドレア・キミ・アントネッリを抑え、トップタイムとなった[42]。
- 結果(トップ5のみ)
| 順位 | ドライバー | コンストラクター | タイム |
|---|---|---|---|
| 1 | マクラーレン | 1:17.600 | |
| 2 | メルセデス | 1:17.601 | |
| 3 | フェラーリ | 1:17.717 | |
| 4 | マクラーレン | 1:17.795 | |
| 5 | レッドブル・レーシング | 1:17.951 | |
| 出典: [44][45] | |||
予選
2026年10月31日 15:00
- 気温26度、路面温度49度、湿度31%、晴、ドライ[46]
ルイス・ハミルトンが2023年ハンガリーGP以来3年ぶり、そしてフェラーリ移籍後初のポールポジションを獲得した。2番手はハミルトンとともに数字上でドライバーズタイトル獲得の可能性を残すジョージ・ラッセル、3番手はハミルトンのチームメイトであるシャルル・ルクレールが続いた。タイトル獲得を目前に控えるアンドレア・キミ・アントネッリは5番手に終わったが、4番手のマックス・フェルスタッペンがFP2でリアム・ローソンと接触した件によりグリッド降格が決定しているため、繰り上がりで4番手からスタートする[46]。
急遽デビューが決まった平川亮はトラフィックに引っかかり19番手でQ2進出に届かず(後述の理由により18番手スタート)[46]、フェルナンド・アロンソはQ1で冷却システムのトラブルが発生してしまい、マシンを止めざるを得なかった[47]。
予選8番手のローソン(FP2でフェルスタッペンと接触した件により9番手スタートとなっていた)は、Q2でMGU-Kの出力が規定以上の割合で低下していたことが発覚し、予選後に失格の裁定が下された[48]。
予選結果
| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 44 | フェラーリ | 1:17.341 | 1:16.953 | 1:16.514 | 1 | |
| 2 | 63 | メルセデス | 1:17.659 | 1:17.027 | 1:16.523 | 2 | |
| 3 | 16 | フェラーリ | 1:17.506 | 1:16.944 | 1:16.633 | 3 | |
| 4 | 3 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 1:17.942 | 1:16.876 | 1:16.692 | 5 1 | |
| 5 | 12 | メルセデス | 1:17.918 | 1:17.133 | 1:16.707 | 4 | |
| 6 | 1 | マクラーレン-メルセデス | 1:17.733 | 1:16.728 | 1:16.824 | 6 | |
| 7 | 6 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 1:17.385 | 1:17.047 | 1:16.900 | 7 | |
| 8 | 41 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 1:18.210 | 1:17.135 | 1:17.117 | 8 | |
| 9 | 10 | アルピーヌ-メルセデス | 1:18.194 | 1:17.278 | 1:17.153 | 9 | |
| 10 | 27 | アウディ | 1:17.868 | 1:17.306 | n/a | 10 | |
| 11 | 43 | アルピーヌ-メルセデス | 1:18.517 | 1:17.640 | n/a | 11 | |
| 12 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 1:17.659 | 1:17.646 | n/a | 12 | |
| 13 | 5 | アウディ | 1:17.727 | 1:17.680 | n/a | 13 | |
| 14 | 87 | ハース-フェラーリ | 1:18.083 | 1:18.083 | n/a | 14 | |
| 15 | 55 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 1:18.521 | 1:18.885 | n/a | 15 | |
| 16 | 23 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 1:18.630 | n/a | n/a | 16 | |
| 17 | 14 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 1:18.908 | n/a | n/a | 17 | |
| 18 | 50 | ハース-フェラーリ | 1:18.958 | n/a | n/a | 18 | |
| 19 | 18 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 1:19.072 | n/a | n/a | 19 | |
| 20 | 11 | キャデラック-フェラーリ | 1:19.105 | n/a | n/a | 20 | |
| 21 | 77 | キャデラック-フェラーリ | 1:19.852 | n/a | n/a | 21 2 | |
| 107% time(Q1のトップタイムから107%): 1:22.754 | |||||||
| DSQ | 30 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 1:18.097 | 1:17.207 | 1:17.029 | PL | |
| 出典: [49][50][51][52] | |||||||
- 追記
- ^1 - フェルスタッペンはFP2において、ターン12の入口からターン14のエイペックスでローソンと不必要なバトルを行い接触した件で、1グリッド降格ペナルティとペナルティポイント1点(累積1点)が科せられた[36][37]。
- ^2 - ボッタスはFP1で年間上限を超えるパワーユニットのエレメント(5基目のICE(エンジン) / TC(ターボチャージャー)、4基目のES(エナジーストア) / PU-CE(PUコントロールエレクトロニクス) / MGU-Kが該当)を投入したため50グリッド降格ペナルティが科せられ、グリッド降格数が15を超えたため最後尾グリッドへ降格[28][30]。
- ^3 - ローソンはFP2において、ターン12の入口からターン14のエイペックスでフェルスタッペンと不必要なバトルを行い接触した件で、1グリッド降格ペナルティとペナルティポイント1点(累積4点)が科せられた[36][38]。また、Q2においてMGU-Kの出力が規定以上の割合で低下していたことが発覚し、予選後に失格の裁定が下された[48][53]。この失格処分により107%ルールに抵触したが、スチュワードの裁定により決勝への出走が許可された[54]。パルクフェルメ下でサスペンションのセッティングを変更し、年間上限を超えるパワーユニットのエレメント(5基目のICE / TC / EXH(エキゾースト) 7基目のPU-ANC(PU補助コンポーネント)が該当)を投入したため、決勝はピットレーンからスタートする[55]。
決勝
2026年11月1日 14:00
- 気温24度、路面温度49度、湿度42%、晴、ドライ[56]
マックス・フェルスタッペンが逆転優勝で今季3勝目を挙げた。2位にルイス・ハミルトン、3位にアンドレア・キミ・アントネッリが続き[56]、アントネッリがF1デビュー2年目で史上最年少記録を塗り替え(20歳68日)、自身初かつ1953年のアルベルト・アスカリ以来73年ぶりのイタリア人ドライバーによるドライバーズタイトル獲得を決めた[57]。急遽F1デビューが決まった平川亮は13位でフィニッシュしたが、レース後の他車のペナルティにより10位に繰り上がり、初入賞を果たした[58]。
展開
フェラーリ勢が好スタートを決め、1-2体制を築いた。2番手スタートのジョージ・ラッセルは長いストレートで電力を使い切り失速して5位まで後退し、フェルスタッペンがフェラーリ勢に続いた[57]。2位に浮上したシャルル・ルクレールはチームメイトのハミルトンにも襲いかかり、コース外をショートカットしてハミルトンをオーバーテイクして首位に立ち、ハミルトンは加速が鈍ったところでフェルスタッペンにも先行されてしまう。ルクレールの行為は審議対象となり、5秒のタイムペナルティが科せられた。これが結果的にハミルトンが優勝を逃す大きな要因となってしまった[59]。ラッセルもアイザック・ハジャーとの接触により10秒のタイムペナルティが科せられた[56]。
アストンマーティン勢はERSの冷却システムに大きな負荷がかかったため、5周目に相次いでリタイアした[60]。
見かけ上の首位を走るルクレールは、クリーンエアの中でフェルスタッペンに対して差を広げる。24周目には5秒以上の差を付けていたが、27周目にルクレールがピットインして5秒のペナルティを消化する間、フェルスタッペンも同じタイミングでピットインし、フェルスタッペンが逆転に成功した[57]。
アントネッリとランド・ノリスはレースが半分を超えるまでピットインを伸ばしていたが、ノリスのペースが落ちだした39周目にピットインしたが交換に手間取り、3秒タイムロスしてしまった。アントネッリも43周目にピットインしたが左リアタイヤの交換に手間取り、ハミルトンの後方でコースに復帰した[57]。
その直後、バルテリ・ボッタスの左フロントサスペンションが突然破損し、ターン1でクラッシュしてしまう。これによりセーフティカー(SC)が出動し、ハミルトンはこのタイミングでタイヤを交換しアントネッリに先行されるが、テックプロバリアの修復に時間がかかるため赤旗中断となった。この中断は40分ほど続き、再開後の順位は全車のポジションが最後に確認できた位置の順となり、ハミルトンはアントネッリに代わり3位を取り戻した[57]。
再開後、ハミルトンが好スタートを決めてフェルスタッペンに迫る一方、ルクレールはターン1でタイヤをロックアップさせてしまい首位から陥落するばかりか、48周目にはアントネッリにも抜かれた。以後、ルクレールはフラットスポットができたタイヤでノリスを抑える我慢のレースを強いられた。59周目、アービッド・リンドブラッドがオスカー・ピアストリと接触し、コース外へ押し出されて壁にヒットし、そのままリタイアとなった[57]。
平川はレース終盤にウィリアムズ勢を立て続けにオーバーテイクし、13位でフィニッシュした[57]。
フェルスタッペンは最後までハミルトンを抑えて逃げ切り、逆転で優勝を果たした。そして3位でフィニッシュしたアントネッリは、自身初のドライバーズタイトル獲得が決定した[57]。
レース後、7位でフィニッシュしたピアストリはリンドブラッドとの接触により10秒のタイムペナルティが科せられ、ダブル入賞でフィニッシュしたアルピーヌ勢も黄旗区間で十分に減速しなかったため、フランコ・コラピントに10秒のタイムペナルティ、ピエール・ガスリーはダブルイエロー(黄旗2本)の区間であったためストップ・アンド・ゴー・ペナルティ(レースタイムに30秒加算)がそれぞれ科せられたことにより、平川は3つ順位が繰り上がって10位となり、デビュー戦で初入賞を果たした[58]。
レース結果
| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Pts. |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 71 | 2:20:28.772 | 5 | 25 | |
| 2 | 44 | フェラーリ | 71 | +0.799 | 1 | 18 | |
| 3 | 12 | メルセデス | 71 | +4.006 | 4 | 15 | |
| 4 | 16 | フェラーリ | 71 | +10.707 | 3 | 12 | |
| 5 | 1 | マクラーレン-メルセデス | 71 | +11.778 | 6 | 10 | |
| 6 | 63 | メルセデス | 71 | +12.263 | 2 | 8 | |
| 7 | 30 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 71 | +20.899 | PL | 6 | |
| 8 | 5 | アウディ | 71 | +22.041 | 13 | 4 | |
| 9 | 6 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 71 | +22.503 | 7 | 2 | |
| 10 | 50 | ハース-フェラーリ | 71 | +25.373 | 18 | 1 | |
| 11 | 23 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 71 | +27.562 | 16 | ||
| 12 | 55 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 71 | +28.638 | 15 | ||
| 13 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 71 | +29.475 3 | 12 | ||
| 14 | 27 | アウディ | 71 | +29.977 | 10 | ||
| 15 | 43 | アルピーヌ-メルセデス | 71 | +30.204 5 | 11 | ||
| 16 | 11 | キャデラック-フェラーリ | 71 | +30.695 | 20 | ||
| 17 | 10 | アルピーヌ-メルセデス | 71 | +51.483 7 | 9 | ||
| Ret | 41 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 58 | 接触 | 8 | ||
| Ret | 87 | ハース-フェラーリ | 47 | 接触ダメージ | 14 | ||
| Ret | 77 | キャデラック-フェラーリ | 42 | アクシデント | 21 | ||
| Ret | 18 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 5 | エンジン | 19 | ||
| Ret | 14 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 5 | エンジン | 17 | ||
| 優勝スピード(勝者フェルスタッペンの平均速度): 130.419 km/h | |||||||
| ファステストラップ: ルイス・ハミルトン - 1:19.268(50周目)[61] | |||||||
| 出典: [62][63][64][51][52] | |||||||
- 追記
- ^1 - ルクレールはコース外に出てアドバンテージを得たため、5秒のタイムペナルティ(ピットインで消化)が科せられた[65]。
- ^2 - ラッセルはターン6でハジャーと接触した件の責任を問われ、10秒のタイムペナルティ(ピットインで消化)が科せられた[66]。
- ^3 - ピアストリはリンドブラッドと接触した件の責任を問われ、10秒のタイムペナルティ(レース後の裁定となったため、レースタイムに10秒加算)が科せられた[67]。
- ^4 - ヒュルケンベルグはターン4でベアマンと接触した件の責任を問われ、10秒のタイムペナルティ(ピットインで消化)が科せられた[68]。
- ^5 - コラピントは黄旗が掲示されているセクターを通過した際に規定通りの減速を行わなかったため、10秒のタイムペナルティ(レース後の裁定となったため、レースタイムに10秒加算)とペナルティポイント1点(累積5点)が科せられた[69]。
- ^6 - ペレスはピットレーンでの速度違反により、5秒のタイムペナルティ(ピットインで消化)が科せられた[70]。
- ^7 - ガスリーは黄旗2本(ダブルイエロー)が掲示されている区間を通過した際に規定通りの減速を行わなかったため、ストップ・アンド・ゴー・ペナルティ(レース後の裁定となったため、レースタイムに30秒加算)とペナルティポイント2点(累積2点)が科せられた[71]。
| ドライバー | 周回数 | リードラップ |
|---|---|---|
| シャルル・ルクレール | 27周 | 1-27 |
| アンドレア・キミ・アントネッリ | 16周 | 28-43 |
| マックス・フェルスタッペン | 28周 | 44-71 |
| 出典: [72] | ||
- 太字は最多ラップリーダー
記録
ドライバー
- アンドレア・キミ・アントネッリが自身初のドライバーズチャンピオンを獲得した[56][57]。また、以下の記録も達成した。
- 史上36人目のドライバーズチャンピオン獲得[73]。
- 20歳68日でのチャンピオン獲得は、2010年にセバスチャン・ベッテルが達成した23歳134日の史上最年少記録を3年以上縮めた[74][75]。
- イタリア人ドライバーのチャンピオン獲得は1953年のアルベルト・アスカリ以来73年ぶり4回目(ジュゼッペ・ファリーナとアスカリに次ぐ史上3人目)[76]。
- F1デビュー2年目でのチャンピオン獲得はジャック・ヴィルヌーヴ(1997年)とルイス・ハミルトン(2008年)に次ぐ史上3人目のタイ記録[74][注 8]。
- ルイス・ハミルトンが2023年ハンガリーGP以来3年ぶり105回目、フェラーリ移籍後は初となるポールポジションを獲得した[77]。40代でポールポジションを獲得したのは1994年オーストラリアGPのナイジェル・マンセル(当時41歳96日)以来32年ぶりで、そのマンセルを上回る歴代5位の年長記録(41歳297日)[78][79]。
- セルジオ・ペレスが300戦目の出走(史上7人目)[80][81]。
- 平川亮がF1デビュー戦で初入賞を果たし[56][57][58][82]、史上358人目のポイント獲得者となった[83]。デビュー戦で初入賞を果たしたのは史上71人目[注 9]で、日本人ドライバーによるデビュー戦初入賞は2021年の開幕戦バーレーンGPでデビューした角田裕毅以来2人目[84]。
コンストラクター
エンジン
第19戦終了時点のランキング
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- 注:いずれもトップ5まで掲載。
- 太字は2026年のチャンピオンを示す。
脚注
注釈
- ↑ 初開催の1962年のみ非選手権レースとして開催された。
- ↑ 日本(JST / UTC+9)との時差は-15時間。
- ↑ FP1の起用は4回目だが、第7戦バルセロナ・カタルーニャGPはマシントラブルのため1周も走行できなかったため、走行は3回目となる。
- ↑ ハータはペレスに代わって3回、ボッタスに代わって2回走行。
- ↑ スーパーライセンスの取得には申請前の3年間に少なくとも40点を累積する必要があるが、ハータはアメリカGP終了時点で2023年のインディカー・シリーズの10位(1点)、2024年の同シリーズの2位(30点)、2025年の同シリーズの7位(4点)、そして本年のFP1走行により3点を取得し、累計38点となっていた。これが今回のポイント不足の指摘につながっている(ポイントの配分の詳細についてはスーパーライセンスの項目を参照)。なお、本年はFIA F2選手権に参戦しているが、ポイントを取得できるランキング10位以内に入る可能性は現実的に厳しい状況である。
- ↑ 本年のパワーユニット(PU)コンポーネントの年間上限はICE(エンジン)、TC(ターボチャージャー)、EXH(エキゾースト)が各4基、MGU-K(運動エネルギー回生システム)、PU-CE(PUコントロールエレクトロニクス)、ES(エナジーストア)が各3基、PU-ANC(PU補助コンポーネント)は6基[24][25](B8.2.2項及びB8.2.3項)。
- ↑ 各コンポーネントのいずれか追加のものを初めて使用する場合は10グリッド降格、さらに追加して使用する場合は5グリッド降格のペナルティが科せられる[26][27]( B8.2.8項)。
- ↑ 厳密にはファリーナが1950年に1年目で、ファン・マヌエル・ファンジオが1951年に2年目でチャンピオンを獲得しているが、F1世界選手権が開始したばかりで、全てのドライバーがF1デビューから2年以内となるため除く。
- ↑ 1950年から1960年まで形式的にF1世界選手権の一戦に組み込まれていたインディ500は除く。
- ↑ ホンダは前戦アメリカGPで500戦目の参戦を迎えたが[89]、記録上は当時B・A・Rにエンジンを供給していた2005年アメリカGPで、B・A・Rを含めたミシュランタイヤを履いた全チームがフォーメーションラップのみで走行を取りやめたため出走とはみなされず(インディゲート)、この1戦が差し引かれている[90][91]。
出典
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